ホームページ制作をフリーランスに依頼するメリット・デメリット【注意点も解説】

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IT・テクノロジー
「ホームページを作りたいと思っているんだけど、企業に頼むは少しハードルが高いから、フリーランスの人を探している。でもフリーランスに頼んで本当に大丈夫かな...。」

このような疑問に答えます。

なお、この記事を書いている僕は、フリーランスとして個人事業主様向けにホームページ制作を行なっています。美容室・英会話教室・ダンススクール、放課後支援サービスなど、数々のホームページを個人で作成してきました。

そこで今回は、「フリーランスに依頼するメリット・デメリット」「フリーランスに依頼する際の注意点」を、現役フリーランスの目線から解説していきます。

というわけで、早速見ていきましょう。



フリーランスに依頼するメリット

①価格が安い
②融通が効く
③やり取りがスムーズ

①価格が安い

人件費やオフィスを抱えていないフリーランスには、比較的安価に依頼することができます。

フリーランスにホームページ制作を依頼するときの相場

人によって違うのはもちろん、サイトの規模にもよりますが、基本的には10万円〜30万円くらいが相場です。制作会社に頼むとなれば30万円以上はかかってしまうので、なるべく予算を抑えたい方はフリーランスに依頼することをおすすめします。

②融通が効く

フリーランスは個人でやっていることもあって、細かい修正や変更の融通が効きやすいです。

企業に依頼する場合は一旦上司に確認して、さらにその上に確認して、再度見積もりを細かく取って、みたいな感じで、1つの依頼に対して時間と手間がかかるケースが多いです。


③やり取りがスムーズ

優秀なフリーランスの大半は即レスを徹底しているので、コミュニケーションも円滑に進めることができます。

また、企業と違って「別の担当者に引き継ぎ」という心配も必要ありません。

フリーランスに依頼するデメリット


①クオリティが低い可能性がある
②サポート体制に不安がある
③納期遅延や納品できないリスクがある

①クオリティが低い可能性がある

フリーランスに頼む一番の懸念点は、これですよね。
人によってスキルにバラつきがあるので、事前によく確認しておく必要があります。

過去の制作実績などを見て、「自分が求めるクオリティのサイトが作れるのか」をしっかり見て判断しましょう。


②サポート体制に不安がある

ホームページを作るとなると、

「サーバードメインの管理」「公開後の運用保守」「アクセス数などの分析」
などなど、「作るだけ作ってあとは放置」ってされたら、Webの知識がない人は困りますよね。そうなると「修正や変更がしたくても出来ない」みたいな状況になりかねません。

ですので、どこまでサポートしてくれるのかを事前に確認してから、依頼するようにしましょう。


③納期遅延や納品できないリスクがある

「ケガや病気になったときに代わりがいなくなる」というのも懸念点の一つです。

もしそうなった場合、途中で作業が中断したり、中止になってしまう可能性もゼロじゃありません。

また、無責任なフリーランスも中には存在するので、「途中で連絡が取れなくなる」というケースもわりと少なくないです。



ホームページ作成をフリーランスに依頼するときの注意点

では、先ほど解説したデメリットを踏まえ、フリーランスに依頼するときの注意点を解説します。
結論から言いますと、次の5つです。

①過去の実績を確認すること
②SNSを確認すること
③サイト公開後のサポート内容を確認すること
④何となく丸投げしないこと
⑤目的とマッチするかを考えること

①過去の実績を確認すること

「これは一番確認しておくべきこと」と言っても過言ではありません。
この人信頼できるかの判断は、過去の制作実績を見れば大体分かります。制作実績を見て、「明らかにデザインがおかしい」「PCは大丈夫だけどスマホだとぐちゃぐちゃ」みたいな事もあるので、必ず確認するようにしてください。

また、実績が一つもない人に頼むのも、正直リスクが高すぎるのでおすすめしません。

②SNSを確認すること

その人の人柄を把握するために一番最適なのが、SNSです。
特に文章メインの「Twitter」は、人柄がモロに現れます。主に見るべきポイントは、次の3つです。

・批判や愚痴を言っていないか
・継続的に発信ができているか
・仕事に対する真面目さが見えるか

あとはその人との相性も重要かと思いますので、「発信内容に共感できるか」もチェックしておきましょう。

③サイト公開後のサポート内容を確認すること

「どこまで対応してくれるのか」を事前に把握しておくことも大切です。

・修正や変更があった場合はどうするのか
・サーバー、ドメインの更新はどうするのか
・アクセス数などの確認はどうするのか

この辺りは、最初の打ち合わせ時に聞いておくことをおすすめします。

④何となく丸投げしないこと

ホームページを通じて伝えたい情報をより正確に伝えるためにも、丸投げはおすすめしません。
最大限満足いくホームページを作るには、丸投げするのではなく「一緒に作っていく」という意識が必要です。文章から何から何まで丸投げすると、大抵上手くいかないので注意しましょう。


⑤目的とマッチするかを考えること

「なぜホームページを作るのか」という部分をまずは明確にする必要があります。

・集客して売上UPにつなげたい
・新たな人材獲得につなげたい
・情報をきれいにまとめて名刺代わりに使いたい
などなど、ホームページを作る目的は人それぞれなので、事前にしっかり伝えるようにしましょう。

逆に言うと、目的を把握せずに制作を進めるフリーランスには、依頼しない方が安全かと思います。

まとめ


今回解説した通り、フリーランスにホームページ作成を依頼するのは、安価で依頼できるなどの「メリット」もあり、信頼性が低いという「デメリット」もあります。これらをしっかり把握した上で、自分の目的に合ったフリーランスを選んでください。

上記で解説した「5つの注意点」をしっかり守っていただければ、ある程度のリスクは抑えられるかと思いますので、ぜひ依頼前にもう一度目を通すようにしましょう。

最後に少し宣伝にはなりますが、僕自身もホームページ制作の依頼を承っておりますので、お気軽にご相談ください。

というわけで、今回は以上です。
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