なぜ自分のことが分からなくなるのか。

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コラム
精神科看護師、心理カウンセラーのアジシオです。
とある不思議な出来事が重なり、人間不信に陥りそうになっていましたが、どうにか立ち上がることが出来ました。

カウンセラーとして現場で働いていますが、自分自身を知るために私も定期的にセッションを受けています。

そのセッションの中で、自分に自信がないのか完璧主義だから。
不完全な自分を許せないから。と言う言葉があり、返す言葉がありませんでした。
私自身、カウンセラーとして働いていますが、まだまだだなぁ・・・。と、
成長を望んでいます。

そこで、今日はなぜ《自分のことが分からない》に陥るのかを探っていきたいと思います。


まず一つ目、

『我慢することが当たり前になっているから』

幼少期にやりたいことをさせて貰えなかった経験はありませんか?
チャレンジしたけど、失敗し、恥ずかしいと思ったことはありませんか?そんな些細なことが、自分のことを分からなくしている原因だったりします。

また、やりたいことを誰かに言った時に「そんなの無理」「どうせ出来ない」「やるだけ無駄」などと否定な言葉が返ってきたことはありませんか?
身内や友人、他人からの言葉が胸にグサっと刺さった経験はありませんか?

本当はやりたいことがあるにも関わらず、そんな経験から無意識的に心に蓋をしてしまい、自分自身でもその蓋が開けられなくなっているんです。


二つ目は、
「ネガティブな感情に支配されているから』
人間は誰しもネガティブな感情を持つことがあります。むしろ、生きていたらネガティブな感情になる方が多いような気さえします。

ここで言うネガティブな感情とは、(不安)(心配)(恐怖)(辛い)(恥ずかしい)(悲しい)などの感情を言います

自分を知ると言うことは、そのネガティブな感情も思い出したり、体験したりして向き合っていくことが必要になります。
だからこそ、今以上に傷つきたくないと避けてしまうんです。
でもこれって、知るのが(怖い)ですよね。
逃げることで、ネガティブな感情から抜け出せず、悪循環に陥ってしまいます。

現代は、情報社会で自分が知りたくない情報まで簡単に目にする機会があります。そんな中、ネガティブな感情に支配されると、自分が何者なのか、何が好きなのか、何をやりたいのかが分からなくなります。
もっと深いところまで支配されている人は「今、自分が何を食べたいのか分からない」と言います。

あたなは今、食べたいものが分かりますか?

三つ目は、

『自分軸ではなく、他人軸で生きているから』

これは私もハッとしたことなのですが、自分軸で生きている人と他人軸で生きている人は、大きな違いがあります。

まずは他人軸で生きている人は、みんな共通して《自分が何者なのか分かっていない》と言うことです。
ブログを書いている私もそうでした。
(正直、今もまだ他人軸で生きているかもしれません・・・)

人の目が気になっていたり、空気を読みすぎて疲れてしまったり、彼氏や彼女に尽くしすぎてしまったり。
または、子供に全集中して母親としての自分が自分だと思い込んでいたり。
あなたの人生を生きていると胸を張って言えますか?

他人軸だと「人に嫌われるのが怖い・・・」となり、自分を表現しなくなり、他人に合わせることが多くなってしまいます。

他人に合わせていると、角も立たないので気が楽といえばそうかもしれません。だけど、ここまでブログを読んでくださっている方は、きっとどこかで生き方に違和感を感じているんだと思います。

ここまで読んでくださりありがとうございました。
一緒に自分を見つけて、少し生きやすい人生にしていきませんか?

読んだ感想、思ったこと、なんでもいいのでコメントくださいね。
私の学びにさせて頂きたいと思っています。


では、今日はここまで。



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