北条泰時 三代目って難しい

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大河ドラマ「鎌倉殿の13人」


いよいよ最終盤に向かって動きが激しくなってきてますね。

北条義時の庶長子として、執権を継ぐ三代目 泰時。

存在感見せてますね。

で、北条時政が初代 義時が2代目になります。

この三代目がしっかりしているかどうかで、組織が長く続くか否かが分かれます。

江戸時代の川柳に、「売り家と 唐様で書く 三代目」というのがあります。
道楽にうつつを抜かして、身代を潰した三代目が、きれいな唐様の文字で売り家と書く そこにだけ、素養が発揮されるという皮肉ですね。

そう考えると、室町幕府は足利義満
江戸幕府は 徳川家光

この代で、幕府が基盤を安定化させています。

義時が、汚れ役をして、ライバルを潰していく中で、周囲の恨みを買っていきます。

だからこそ、誰もが認める人格者でなければならなかった義時の後継者としては、泰時で適任だったと思います。

だからこそ、人望を集めたという記述を同じ時代の公家や武家が残してるんですね。

泰時なくして、執権政治の安定なしでした。

さて、この後の大河でどのような存在感を見せるのか、注目です。


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