中学受験の明日のために その67 ゲームは頭を良くする?

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 一昔前とは違って、今はゲームが社会的に認められてくるようになりました。プロゲーマーという職業が生まれ、eスポーツという競技が出てきました。社会に認められるということは、何かしらメリットがあるはずです。

ゲームは頭を良くするという人がいますし私も同意見です。次に起こる事を予想しながら行動するのがゲームの本質ですから、知らず知らずの内に自分の頭を使って考えていることになります。

教えてもらっている間に頭が良くなるのではなく、自分の頭で考えている間に頭が良くなるのです。私の知り合いで勉強ができる人は結構ゲーム好きが多い印象です。ただし、ゲームは依存性が高く、長時間やってしまう場合があるので、時間を決めてやらないといけませんね。ゲームをやってから勉強するか、勉強してからゲームをするかはその子の性格に合わせてやればいいのですが、4、5年生の間からゲームを禁止にするのはお勧めしません。

6年生は勉強以外の全てを犠牲にして良いですが、4、5年生から犠牲にするとバテてしまうのではないでしょうか?受験は結構長いです。特に小学生の3年間は大人の3年間とは体感時間が異なります。我々も小学生時代は長かった印象がありませんか?毎日新しい事を体験する日々なので時間が長く感じるという話を聞いたことがあります。確かに大人になると、体験したことを繰り返すことが多いので、時間があっという間にたつという理屈は納得できます。

受験勉強で追い込むのは、せいぜい6年生の1年間がお勧めです。それまでは塾に通って、出された家庭学習はするとしても、残りの時間は子供の好きなことに没頭させて問題ありません。

孔子の「よく学び、よく遊べ」という言葉は有名です。何千年も前の言葉が今に残っているというのは、真理に近いはずです。遊んでおかないと考えに柔軟さが失われ、伸び悩むことになりかねないので、バランスを考えて子供に好きな事をさせる時間を与えることは結構大切です。

今日はここまで。読者に幸運が訪れますように。

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