冷めた食事

記事
コラム
食事は、誰かと食べることで
幸福感を得たり、美味しさが増したり。

喜び合うことで
その日の食事が潤うもの

しかし、中には
食べたかったのに食べれなかった
作ったのに、食べてもらえなかった
など
さまざまな理由も
あるでしょう


「遅くなるから、今日はご飯いいや」
「先に食べてていいよ」

との一言は、
食の風味も、温度も
一瞬にして冷める

誰かのためにふるまった料理が
全く無意味な別物に
生まれ変わるような虚しさ

二人のための料理は
二人だから美味しい

相手のことを想って、
調理したその時間に
意味がある

「美味しいっていってくれるかな?」
その期待で
頑張れるものです

でも、
届かなかった場合
気持ちは、行きどころを失い
自分で飲み込む

「明日は食べてくれるよね?」
と思いながら
取り残された料理を
パックに詰める

スタート地点に立った頃、
毎日温かい食事を
囲んでいた時間を
忘れてはいけない
気がします



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