こんにちは、ディシャです。
以前、お客様の中に強い凶星である土星がラージャ・ヨガという良い意味を持ち、ホロスコープの良いハウスに在住する方がおりまして。
その方は、それ以外の惑星の配置も良く、鑑定に見えられた時はすでに土星期に入っておりましたけれど、その後、温めていたビジネスを起業され、トントンと業績を伸ばされて大成功となりました。
その方には、厳しいと言われる土星期だけれども、中には出世する人もおりますよと、さりげなくお話しました。
さりげなくお話したのは、いくら土星がラージャ・ヨガでも、土星ならではの厳しさは完全に消えるわけでもなく、厳しいが残る「良さ」となるからです。
「大丈夫だ。」と、油断して事に挑むと、その時のトランジットの土星や火星の影響などにより、思いがけない厳しさにぶち当たる可能性もあります。
ラージャ・ヨガが無く、しかも土星の月へのトランジットによるサディサティに当たってしまったり、そもそも土星がホロスコープの月にトランジットしても厳しさや辛さはいつもより倍増して感じられるので、要注意です。
そんな時は、無理をせずに、休息をとる事もお勧めします。
ゆっくりと休むこと、それも土星の役割の一つです。
歩みを完全に止めるのをためらうなら、進み具合をゆっくりにする、
またはちょっと後ろに戻って「復習」する。
それも土星時や土星のトランジットのもたらす現象の一つです。
進み具合が遅くなったからと言って、気にすることはありませんので。
それも運気の一つですし、その時にじっくりと貯めた力があとで活きてくるはずです。