どの子も1つの人格や個性を持つ尊重すべき存在です。
様々なことに興味・関心を持つ存在です。
そして、
周囲の様々な人(保護者、友人、保育者・教員などのスタッフ他)とよりよい関わりの中で成長すべき存在です。
今、あなたのお子さん、保育している園児、教師として教え導いている児童・生徒たちのことを、思い浮かべてください。
あなたは、この3つのこと、どれほど意識されているでしょうか。
さて、今回は
中学受験・競争をテーマにそのあり方について考えてみたいと思います。
AさんからFさんまでの子ども達がいたとします。
Aさんは、塾で周りの人と競争することを通して、自分の学力を高めようとしています。
Bさんは、Aさんとお互いを高め合うことでモチベーションを高く持ち続けています。
Cさんは、これからの社会で生き抜くための学力をつけるという意識で頑張っています。
Dさんは、競争意識が強く、成績が伸びないことに焦りを感じ、イライラしています。
Eさんは、周りの受験生を意識しすぎて、つい嫌味を口にして人間関係が悪くなっています。
Fさんは、順位が気になり、学習内容に対する興味がそがれ、学習意欲が低下しています。
みんさんは、この子たちのことをどう思いましたか。
私は、初めに挙げた子どもの3つの存在(児童憲章・子どもの人権宣言などから整理して考えたもの)から考えた時
A~Cさんのように受験のためだけに勉強しているのではなく自発的・自律的な学習にも目がむけられている場合は、3つすべてが当てはまると思います。
こういったプラス思考や
内発的動機付けあれば、忍耐強く努力する力、いわゆる非認知能力も育成されことでしょう。
しかし、
D~Fさんのようであると、受動的でさせられている感を強く持ちはしないか。
受験競争が激しくなればなるほど自己評価や自己肯定感、自己存在感が低くな
り、心や体が不調になり不安を強めたりしないか。努力する力が弱まってしま
わないかと心配になります。
もちろん、周りの働きかけで、この状況を好転させていくこともできるでしょう。そのためには、初めに挙げた3点がポイントになってくると考えるのです。
みなさんは、どう考えますか。
※今回は中学受験・競争をテーマにお子さんの教育について考えてみました。
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