光と闇

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 最近,「純粋で優しい心を持つ少年が心を病み,10年ぐらい家に引きこもって社会に毒を吐くようになってしまった」という登場人物が出てくるドラマを見た。
 私は自分が病んでから,こういうドラマや映画を見るとすごく共感できるようになった。これまでの私だったら,犯罪者に同情したことなどなかったが,同情できる・・・部分がある。社会に恨みを持つまでの流れが何となく理解できる。感情の流れが。(もちろん,人によって育ち方や生まれ持った個性はそれぞれ違うから,100パーセント理解できるなんてことはない。というか,誰かのことを全て理解できることなんて今後一生ないだろう。)

 映画のジョーカーも良い例なんじゃないだろうか。彼も最初は,というか,本質は心優しい人間だった。でも,社会が彼をジョーカーという悪人にした。と言っても過言ではないと思っている。

 でも,間違っていることは,人を傷つけていること。これは,絶対にしてはいけない。これまで傷ついてきた人間なら既に知っているはずだ。心ない言葉や言動にどれだけ心が痛むのかを。負の連鎖はまた次の負の連鎖を生んでしまう。だから,自分のところで断ち切らなければならない。ところが,これが大変なんだ。強さが必要だから。人としての本当の強さが。

 ・・・あなたは,断ち切れますか?この世に続いている負の連鎖を。
 (多分,コツは自分を愛してあげること。ここだと思う。)

 そして,闇を経験してきた人間だからこそ感じることのできる光がある。日常の小さな幸せや,ちょっとした心遣いが本当にありがたい。そして,支えてくれる人たちが自分の周りにいること。(・・・実は,私はまだ光の部分をあまり経験していないなって感じる。だから,正直言うと,光って何だろう?ってこの記事を書きながら考えている。何となく見えているが。光の道を歩む人生の方向性。)

 とりあえず今できることは,毎日笑って生きること。一日の中でできるだけ多く笑う。それと,自分を甘やかすこと。かな!

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