売り上げを上げる為に 第6回

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ビジネス・マーケティング
1.日々の仕事

朝、出勤すると早急にやらなくてはならない仕事が止めどなく降ってきます。この重要ではないのに緊急性のある仕事を退治していると、いつの間にか日は落ち、今日も本来やるべき仕事まで辿りつかいないという悪循環に陥ります。どうしたら自分の本来の仕事ができるのでしょうか。社長として本来の仕事である会社の利益を増やすための戦略的な仕組み作りを行いたいです。

多くの儲かっていない企業の社長さんはこのような状態であることが推測できます。なぜ、儲からないのか。それは儲かる戦略が立てられず、もうでも良い仕事に忙殺されてしまうからです。

2.仕組みを作ることの意味

プログラマー、アプリを開発する人、それを提供する会社の需要は飛躍的に伸びています。この開発する人達、いわゆるプログラマーは昼も夜も作業を行い、いわゆるブラック企業で働いているなんていう人もいるくらいです。なぜ、これほどプログラマーは重宝されるのか。その理由はシンプルです。
システムはそれを一度導入してしまいえば、効率良く、長く仕事を行うことができます。つまり、儲かる仕組みをシステムを通じて提供してくれるからです。

それがアプリであれば、そのアプリを購入することで大幅に人員の削減ができる事につながります。今まで人がやっていたことをアプリが代わりにこなしてくれるからです。つまり経営者にとっては救世主です。会社において最大の費用は人件費であり、この人件費を削減することは会社の利益UPに直結するからです。

最初の話題に戻ります。私たち経営者の仕事は仕組みを作ること。パートさんでもその日に入った経験のない人でも、あるいは無人でも業務が回る仕組みを考えて構築することができれば、会社の利益UPに大きく貢献できるからです。

3.優先事項から始める

会社の仕組みを作り直す、改善するとした場合、どこから手をつけたら良いのか。差し当たり一番無駄が多い部署か、あるいは利益に直結するような営業部です。その仕事の仕組みを見直し、営業部自体の成約率を飛躍的に上げることができれば会社の利益を伸ばすことができます。では仕組みとはどのようなものでしょうか。

ラーメン屋さんで例えるとした場合、お客さんが来店した時のイメージをしてみます。お客さんは誰も何も言わずに入り口の近くにある券売機で食べたいものを購入し、カウンターにいる店員にそれを渡します。そして、自ら水をコップに入れ、席に座り、ラーメンを待ちます。食べ終わると自分で返却口に食器を運び、自分の食べたテーブルを布巾で拭きます。この流れ作業のような行動は日本人であればほとんどの人ができることです。しかし、これは誰かが教えたのでしょうか?あるいは、ルールがあるのでしょうか?それはともかくとして、仕組みとしては極めてすごいことです。なぜなら、お客さんがお金を払い、自分で自分の席を探し、飲み物を準備して、自分で片付けて帰ることは、運営側は人件費を大幅に減らすことができます。これこそが仕組みです。

4.会社における仕組みを考える。

ではこのような仕組みを自社の中に作り込み、誰でも効率よくある業務ができるように、スタッフが迷わないようにする為にはどうすれば良いのか。答えはマニュアルを作ることです。最初はチェックリストでも良いと思います。大幅な無駄の改善と作業効率をアップさせることができます。

5.営業が上手な営業マンの真似をする。

効率よく成功率を上げるのは、成功している人のノウハウを自分の方法の中に取り込むことが早いです。それを分析して、自社なりの方法にアレンジしてマニュアルを作成していくことで、できるだけ考えずに仕事を行うことができます。仕事には創造する(クリエイティブ)仕事と行動する(アクション)仕事があります。できるだけ皆がアクションの方に注力して、クリエイティブの仕事の量を減らすことでより効率よく成功できるという考え方です。

真似ることは悪という考え方があります。しかし、オリジナルを生み出す前に、基本を身につけないと本当の技術としては未完成になります。特に経験が浅い、成功から遠ざかっている人ほど、基本に立ち返ることが肝心です。下手なプライドは捨て成功している人の技術を取り入れることが大切です。

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