わりあいドリル

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 ここならで、ドリルを販売しているものです。
 日本の算数の教育は、少し偏った考え方です。というのは、基準量×割合という式を大切にしすぎるあまり、その反対の割合×基準量の式を不正解とみなしているからです。これが、ネット上でも言い争われるかけ算の順序問題です。
 でも、現実にオリンピックなどの国際大会で、4×400Мリレーのように割合、つまり「いくつ分」先にしてかけた形で標記しています。これが、国際的な考え方なのでしょう。
 しかし、悪いことばかりではありません。日本の教育のこうした考え方は、「一つ分」の数量が400メートルとして、それを4人で走る(泳ぐ)ので4つ分の倍にするという意味が込められています。数値の意味合いを理解するには、この順序の方が適切だと思われます。逆が不正解というのは極端な考え方だとは思いますが。
 このドリルで少しでも子供たちの「わかる」が確保できればと考えています。
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