家は一生ものではない⑤設計図の完成まで

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コラム
私の考えは以前も述べたように
子どもが小さいうちは一軒家
夫婦だけの生活になったら
一軒家でなくてよい

家を建てる前から
わりと手放すことには
ドライな考え方でした

今のようにネットで検索
という時代でもなかったので
本屋で住宅雑誌を買って
自分で勉強しました

実は一番家の設計を
考えていたのは
職場(学校)でした

学校は定期テストがあり
その監督が当たります
この時がチャンス!

もちろん試験監督なので
生徒の方を見なくては
なりません

面白いもので
教壇から生徒を見ていると
怪しい動きはすぐに
わかります

たとえば
カンニングを企ている生徒は
隣を盗み見る前に
私の存在を探します
先生がどこにいるかを
気にするので
結果として
よく目が合うようになります
そうなると
その子をガン見することになります

しかし
目は忙しくても
頭や手は暇なので
目は生徒の方を見て
頭の中では設計図を
描いているのです…

いざ家を建てると決めたら
周囲の人に家を建てる話をするのは
お勧めしません
持論を展開する人が
口々に違うことを言うからです

建てたばかりの人は
自慢話
年数の経った人は
失敗談

それが親族になると
もっとひどいです
まるで自分が住むかのように
土地を探したり
古いスタイルを押しつけたり
建てること自体に反対したりします

私も周囲にはあまり話さず
自分で住宅メーカーも決めました

将来手放してもいい
とは言え
住宅メーカーも将来手放す前提で話を進めませんし
実際に間取りを考え
設計図ができあがる頃には
手放すことは
もう考えなくなってしまいました


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