活性酸素とファイトケミカルついて知ろう!

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活性酸素とは?

身体を酸化させ、病気やがんの原因になる。呼吸で取り込んだ酸素の2%が活性酸素になると言われています。

でも活性酸素もいい仕事をしているってご存知ですか?悪者にされがちの活性酸素ですが、ウイルスや細菌、カビを防いでくれる役割もしているそうです。驚きですね。なんでも決して善と悪にきっぱり分けることなんでできないんだなと思います。

SOD酵素について

活性酸素が増えすぎると、中和してくれる酵素が身体には備わっています。それがSOD(スーパーオキサイドディスムターゼ)です。活性酸素が増えすぎると、中和してくれる働きがあります。ただ40歳を過ぎた頃からSOD酵素は急激に低下します。また、過食や食生活によっても低下すると言われています。また、今の食生活や生活習慣は活性酸素が増えやすい状況にあると言えます。

糖分が多いものを頻繁に食べて血糖が乱高下すると、活性酸素が増えます。ストレスを溜めやすい環境にいる方も活性酸素が増えます。SOD酵素が働いてくれても、それ以上に活性酸素が多い状況であると考えた方がいいでしょう。そうなると、食事からSODをサポートしていくことが大事ですね。

ファイトケミカルで抗酸化作用を高めよう

ファイトケミカルまたはフィトケミカルは聞いたことありますか?ファイトケミカルとは、植物が紫外線や害虫、有害物質から身を守るために作り出した色素、香り、アク、辛味成分です。野菜、果物、豆類、海藻などに含まれています。自分の身を守るために作り出したものが、人間をも守ってくれるって、やっぱり自然ってすごいなあって思います。ファイトケミカルは大きく5つに分類されます。

①ポリフェノール
・アントシアニン(赤ワイン、ブルーベリー、赤シソ、ナス)・イソフラボン(大豆)
・カテキン(緑茶、紅茶)
・プロシアニジン(りんご)
②含硫化合物
・スルフォラファン(ブロッコリー、キャベツ)
・イソチオアネート(大根、わさび、からし菜)
・アリシン(にんにく、玉ねぎ、ネギ、ニラ)
③カロテノイド
・βカロテン(にんじん、かぼちゃ)
・リコピン(トマト、スイカ、あんず)
・アスタキサンチン(鮭)
④多糖類
・イヌリン(キクイモ、ごぼう、玉ねぎ)
・βグルカン(キノコ類)
・フコイダン(海藻類)
⑤テルペン類
・リモネン(柑橘類)
・メントール(ハッカ)

また、これらの他にも一緒にビタミンC,E,を摂ることで抗酸化力を高めることができます。ビタミンB群も積極的に摂ることで相乗効果をもたらします。

ルイボスティってやっぱすごいんだ!

SOD酵素を含む食材があるそうです。それが、
・アシタバ
・ルイボス
僕もルイボスティを知らずに飲んでいましたが、抗酸化力を高めて活性酸素を中和するためには効果があったのだと知りました。アシタバについては知らなかったのですが、日本では古くから栽培されているようで、青汁に入っていることも多いです。スーパーではあまり見かけませんね。天ぷらやおひたし、和物などで食べることができるようです。

いかがだったでしょうか?私たちの日頃の生活で活性酸素を多量に増やしているということ。そして身体にはちゃんとそれを中和、減少させてくれるシステムが備わっているということ。知ることで、常に頑張っている身体をサポートしてあげましょう。知らず知らずのうちに一生懸命私たちの体は活性酸素が増え過ぎないように処理してくれていたんですよね。SODやファイトケミカルを意識的に取り入れて、健康的な生活を送りましょう。
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