こんにちは、チベットです
今日のテーマは言葉がけよって得られる行動変容(ほめ方)です。
最近は心理学を用いてブログを書いているんですが、今日も心理学をベースに書いていこうと思います
結論は、心理学的にはほめて伸ばしたほうが良い
二つの実験をもとになぜほめたほうが良いかを話していきます。
エンハンシングの効果(称賛の効果)
エリザベス・ハーロックの実験というものがあるんですが
これは小学生を「称賛するチーム」と「叱責するチーム」、「何もしないで放任する」の3チームに分けて、5日間計算問題を解かせるという実験をしました。
結果はどうだったと思いますか?
・称賛するチーム
結果の出方がすごくて、5日間連続で結果を出し続けたんです。
・叱責するチーム
最初の3日間は結果が良かったんですが、失速して後の2日間は結果が出ませんでした。
・放任するチーム
最初は結果が良かったんですが、その後は大きな変化がありませんでした。
一番、結果が得られませんでした。
ほめられるとモチベーションも上がり、頑張ろうとして成績や業績もよくなるということなんです。
ここで注意して欲しいのは、結果や才能をほめるのではなく
努力やその過程をほめることをしてあげてください。
どうほめるかで後々の行動が変わる
なぜなら、キャロル・S・ドゥエックの実験で子供たちを
「能力や才能をほめるチーム」と「努力や過程をほめるチーム」に分けて
ある問題を解かせたんです。そして、その問題を解いた後、新しい問題を解きたいか、同じ問題を解くかと質問をしたんです。
すると、能力や才能をほめるチームは、同じ問題を解きたいと答えたんですが
努力や過程をほめたチームは新しい問題に挑戦したいと答えたんです。
面白くないですか?
ほめるはほめるでも、後々の行動が変わってくるということがいいですよね
才能をほめるチームは、どうしても結果をみてしまうため、失敗したくないと
いう気持ちが働くと思うんです。
努力や過程をほめるチームは、内容をほめているのでチャレンジしていきたいと思うんです。
私はどんどん挑戦したいと思うので過程や努力をほめていただきたいなと思いましたね。笑
ほめるって難しいですよね。
なんとなくほめたほうがいいことは知っていたんですが、なんで過程をほめたほうが良いかを実験をもとに知れたので新社会人を指導するときに気をつけていきたいと思いました。
みなさんもいかがだったでしょうか?
部下と接するときの参考になれば幸いです。
今日も最後まで読んでいただいてありがとうございました。
ではまた明日。