栗の時短 調理術!電子レンジvs圧力鍋の実践解説

記事
コラム


118467.jpg

【はじめに】

栗の季節。
栗を拾って食べたいとは思うけど、
食べるまでの調理の手間を考えると、少々躊躇します。

家事子育てで、バタバタしながら、忙しい家事時間の合間で、
いかに、手間をかけずに、お手軽に美味しい茹で栗をいただくか??

時短の定番、「電子レンジ」と「圧力鍋」を使って、
同じ栗が、どのくらいの手間でどう調理できるか、比較してみました。


118463.jpg

1,茹で栗(電子レンジ編)


<用意するもの>
栗 10粒
水 適量

<作り方>
1,栗を洗い、熱湯に数分つける(皮を柔らかくし包丁を入れやすくする)
2,栗の座(尻の部分)の皮をむく
3,耐熱容器に入れ、水をひたひた程度加える
4,フタ(もしくはラップをして)電子レンジ600Wで5分程度加熱
5,できあがり(やけど注意。少し放置し、冷めてから皮をむいていただく)
118465.jpg

<気づき>
メリット;少量の栗を簡単に茹でるには時短で便利
デメリット;座の皮を剥くのに、予想外に時間がかかる
     (慌てて作業するのは危険)
    大量には処理できない(推奨10粒まで)
    色があまりきれいでない(黒ずむ)
    水っぽくなる


118464.jpg

2,茹で栗(圧力鍋編)

<用意するもの>
栗 適量(今回は500g用意)
水 適量(浸す用&ゆでる用、それぞれ栗が浸る程度)

<作り方>
1,栗を洗い熱湯に数分つける(皮を柔らかくし、包丁を入れやすくする)
2,栗の鬼皮の上部に(座と反対側)に1センチ程度切れ込みを入れる
 (ゆでた後、切って食べるなら、切れ目不要!)
3、圧力鍋に入れ、栗がかぶる程度に水を注ぐ
4,蓋をし中火にかける。圧力がかかり蒸気が出てきたら弱火にし5分加熱。
5,圧力がある程度抜けたら、出来上がり
(やけど注意。半分に切ってスプーンでほじっていただきます)

*時短のための更なるポイント
圧力鍋メーカーのレシピでは、「完全に圧力が抜けるまで待つ」と
ありますが、我が家は、ある程度圧力が抜けたら、圧を抜き、半強制的にフタを開けます。それでも、ほくほくした茹で栗ができます。
やけどには注意ですが、ある程度、家族みんなが満足できる量の茹で栗を、
30分適度あれば食卓に出せます
118466.jpg

<気づき>
メリット;ある程度の量をまとめて処理できる
    出来上がりの色が断然きれい。
    電子レンジの様に水っぽくならず、ほくほくして、美味しく出来る。
デメリット;加圧時間は5分ですが、圧力上がるまで、下がるまでには時間が    
      必要(全部で30分程度)

3,茹で栗(鍋で普通にコトコトゆでる編)(比較のための参考情報)

<用意するもの>
栗 適量
塩 水1Lに対して大さじ1/2強(※およそ1%の塩分)

<作り方>
1,栗を洗い、鍋に入れ、たっぷりの水を入れる
2,加えた水1Lに対して、塩大さじ1/2強を加え、軽く混ぜて溶かす
3,鍋を弱めの中火にかけ、じっくり10分くらいかけて沸騰させる
4,沸いたら弱火で、30〜40分ほどゆでる
5,鍋を火からはずして、30分~1時間放置し、粗熱を取る

【まとめ】

電子レンジの場合、加熱時間が短く済むため、時短になる。
しかし、栗の風味や甘みが若干落ちる
・一方、圧力鍋を使用すると圧力により栗が柔らかく短時間でゆで上がる。
栗の風味や甘みがより引き立つ
・どちらの方法でも栗を時短でゆでることは可能だが、
使用する機器や手間、味や食感の好みにより選ぶべき方法が異なる


【最後に】

最近、時間に余裕がない生活の中で、我が家で電子レンジは、大活躍。

子供達も、電子レンジは、日々使っているため、
良い方法があれば、どんどん伝授したいな、と思っています。

そんな中で、実は、電子レンジによる「茹で栗レシピ」は、
ずっと気になっていたレシピでした。

実際に圧力鍋を使う方法と、普通にお鍋で茹でる方法を比較して、
その違いがよくわかりましたので、
メリット、デメリットうまく使い分けしようと思います。

また、時短を目指しているのに、
せっかく確認した時短レシピを使いたい時に使えない、
どこに記録したかわからなくなり、再度調べ直して、
時間の無駄遣いをする、なんてことが無いよう・・・、
忘備録として残します


<参考サイト>

Party Kitchen「もう困らない!電子レンジで簡単な栗の茹で方・剥き方」
Kurashiru「圧力鍋で時短 栗のゆで方」
白ごはん.com「おいしいゆで栗のゆで時間/栗のゆで方」




サービス数40万件のスキルマーケット、あなたにぴったりのサービスを探す