「編集力があるのに案件が取れない」動画編集者に共通するたった一つの特徴

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写真・動画
テレビの字幕が嫌いだ。
カラフルが嫌いだ。
エフェクトが嫌いだ。

こんな感情を持つ僕は今、動画編集者として独立している。

6年間動画編集を続けていて感じるのは、
本当に上手い字幕は「上手い」と思わせないということだ。

「この字幕スゴイ」と思う動画があれば、
それは字幕の方が内容より目立っている証拠だ。

動画編集者は、それではいけない。
本当に上手い字幕は、字幕があると気付かせず、動画に馴染みこませる。

では、テレビやTikTokの字幕がなぜあんなにも煌びやかでカラフルなのか。
それは、”離脱させないため”、これに尽きる。

視聴者を飽きさせないために行う究極の手段が、あの形なのである。

私は「これが良くない」とは言っていない。「好きではない」のだ。
テロップが出ると、人はテロップを見た上で発言を考える。

しかし本来、人が話している時、現実世界にテロップなど出ていない。

つまり、発言の中の大事な部分は人それぞれ違うのだ。

それを「ここが大事」「ここが大事」と繋げていくのは、
どこが面白いかを感じる自由を奪い、動画の良さを消す行為に他ならない。

これを読んでいる動画編集者を目指す君に言いたいのは、
派手な字幕を覚えなくても仕事は取れるということだ。

動画編集案件の提案で一番大事なのは
「動画の良さを一番に引き出せるのはこの人だ」と思わせることだ。

具体的に言うと「ポートフォリオを見てくれ!こんなにすごい編集ができるぞ!」ではないけない。

「本当に良い物を作りたいので、まずは1時間ヒアリングさせてください」
この姿勢で行くべきだ。

別に1時間のヒアリングは、結果的にしなくてもいい。

というより「いやいや、そんな必要ないよ💦」と相手が言ってくる方が多いだろう。

ただ「この人は、求めてくれるものを作ってくれる」と思わせることが何よりも大事だと伝えたい。

編集側から発注側になった僕の一意見として、ココナラ民の方にも伝えたく、
書かせて頂いた。

私が選んだ人は皆、応募文からその姿勢が伝わってくる。
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