SEOの本質を理解する
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Webサイトを運営するにあたり、SEOを理解する事は非常に重要な要素です。その為には、サイトを見直す際に重要な指標となる「Google の企業理念」を知る事が一番有効と思われます。今回は「Googleが掲げる１０の事実」を解説します。わかりやすく言うとGoogle社が常に意識している心掛けのようなものです。以下、個人的な見解も踏まえ「Googleが掲げる10の事実」をご紹介します。
以下、引用元「Googleが掲げる１０の事実」より
1. ユーザーに焦点を絞れば、他のものはみな後からついてくる。
⇒「ユーザーを第一に考える」という事を最も重要視すべき理念としているということです。広告は広告として明記し、関連性の高い情報を邪魔にならない形で提示すること。新しいアプリやツール開発に至っては、ユーザーとって常に完成度の高いデザインを目指しているということ。私たちもサイトやコンテンツを作る上で、ユーザーの課題解決の道筋を考えて作り上げることが重要と言えます。
2. 1 つのことをとことん極めてうまくやるのが一番。
⇒Googleは検索に関して徹底的に研究し、検索技術を活用しユーザーの生活に貢献するために「Google MAP」や「YouTube」などのサービスをユーザーの為に改善をし続けているという。
3. 遅いより速いほうがいい。
⇒Webの反応速度、表示速度を重要視しているということです。Google社はユーザーの時間を無駄にしないよう検索結果を早く表示させるために日々改善を続けていると言います。
4. ウェブ上の民主主義は機能する。
⇒Google社はページ間のリンクを「投票」と解釈し、サイトが他のページから最高の情報源として投票されているかを分析するといいます。ユーザーがシェアするコンテンツに対して最大の評価をするということ。他サイトから「被リンク」が付くというサイトはユーザーから信頼されているという分析をするという。このことから「被リンク」の獲得はSEOにとって非常に重要な項目と言えます。
5. 情報を探したくなるのはパソコンの前にいるときだけではない。
⇒Google社はスマートフォンの普及に伴い、スマホユーザーに分かりやすいサイトを上位表示させることを発表しています。無料のオープンソースモバイルプラットフォームであるAndroidは、さらに画期的な革新をモバイルユーザーに提供したいと考えていると言います。モバイルフレンドリーなサイト作りを心掛けることが有効と言えます。
6. 悪事を働かなくてもお金は稼げる。
⇒Google社はWebサイトに有料広告を掲載することで収益を得ている営利企業です。しかし、検索結果のページと関連性のない広告の掲載を認めていません。広告はユーザーが必要としている情報と関連性がある場合にのみ役立つと考えています。又、検索結果のランクに手を加えてサイトの順位を操作するようなことは絶対にあり得ません。「検索の上位表示をお金で買う事は出来ません」と明言しています。
7. 世の中にはまだまだ情報があふれている。
⇒世界中に新しい情報が出続けています。既にある情報が最新とは限らないということです。常に更新し、最新の正しい情報をユーザーに提供し続けていくとしています。
8. 情報のニーズはすべての国境を越える。
⇒情報を得るのに国境は関係ない。母国語だけではなく、全世界のユーザーのすべての言語に対応しアクセスを提供するとしています。
9. スーツがなくても真剣に仕事はできる。
⇒スーツや髪型など外見と能力や成果と何の因果関係がないということ。更にGoogle社としてチームでの目標達成や社員一人一人に対して誇りを持っているということ。社員を厚く信頼していると言っています。
10. 「すばらしい」では足りない。
⇒現状に満足することなく、技術革新を繰り返し、機能性の高いサービスをユーザーの期待を上回る開発をし、提供し続けていくとしています。
【「被リンク」についてはこちら】
最後までご覧いただきありがとうございます。
「Googleが掲げる10の事実」は、Google社が常にユーザー目線で、「ユーザーにとって何が有益な情報なのか」を追及し続けているという事実です。それを理解する事で、私たちもユーザーにとって有益なコンテンツやサイトを作る上で参考になると思います。Webサイトの更新や運用のお役に立てば幸いです。
