家を手放すに至った背景

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私が、家を手放すときに体験したことを4回に分けて紹介しました。いかがでしたでしょうか。
このところ、周囲の方から、家を手放さなくても良かったのではないかと言われることがあります。
私は、今年から本格的に庭で野菜作りをする予定でいました。しかし、昨年の12月に、この家で将来一緒に住む予定でいた方から、違う所で住みたいとの申し出を受けました。これが全ての発端です。父母の体調にも問題が生じ、私は、この春から、ここで一人暮らしをすることになり、その生活を続けることに不安を抱きました。
この家は、庭が広く刈払機を使って行う草刈り作業は2時間程かかります。これを1シーズンに4回程、行わなければなりません。庭木が多いのですが、私には冬囲いを行う技術がありません。また、冬季の除雪は、玄関前を専門業者へ依頼していますが、屋根の一部は自分で雪下ろしを行わなければなりません。今は、まだ、体力がありますが、数年後には草刈りや雪下ろしも依頼しなければならなくなるでしょう。したがって、必要となる費用が年々増加するだろうと考えました。
また、公共交通も不便になり、バスは1時間以上待たなければならなくなったことや、夜間のタクシーは地域に2台しか配車されなくなったことも、ここで住むことへの不安につながりました。
新たにアパートと駐車場を借り、現在、57歳の私が80歳まで生きた場合、1800万円を支払うことになります。他の生活費も必要ですから、年金では賄えないでしょう。これまでに貯蓄をしていたわけでもありませんので、何らかの仕事を始めなければならないと思っています。
ようやく家の整理が終わり、次は、新たな仕事に向けて舵を切ります。老後の生活に向けて準備しなければならない歳を迎えたということですね。

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