Monacaさんのこと その３

そんなMonacaさんでしたが、1日ごとに我が家の環境に慣れたのかゲージの中からソワソワとし始め、徐々に動き回るようになりました。私をはじめ家族は彼女の行動ひとつひとつが全て新鮮で、しばらくは毎日のようにリビングに集まっては彼女の行動を観察していました。今思うとMonacaさんかなりストレス感じてたのではないでしょうか。

うんちがほとんど出ていないことに気づいたのはMonacaさんが我が家に来て2、3日してからでした。うさぎを飼っている方はよくご存知のことですが、うさぎは1日でもうんちが出ないとそれはとてもよろしくないことなのです。Monacaさんも何だか元気がありません。

どうにかしてご飯を食べないものか？

行き着いたのはちょっとお高い牧草やペレットを与えてみることでした。

これが大正解。

Monacaさんは堰を切ったようにそれはそれはすごい勢いでご飯を食べ始めたのでした。今でもペレットや牧草は食事用の陶器製容器や木製の牧草入れを器用に口でひっくり返し、美味しいところだけ先に食べるのですが、あくなき食の欲求と言ったところで、それはそれは見ていて爽快感を覚えるほどです。あれだけ美味しそうにモシャモシャ・カリカリ食べてくれれば、食を提供する飼い主冥利に尽きるというものです。