中学受験の明日のために その36 毎週の確認テストを目標にしよう

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 学習塾に通っている人は毎週確認テストがあるはずです。その確認テストで8割以上取れるように毎日勉強しましょう。入試を目標にすると、あまりに先の話なので現実味がありません。来週のテストであれば想像しやすいでしょう。

具体的には、授業を一生懸命に聞いてノートに取る。家に帰ったらテストの直しや授業の復習を簡単にする。翌日から家庭学習に着手する。初見でできた問題は◯。初見ではできなかったけど、解説を読んで理解し再現できた問題は△。解説の意味がわからなかったり、再現ができなかった問題は×、というように3種類に分類してみましょう。

1週間以内に×の問題を調べたり、塾の先生に質問して△にしましょう。解説の意味を理解できて再現ができるという状態です。△にできなかった問題は放っておいて構いません。いずれ解決する時がくることはよくあるので、それに期待して今はスルーしましょう。そして来週の確認テストの前日に、△の問題だけを再現できるか確認して下さい。それで再現できれば大抵8割くらいは取れるはずです。8割取れなかった場合は間違い直しのやり方を見直して下さい。やり方だけを丸暗記していないだろうか、わかっていないのにわかったふりをして質問しないままにしていなかっただろうか、など1週間の自分の過ごし方を見つめ直すのです。

この作業を繰り返すことで着実に成績は上がっていくはずです。学習塾によっては1ヶ月に1回テストがあったりします。1ヶ月経てば、ほとんどの人は過去にやった内容を忘れています。それで構わないのです。その代わり、テストの間違い直しをして過去にやった内容を復習して下さい。

今後、何度も同じような問題が出てくるはずです。間違えるたびに間違い直しをして、過去にやったテキストと見比べて理解を深めていきましょう。理解したことはなかなか忘れませんが、理解するのにかかる時間は千差万別です。遅いことを恥じる必要はありません。ゆっくりで構わないので一つずつ着実に理解するように努めましょう。

今日はここまで。読者に幸運が訪れますように。

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