【FPが解説】コロナにかかったら住宅ローンは借りれないと聞いたが本当なのか?

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新型コロナウイルスに感染した場合、住宅ローンが組めないのではないか?とよく質問をいただきます。

この心配は団体信用生命保険に加入できない可能性があるから住宅ローンが組めないのではないか?と心配されての事だと思います。

結論は、新型コロナウイルスに感染しても住宅ローンに関してはほぼ問題はありません。

団体信用生命保険も生命保険なので、過去の病気に関する告知が必要となり、新型コロナウイルスにおいては3か月以内に医者の診断や治療投薬があれば告知をする必要があります。

ここでポイントは”3か月以内に”というところで、そもそも3か月以上前に完治している場合は告知の必要もありません。

仮に3か月以内で告知があったとしても、後遺症などの状況にもよりますが概ね団体信用生命保険で否決になる事はありません。
仮に否決になった場合は完治から3か月経過後(告知なし)までまってから
あらためて住宅ローンを申込してください。

日程的に待てない場合は、他の銀行やそもそも団信加入任意のフラット35へ
申込するのも手です。

私も2021年1月に新型コロナウイルス感染症にり患し、3月に住宅ローン申込の際、団体信用生命保険で感染した旨を告知しました。
結果は問題なく保険引き受け可となりました。

注意点は、団体信用生命保険とは別の任意で加入する疾病保証(がん団信など)については、私は一部の銀行ですが引き受け不可になりました。
がん団信などを検討される場合は可能であれば住宅ローン事前審査の段階で申込し告知をする事をお勧めいたします。

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