日本語と英語の違い

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日本語と英語を比べた時に一番大きい違いは何だと思いますか?それは動詞の使い方です。日本語は動詞を使わずに社会現象を表現できます。例えば「今日は暑い」がそうです。この中に動詞は存在しません。「暑い」は形容詞です。「このコーヒーは美味しい」もそうです。「美味しい」は形容詞です。これを英語で表現すると、"It is hot." と "This is good coffee."です。ここでは "is"が動詞です。

英語は動詞なして文を作れません。それどころか英語では動詞が非常に大切になります。動詞が文の重要度を決定します。これを "English is a verb salient language."と言います。"Salient"は「顕著な」という意味です。

一方の日本語ですが、形容詞が重要な役目を果たします。つまり「状態」を表すのが日本語の特徴です。「今日は暑い」状態であり、「このコーヒーを美味しいと思う」状態を表していて、話者の意見を述べているのではないと考えられます。

日本語は中間的な物言いを好み、英語は直接的な物言いを好みますが、この違いは社会生活上にも影響を及ぼすでしょうか?答えは「はい」です。日本語の社会は「曖昧さ」を尊び英語の社会は「強さ」を尊びます。



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