家を手放すということ

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これまで住んでいた住宅を手放すことになりました。30年程前に祖父が建てた3階建の住宅です。
もちろん、この間に畳替えや修理などを施していますが、それでも、あちらこちらに、祖父母や父母の思い出が残っています。
私の娘は、ここで生活したことがありません。しかし、何度も訪問し、私の両親に可愛がられ、そのときの娘の思い出が残っています。壁には娘の写真が、所狭しと飾られておりました。
この家に最後に残された私は一人ぼっち。時間が許す限り、思い出に向き合ってきたつもりです。
一つひとつの荷物をこれから生活するアパートへ移す。不要なものは捨てる。ほとんどの作業を一人で行いました。それは、私ができる先祖へのせめてもの供養です。
我が家系は、北海道へ移住して100年程が経過しているようです。たかだか100年。短い歴史です。
本州の場合、もっともっと長い歴史を引き継いでいる家系が多いことと思います。私の先祖は高知県の出身ということだけしか把握できておりません。
私は、娘に、一切のことを引継ぐ考えはありませんので、我が家系の歴史は、私でピリオドとなります。自分の後始末をいかに行うか。これが今の私には大きな課題です。何か妙案をお持ちの方は、アドバイスいただけるとありがたいです。
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