私がやったゴミ屋敷のお掃除方法

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コラム
ゴミ屋敷化するまで
私は今年の5月すゴミ屋敷に住んでました。
ゴミ屋敷の基準はどこまでが「ゴミ屋敷」と呼ぶのでしょうか?

我が家は天井は見える程度です
とりあえず布団を引く場所はあり寝るところは確保できる程度。
ダイニングテーブルは物で溢れご飯茶碗とお皿二枚くらいとお味噌汁椀を置いてご飯は食べらるくらいのスペース

ダイニングのの椅子には洋服がかけられていて
椅子の上にも物が置かれていて
1人しか座れるスペースしかない感じ
ここまでの話しで大体想像がつくかと思います。

私がすごくズボラでだらしなくてお掃除もできないイメージが湧いてきますか?

ちょっとだけ自分を擁護して言い訳をします。
職場では生理整頓が大好きで
仕事で効率の悪いものはどんどん捨ててしまうので、
逆に捨て過ぎてストップがかかるくらいです。

ゴミ屋敷の話しをするとみんな笑って
「そんなはずはない」とおっしゃって下さいます。
なぜゴミ屋敷になってしまったのかを振り返ってみます。

仕事ばかりで忙しかった
仕事で疲れていた
ストレス発散が買い物だった
散らかっていても死なないと開きなおった

掃除は嫌いではないです。
一つのことが気になり始めると徹底的にやっつけてしまうタイプです。
どちらかと言うと70%なら0か100%のどちらかを選択します。

中途半端が嫌いなので
毎日片付けるにも関わらず片付けが追いつかず
70%くらいの状況になった時に
私の家はゴミ屋敷化していったはずです。

「お金がないと死ぬけど
部屋が散らかっていても死にやしない」

家事には掃除、洗濯、食事の用意
大きく分けて毎日しなくてはいけないものはこの3つだと思います。
子供にご飯を食べさせなくてはいけないので食事の用意はします。
洗濯をしないと着るものが無くなるので毎日洗濯します。

そして掃除です。
毎日夜に帰宅してご飯作り、洗濯、たまにアイロン、
大事な晩酌タイム
掃除の時間を削除しました。

そうしてゴミ屋敷化していきました。
そうやって10年以上過ごしてきたでしょうか。
ふと気づいた時には家の中は物で溢れかえり
足の踏み場もないほどになっていました。

こんな家に誰も帰りたくありません。
くつろげるゆったりした場所なんてどこにもないのです。
でも確かにこの家に引っ越してきたばかりの時には
友達も沢山遊びにきて
笑い声が沢山聞こえました。

「このおうちにいるとなんだかくつろぐ」とみんなから言われてました。
子供もお家が大好きで友達を沢山連れてきていました。
どうしてこんな風になってしまったのでしょう
確かに昔から散らかっても最後にまとめて一気に片づけて
最終結果が綺麗なら大丈夫と言う性質はありました。

ただその限度はとっくに超えてしまって
手の施しようがないほどになっていたのです。



ごみ屋敷のお掃除の決心



ある日私は1本のYouTubeを見ました。
1級建築士さんの家相の話です。
どんなに頑張って働いてもこのごみ屋敷には幸せは来ません!!
気づいてしまったのです。

「幸せが欲しい」と思っても今のままでは何も変わらない。

いつか掃除をしなければいけないのは知っていました。
よく友達にも言っていました。
「明日交通事故で死んだときに、あの家にお客様が来たら私の人格が疑われる」
さあ幸せになるお掃除の開始です!

どこから始める?

家じゅう全部「汚部屋〜おべや」
私は毎日仕事があります。
始めると決めた当日
朝から14時まで仕事でした。

仕事が終わり家に帰って掃除を開始する決心と
「やっぱりあの家をお掃除は無理」と悪魔が囁きました。

仕事が終わり家の近くのサイゼリヤでワインとピザを食べながら
「今日からお掃除って言ったよね」天使が囁きます。

サイゼリヤで心を奮い立たせるため動画を見ました!
自分の心を落とし込みをしなければいけないと思ったのです。

サイゼリヤの紙ナプキンに動画の内容をメモを取りながら動画を見たのです。
そのメモは今でもたまに見直します。

メモの内容
その家に住む理由を書き出す
毎日10分だけ掃除する
トイレに行くのがわくわくするトイレにする
家中で1箇所でも好きな場所を見つける
家に感謝の手紙を書く

この時にサイゼリヤのナプキンに手紙を書きました。

9号棟-512号室さんへ
あなたに出会って何年経つでしょう
昔は人が沢山集まる家でみんなが居心地がいいって言ってたね。
今やごみ屋敷になってしまって、こんな風になってしまってごめんなさい。
子供もいなくなった
あの頃のように朝は窓のカーテンを開けて朝日をお家の中にいれます。

この手紙を書いて少し酔っぱらってましたが
即会計して帰宅してお掃除の日がスタートしました!
まずどこから始めるか・・・


水回りから始める

とにかく水回りは綺麗でなければいけない!
小さなところから・・・トイレ掃除から始めました。

トイレの壁紙を張り替えるまでやったので4日間費やしました。
とにかく私の帰宅は毎日22時です。
そこからお掃除の開始です。
始まったばかりの時には深夜2時まで掃除をしていました。

途中から長期戦になるというのがわかったので
22時から12時までと時間を決めました!

毎日やること!

習慣化すればいいのは禁煙の時に理解していました。
「習慣」なら毎日の掃除は苦痛ではありません。

だんだん床の面が広くなっていくと楽しくなります。
家に戻って「今日はどこを綺麗にする?」


とにかく捨てる!

何も考えずごみ袋にぶっこむ!
選ばない!思い出にふけらない!全部ごみ!
洋服は1年着ていないものは捨てる!
1年使っていていない食器も捨てる!
迷わず捨てる!

毎日、納戸がごみ置き場になっていました。
1時間ごみ捨てで終わる日もありました。
2キロ痩せました!


捨てる前にメルカリチェック

ごみ屋敷からの脱却の見通しが見えてきた頃、
ある日コーヒーカップをごみ袋にいれていました。

昔我が家にお客様が沢山出入りしていたころに
リビングのサイドボードの中にコーヒーカップを沢山入れておきました。
各柄1客づつ購入してお客様に好きなカップを選んでもらって
お茶を出してあげるのが楽しみでした。

一旦ごみ袋にいれたんですが調べてしまったのです。
「ちなみにメルカリでいくら・・・」
大変です!

新品で37.000円で出品している人がいました。
当然私はお友達に使用していたので中古です。
でもちょっとお安く売れるかも・・・
という事で後日メルカリで売ってみました。
23.500円で出品して10分で売れてしまいました。

何も考えずにごみ袋に全部ぶっこんだゴミの中に
私は相当なお宝を捨ててしまいました。
でもこのメルカリのためにいろいろ考えて物を選択すると
ごみ屋敷から脱却できないと思うのです。

提案しておいて無責任なお話でした。

でもこのごみ屋敷掃除でメルカリで6万円位の収益を得られました。


ごみ屋敷から脱却するメリット

我が家が大好きになりました。
お家にいる時間が増えました。
家族と会話するようになりました。
物を探す事がなくなりました。
友達が数年ぶりに遊びに来ました。

毎日気持ちがいいです。
とにかく時間にゆとりがあります。
そして何か自分の人生が良い方向に向いて変化して来ているように感じます。


綺麗を維持

家に戻ってお掃除をする習慣ができました。
物も少なくなったので片づけも簡単です。
10分もあれば水回りのお掃除は終わります。

毎日ちょっとだけお掃除するだけで良いのです。
居心地の悪い場所には何もラッキーは舞い込みません!
まず最初の努力は部屋を綺麗にすることだったという事にもっと早く気づくべきだったと思います。

この記事が誰かの片づけのきっかけになったら嬉しいです。
ここまで読んで頂きありがとうございました。

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