「孤独」を有効活用したい

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占い
こんにちは、ディシャです。

日頃、皆様の鑑定をさせて頂いていて思う事なのですが、
「孤独」を意味する惑星の配置がある方がとても多いです。

それは不運なヨガの代表格といえる「ケマドルマ・ヨガ」です。

月があるハウスの両側のハウスに太陽、ラーフ、ケートゥ以外の惑星が在住していない、というものです。
これは、孤独や心の寂しさを現す惑星の配置になります。


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月がその人のホロスコープのどこにあるか、また他の惑星がどこにあるかによっては、「症状」の現れ方は様々です。

特定のルールでケマドルマ・ヨガが緩和され、カルパドルマ・ヨガとなれば良いのですが、ケマドルマ・ヨガの困ったところは、人付き合いに苦手が生じることなんです。

場合によっては親しい友人どころか、家族とも上手くやれない、仕事先ではもっと上手くやれない、といったとても辛い状況のまま人生を過ごす方もおります。

寂しさゆえ、常に友達を求めている傾向なのですが、どうやっても一人になってしまうという状況になりやすいんです。

その改善法は、私の場合は鑑定の時にその方のホロスコープの内容に沿ってお話をさせて頂いているのですが、このヨガがある方は一人で過ごす時間を好む傾向なんですよね。

ケマドルマ・ヨガがあっても、お友達がたくさんいるという稀な方も実際おりますけれど、それはホロスコープのどこかに運勢を改善する理由があることがほとんどです。

それは他に良い惑星の配置があるなどです。

例を挙げれば、アインシュタインです。
1921年にノーベル物理学賞を受賞した有名な理論物理学者ですね。

アインシュタインはホロスコープにケマドルマ・ヨガがありました。
月が6室で減衰の上、ケマドルマ・ヨガです。

その月は、マークボニーの例外則、また減衰をキャンセルするニーチャ・バンガ・ラージャ・ヨガにも当てはまっています。
減衰惑星の月が高揚する星座の支配星、金星が第1室から数えてケンドラに在住です。

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ここで、減衰をキャンセルしても、惑星の弱さは残る事、その惑星による欠点は残される事を踏まえて考えてみれば、アインシュタインは人との付き合いに苦手があったけれども、その一方で数々の理論を発表し、ノーベル賞を受賞していたと考えてもおかしくはないですね。

結婚は2度していますが、2度とも離婚に至っています。
どこかで家族とのコミュニケーションがうまく行っていなかったのかもしれません。

コミュニケーションの惑星である水星も減衰していて、これも減衰キャンセルのルール(減衰惑星が在住する星座の支配星が月の在住星座から数えてケンドラ)に当てはまってはいますが、やはり弱い水星だったでしょうね。

それでもノーベル賞というのは、家庭よりも仕事(10室惑星集中)に生きる運命の人だったということもプラスの要素でありますが、ケマドルマ・ヨガによって孤立することや孤独を感じることに抵抗がなく、返って一人で過ごす時間を研究に充てられる利点があった・・・のではないかと、私は思います。


こういうのをなんていうのでしょうね。

転んでもただでは起きぬ。 ・・でしょうかね。

とにかく、一人になることを恐れないことがプラスに働いたと思うんです。

ケマドルマ・ヨガを克服するには、それしかないのだろうかと今一度考えてみても・・・、他にもあるのかもしれませんが、アインシュタイン的に「孤独」が返って好都合だと言える状況だとしたら・・・。


一人になることで、他の何かに打ち込むことが出来る、その何かがあれば。

だからといって、すぐさま誰でも出来るわけではなく、
その方の運気や性質からそれが良いのかどうか、という問題もありますが、
ディシャがそれは何かをホロスコープからお詠みいたします。












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