中学受験と高校受験の違い!

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学び
私立中学中退した高校生が語る!!!!
これから中学受験・高校受験を控えている親御さん必見!!!
どちらも経験した私だから言える5つのこと!!

①中学受験と高校受験の感覚の違い

②中学受験・高校受験どっち向き?

③中学受験・高校受験のメリット・デメリット

絶対にお子さんに言ってはいけないこと~勉強編~

⑤これから受験を控えるお子さんにしたほうが良いこと



①中学受験と高校受験の感覚の違い

高校受験のほうが、勉強量は多かったのに
中学受験のほうが高校受験よりも大変だった気がします。
それはなぜか、親の意見が圧倒的に強いから。

どういうことかと申しますと
「〇△中学に行きなさい」とか「最低でも□□中学よ」などと親のほうが物凄くお子さんに対して期待を寄せてしまって受験する本人(私)はあまり熱意が入らずに渋々やっていたから。

それに対して高校受験のほうは、自分なりの考えや意見があったりすることのほうが多いので、その分自ら進んで勉強することのほうが多くなります。
なので、感覚としては、高校受験が終わった後は(第一志望校には落ちましたが)やり切った感が中学受験よりも多く味わえました。

さらに、中学受験からの一貫生徒よりも高校受験からの生徒さんの方が大人っぽいように感じました。

②中学受験・高校受験どっち向き?

中学受験をする際に関しての5つ質問をさせてもらいます。
「はい」か「いいえ」でお考え下さい。
ちなみに「はい」のほうがいくつあるのか数えてみてください。
(お子さんと一緒に考えてもらってもいいと思います)


1,お子さんは勉強が好きですか?

2,新しい中学に友達がいなくても、やっていけると思いますか?

3,滑り止めの学校は受けますか?

4,英語は好きですか?(もしくは英語が好きになれそうですか?)

5,大学受験まで視野を入れてますか?


「はい」の方が多かったならば、中学受験に向いていると思います。
ですが、「いいえ」の方が多かったからと言って、落ち込むことや諦めてはいけません。あくまで一つの指標なので、あまり落胆することはないです!


(参考までに、どうしてそんな質問をしたのか)
(飛ばして頂いても構いません)

①に関しては、勉強に意欲が無いまま勉強したところで、子供は勉強が嫌いになってしまいます。無理やり勉強させるのでは無く、上手く乗せて勉強好きにしちゃいましょう!【その方法についてはこれから解説します】

②に関しては、折角、努力して私立(国立)中学に行ったところで新たな環境に適応できる力が無いと、結局、みんなのいる公立中学に行ってしまって、中学受験の意味が薄れてしまいます。(私は中3の時に辞めちゃいましたが)

③の関しては、「第一志望校」や「合格率のあまり高くない学校だけ」しか受けないと、すべて落ちてしまったときに地元の公立中学に進んで中学受験のことをいじられてしまい「いじめ」の原因に繋がりかねないからです。
「そんなことある?」「考えすぎじゃない?」って思うかもしれませんが、私の知り合いに実際に、被害にあっている人がいました。

④に関しては、「なぜ英語?」と思った人もいるかと思います。
それは、公立中学に比べて「英語の進みが物凄く早いから」です。
下手すると、ずっとついていけなくなる可能性があります。
(脅しではないですよ!)
なので、早いうちから「英語に触れさせておく」っていうのも重要です。
(ただし、①のところで述べたように無理やりやらせて、英語が嫌いになってしまっては本末転倒です。どうすればよいのか解説しますので、そのまま、お読みください)

⑤に関しては、大学受験まで視野に入れていると中学受験からの方が圧倒的に強いからです。(詳しくは、中学受験・高校受験のメリット・デメリットでお話します)

③中学受験・高校受験のメリット・デメリット
(自分が感じたことです)

【中学受験のメリット】
・色々な先生に名前を覚えてもらえる。
 →質問などが、すぐにできる。(なんなら高校生になっても)
・6年間を計画的に過ごせる。(私は急遽、高校受験をしましたが)
・受験後の親の達成感が物凄いそうです

【中学受験のデメリット】
・一番の遊び時である小学生の時に全く遊べない
・小学校で割と差別される
・入学してからも勉強量が圧倒的に多くて自分の好きなことができない


【高校受験のメリット】
・親があまり干渉的では無くなるので、行きたい高校を選びやすくなる
・学校内でも受験する人が多いので、周りから刺激を受けて頑張れる
・受験後の達成感が半端ないくらいある
・中学受験よりも偏差値の伸び具合が高くやる気が出る

【高校受験のデメリット】
・人気の高校の倍率が物凄く高いときがある(私のときは12倍でした)
・勉強が嫌いな人にとっては苦痛


私は圧倒的に、高校受験のほうが子供の気持ちを考えるならお勧めします。
親の負担も大してなく、勉強を強制的にやらずとも勝手にやるから、中学受験の時よりも、かなり楽と言っていました。
ですが、中学受験を否定するつもりはありません。
なんなら中学受験で6年間過ごした方が大学受験には有利です。
私、一個人としての中学受験・高校受験を比べた時の感想を述べているだけであって、中学受験・高校受験は、子供のこれからの人生に大きく関わってくるということを忘れないでほしいです。
中学受験・高校受験について少し厳しい言い方をさせていただきますが、「親が頑張ってもどうにもならないと思います。」なぜなら実際に受験するのは子供です。無理やり勉強させても、「勉強が嫌いになる」というよりか、「親が嫌われます」。親が嫌われてしまう人の多くが、この言葉などを使ってしまっています。

④絶対にお子さんに言ってはいけないこと~勉強編~

・もっと頑張りなさい
子供の気持ち:いつも頑張ってるんですけど

・ちゃんと勉強しなさい
子供の気持ち:ちゃんとって何?しかも勉強してるし

・〇〇さんに比べて、あなたは~
子供の気持ち:勝手に比べるな。〇〇は○○であって、私は私だし。

・学校(塾)どうだった?
子供の気持ち:いや、いつもと同じなんですけど

・あなたのためだと思っているのよ
子供の気持ち:私は、そうは思いません。


などなど、これらは共通して「具体性に欠けている」と思います。
他にも、割と高圧的に聞こえてしまいます。
こういう質問をどのように変えていけばいいのか


・もっと頑張りなさい一緒に一日〇時間、勉強しようね

親との協力は子供にとってとても嬉しいものです♪
特に私は、親と一緒に何かした経験が少なく、何かを一緒にやってくれる親はとても羨ましく思えました。

・ちゃんと勉強しなさい⇒お母さん(お父さん)は、ここの単元が分からなくて、めちゃめちゃ苦労したんだよね。

子供は、このフレーズを言われると「お母さん(お父さん)が大変って言ってたし頑張ろ!」と思えます。
実際に私は「高校数学から、いきなり分からなくなるよ」と言われてしまい、先取りで勉強して、中3の時に数検準2級を取得しました。いまでは、親の作戦かなって思ったりします。

・○○さんに比べて、あなたは~⇒昔は、たくさん苦労してたのに、今は、ここまで出来るようになったんだね

人と比べられると、「自分の個性を否定されたように感じてしまいます
なので、昔の子供自身と今の子供自身を比べることで、とても前向きに受け止めることができます。

・学校(塾)どうだった?⇒学校(塾)の○○は、どうだった?

これは、「会社どうだった?」と聞かれることと同じです。
「なんともないけど」という感じになってしまうと思います。
なので、具体的に質問してあげることで、子供はストレス無く答えられます。

・あなたのためだと思っているのよ⇒お母さん(お父さん)のために頑張って

私自身も高校生なので、少しキツイ言い方をしますが、「私のためではなくて、あなたのエゴでしょ」って思います。
なので、もう「お母さん(お父さん)のために頑張って」と言われる方が、実際に頑張れます。子供に対して高圧的になるのではなくて、お母さん(お父さん)がお願いするような形をとると、意外と素直に聞いてくれますよ。

では逆に、子供に対して何をすればいいのか?って思いますよね。

⑤これから受験を控えるお子さんにしたほうが良いこと

・朝は、めちゃめちゃ機嫌よく起こす

これは、実際に私が機嫌よく起こされると、その日一日が凄く好調になりました。感情には共鳴性があり、親がテンション高めだと自然と子供のテンションが上がって、テストの時など割と良い結果を残せると思います。

・「頑張ってるね」と一声かける

これは、仮にお子さんが「頑張っていないな」と思っていても声をかけてみてください。私は自分自身でも頑張ってないなって思っている時でも親に「頑張ってるね」と言われただけで、ホントに頑張るようになりました。

・ネガティブな時にポジティブな言葉を言わない

これは、自分の成績が最近悪いときを考えてみてください。「はあ、全然成績が伸びない」って時に、「元気出して」って言われたら、少しムカつきませんか?「なんなんだよ」ってなってしまうことの方が多いのではないかと思います。ネガティブな時には、敢えて「ネガティブな言葉を言ってみてほしいです。」この場合で、いきますと「はあ、全然成績が伸びない」って時に、「そうだね、成績あまり伸びてないね」と一回ネガティブ感情を、さらに落としてください。その後に「○○したらいいんじゃない?」と解決策を言ってあげると、意外にも素直に聞いてくれると思いますよ♪

・普段、家では、勉強の話とは全く関係のない話をする

これは、めちゃめちゃ重要です。普段から、焦って勉強していたり、これからの受験を心配しているお子さんに対して、家で勉強の話ばかりされるのは、「子供の居場所を無くさせている。」家でも、勉強の話をされて、学校(塾)でも、勉強の話。もう、これは精神的に相当きついのではないかと思います。
自分自身に置き換えると簡単で、会社でも仕事をして、家に帰っても仕事の話。とても嫌じゃありませんか?家くらいは、身体的にも「精神的にも」休ませてあげてください。あるあるなのが、「昨日、休んだでしょ。学校に早く行きなさい」このフレーズ確かに間違いではないんです。ただ、それは「身体的な休息」だけじゃありませんか?「精神的な休息」を与えていますか?よく考えてみてほしいです。

・褒める

これ、当たり前のようなんですが、「意外と、やっていないんです。」どうして褒めてあげられないのでしょうか。あ、失礼。どうして褒めないのでしょうか?理由は簡単で、自分の子供に対する理想が高すぎるから。ではないですか?先ほど、お話ししました「○○中学(高校)に行きなさい」というのも一種の理想と言えます。本当は、そこまでの学力は無いとして、やってしまいがちなのが「怒る」ということです。余計に勉強をやらなくなりますよ。そういった時には、逆に「褒めてあげる」ことで、子供もモチベーションアップになって、勉強をするようになると思うんです。ぜひ、もう一度「褒めてあげてるかな」と振り返ってみてください。

私自身、勉強は苦手で教えることは出来ませんが
中学受験・高校受験に関して質問やもっと聞きたいことがあれば
お好きな時に、個別で聞いてみてください。











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