~キャリコン試験~ JCDA・キャリ協どちらで受験する?

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ライフ&キャリアサポーター◎アツシです。
久しぶりのブログ投稿になります。

次回試験に向けて養成講座も修了するタイミングに入ってきます。

修了後に試験の申し込みを行うことになるのですが
キャリコン試験特有の…
「JCDAとキャリ協…どっちで受ければ良いの?」
この悩みを抱えられる方が結構いらっしゃいます。

キャリコン試験は
JCDAとキャリアコンサルティング協議会(キャリ協)の
2団体で実施しており
どちらを受けても資格を取得することができますが…
これが悩みの種になるところもありまして
どちらで受けた方が良いかでご相談を受けることもあります。

今日はどちらの団体で受けるか悩まれている方へ
判断できるようなヒントをお伝えいたします。

それでは、両団体の実技試験で異なるポイントと
私がお勧めしたい判断基準をズバリ書きます。
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▷両団体で実技試験が異なるポイント
・面接試験自体は信頼関係の構築と傾聴が基本
 両団体で大きな差は無いと考えてOK
・口頭試問での質問内容が異なる

▷お勧めしたい判断基準
・論述試験で解答し易い方を選択すること
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それでは一つ一つ解説していきます。

・面接試験自体は信頼関係の構築と傾聴が基本
 両団体で大きな差は無いと考えてOK
両団体では面接試験で重視することが異なります。

JCDA:「主訴・問題の把握」「具体的展開」「傾聴」
キャリ協:「態度」「展開」「自己評価」

なんですが…最終的にいきつくところは
「信頼関係を構築して相談者の話を傾聴すること」
に変わりはありません。

私がロープレサービスを行うとき
試験団体が異なるからといっても
重視することは変わらないです。

信頼関係を構築が出来ているか?
傾聴はできているか?
ここをロープレで見て重点的にフィードバックをします。
両団体の重点項目の差を意識しなかったとしても
合格する方は合格しています。

このことからも重視している項目の差は
あくまでもご参考までに捉えて頂ければ良いレベルであることを
お伝えさせて頂ければと思います。

・口頭試問での質問内容が異なる
面接試験では15分間の面接ロープレ後に口頭試問があります。
この口頭試問で質問されることが両団体で異なります。

JCDA:
JCDAでは口頭試問で質問される内容が一定ではありません。
代表的な質問として
・面談で良かった点、悪かった点
・主訴は?
・CLの今の状況は?どのような気持ちでいるか?
・今後CLをどのように支援するか?
などがあり、面談に関してランダムに質問をされます。
変わらないのが
・最後に資格をどう活かすか?
を聞かれて終了となります。

キャリ協:
最近のキャリ協は、ほぼこの3問になります。
・面談で出来たこと
・出来なかったこと
・今後どのように面接を進めるか
直近の試験でもこの傾向に変化は無いようです。

両団体で口頭試問の質問内容に差がありますので
この点も考慮して受験団体を決めても良いかなと考えます。

▷お勧めしたい判断基準
・論述試験で解答し易い方を選択すること
何よりも重視したい判断基準は「論述」です。

論述試験も実技試験の配点で150点中50点を占めております。
この論述が両団体で異なっているので
解答し易い方を選ぶことが、受験団体を決定する上でも
重要な要素にしてよいかと考えてます。

因みには私はキャリ協を受験したのですが
決定した理由は論述試験の回答がし難いと感じたからです。
特に
・逐語録の文字量が多いこと
・指定語句を使った解答が合わないこと
があり、ほぼ迷わず受験団体を決定しました。

尚、JCDAの方が解答し易い方ももちろんいらっしゃると思います。
その場合はJCDAを選ばれて良いかと思います。

何よりも実技試験で1/3の配点を持っている論述試験は
試験を合格する上で重要な要素になりますので
受験団体を決定する際には論述試験のことを
考慮して頂くことをお勧めします!

いかがでしょうか。

受験団体をどちらにするか
悩んだときの参考になりましたら幸いです!

因みに2回目以降で受験される方は
可能な限り同じ団体で受験されることをお勧めします。
これは経験がアドバンテージになることが理由です。
どうしても合わないと思ったときのみに
受験団体を変えるくらいで良いと考えます!

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最後まで読んで頂きありがとうございました!
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