灯火

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コラム
巨額の貸与を行って、それが戻って来ない事態になり、

死を求める気持ちが出てくるに至ったという話を耳にした。



お金。

不思議な存在。



これをきっかけに番狂わせや絶望の情景に様変わりすることもあれば、

楽園の時間を手に入れたかのような表情に繋がることもある。



まるで人々にとって勝利を決定付ける切り札のような扱い。



人々の中に刻まれている、

お金にまつわる記憶には暗いイメージも多い。



だが、お金そのものは善意も悪意も持っていない。

悪者でもない。



これまでも、今も。



規定の量という時間軸を基に過ごす制限プレイに

身を置く意識を持っているのは命自身。



仮にその制限プレイが自身による実体のない虚構の世界だとしたら。
(他の分野にも同じように言えることではあるが)



もし量の上限に決まりがない

無制限プレイの時間軸で生きているとしたら、

通帳に記載されている数字や日々のお金の増減は

大局的には何の意味も持たない。



局所的にはお金の増減の動きが起きているが、

どちらにしても、ゆとりに恵まれる豊かさが

流れ込んでくるようになるためだ。



倹約家や合理主義者はお金の動きに敏感で、

慣れるまではお金の増減に対して不安や恐怖に似た感情を覚えることや、

一喜一憂することが多いかもしれないが。



とはいえ、巨額の貸与を行って、それを失う痛みと苦悩に対して、

共感できるような立場にはいない。



できることがあるとしたら、

自分自身が無制限の時間軸をプレイするくらいだろうか。



限りなく巡り続ける世界が強固に築かれるようにするのは、

お金が絡んでいる事件や葛藤が発生しなくなったり、

お金が介在することによって見えなくなっている、抑え込まれている

命の輝きと地球の輝きが誕生しやすくなるルートの一つかもしれない。



お金に限らず、様々な分野でまだ絶望の時間軸を見ている状況が

世界に在るようだが、僅かにでも灯火をつけることができるか。



何であれ、まずは万能で在るということに意識を向けることだ。



お金と生命エネルギーを豊かさのゆとりと繋がれる時間軸に

存在できるように極力流し続けてみる。
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