「コロナウィルス感染不安への処方箋!💜」🎾🚴‍♀️🏓⚔️⛳😎😍

記事
コラム
💎「大切なこと」という事柄を述べていきます!
まず、情報を集めて、
   知識を身に着け
   事実と向き合う事
同時に、結論を決めつけない姿勢が、大切です。

なぜならば、自分の意見なんていつでも変わっていいという宙ぶらりんな状態で、なにがあっても右にも左にも、すっと動ける武道の達人みたいな
脱力状態を保つこと、意固地にならないことが大切です。
今回の新型コロナウィルスを過去に経験した人は誰もいません。
ちなみにノロウィルス対応は、行った私です。
つまり、新しい情報、それは、「私は、知らなかった」と考える事です。
そして、なおかつ情報を判断するための知識を身に着けることが大切です。
大切なことがたくさんある感じがしますが、仕方のないことなのです。

💎新型コロナウィルスについて、必要な情報や知識とは、何でしょう?
それは、「感染症の原則を抑える事」です。
時間さえかければ必ずちゃんと身に着けることができる内容です。
学校でも試験問題を解く能力だけが、評価されていたはずです。
そんなものは、知性でもなんでもないのです。
途中であきらめずに時間をかければ、感染症の原則は必ず理解できます。
それを土台にして、いろんな情報を集め、自分で判断することが大切です。
「カゼみたいなもんだから、気にしないでください」とか
「恐怖をあおる」つもりはない という事を頭に入れておいてください。
その時その時で、じゅっくり考えて、正しい判断をしてもらうために
感染症の原則を身に着けてもらい、そして、
身に着けた知識をどう扱うかは、一人一人に委ねるしかないという感覚のものなのです。新型コロナウィルスというものは~!

ダイヤモンドプリンセスで多くの感染者を出してしまった事実があります。
だからと言って、ダイヤモンドプリンセスの対応を除けば
日本政府のコロナウィルスの対応は、おおむね適切だし、
諸外国との対応の大きな違いは、ない という事が言えると思います。

多くの人が、新型ウィルスに関する適切な知識を身に着け
日々変化する状況の中でも
根拠のない恐怖
根拠のない安心に惑わされずに、事実を見据えて
その都度「正しく判断」できるようになる ことが
新型ウィルスの感染拡大をとめる土台となるのです。



💎どんな感染症にも向き合える心構えとして!

💜それは、「安心を求めないことです!!」
「安全」は、現実に存在します。
「ここにある危険を除けば安全になる」
リスクマネジメントをきっちりやることで、危険性が取り除かれた,
あるいは低減された状態を、私たちは、安全と呼んでいます。
対策を行った結果、生まれた「安全」から外れたところに
もう一つ「安心」という概念があるのです。
だとしたら、例えば、
「交通事故を防止するために、こういう手段をとりました。」といって
生まれた「安全」に加えて、さらに、安心のために何かをしますというとき、その「安心」って一体なんでしょうか?
そこに存在するのは、「安心」したいという願望なのです。
「大丈夫だと信じたい」という欲望なのです。
「安心」とは、願望、欲望に過ぎないので実在しないものなのです。
リアリティとは離れたところで、もう一押しで
「何か気分を良くしてください」という事なのです。
「安心」とは、麻薬みたいなものなのです。
「安心」という間違った概念を求めると、現実に存在するリスクをほったらかしにして気分だけよくしようとすると病気はどんどん進行していきます。
求めるべきは、「安全」だけという事です。
そして、不安に耐えるために大事なものは、「勇気」です。
「勇気」とは、事実を直視できる事です。
目隠しをして、「さあ、走れ」というのは、勇気とは言いません。
事実を直視して、そこから逃げないことを勇気と呼ぶのです。
ダイヤモンドプリンセスでは、背広を着てウィルスには無力な
サージカルマスクをつけた人たちが一斉に入って、
議論をしていたのです。
この行為は、勇気ある行動ではなく、
ただの愚かな行為、いわば、バンザイ・アタックというものです。
人間は、感情の動物です。
だから、パニックにも陥るし、ヒステリックにもなるのです。
トイレットペーパーを買い占めたくもなるのです。
二次感染がおきたなら、二次感染が起きたことを認めてしまえばよかったのです。そうせずに、「起きていない」という物語にしがみついてしまったことが
最大の問題となったのです。
つまり、これだけ情報が氾濫していると裏をとれずに間違うことだってありえます。だからこそ、自分の間違いがわかったら、素直に認めて
すぐに方向転換することが大切なのです。
また、反知性主義というものが存在します。
「知性があるのは悪いことだ」
「知性は、ヒューマニティーの敵だ」という印象を拡げようとします。
その結果、「眼鏡をクイッとやってる、血も涙もないサイエンティスト」
みたいなのが、知性のイメージになっています。
しかし、知性を排除してしまうと、あとには、アンチヒューマニズムしか
残りません。これが理解されていないことが大きな問題なのです。
感染症は、ずっと差別の正当化のために利用されてきたわけです。
「エイズの患者さんがいようが、コミュニティーは全然こまらない」というのが、科学のいう事なのですが、
人間の情動は、「そんな人はここにいてもらっては困る」と言わせたがります。そして、この情動を正当化するために、反知性的な
「万が一、なにかあったらどうする!」みたいなことを言うわけです。
知性に対する信頼があるからこそ、ヒューマニティーに対する信頼の土台が
生まれるのであって、知性を軽視、軽蔑しているところに
真のヒューマニティーはありえません。
知性に対する信頼があってこそのヒューマニティーだという事が理解できれば
専門知識を軽蔑、ないがしろにするなんて絶対にありえないことなのです。
日本の学校制度の何が問題かというと
「時間をかける」ことを許さないことです。
理解する途中で、ぶった切られるから、
「俺は頭が悪い」と思ってしまって落ちこぼれさせられるからです。
本当は、できるようになるまで、時間をかけて待ってあげればいいのです。
理解にかかる時間は、人によって違うけれど、
理解のスピードの速い遅いは、知性とは関係のないことなのです。
本末転倒です。
はっきりいって処理スピードでいうなら、いまやスマホの方が優れています。
人間様なんて全然勝てません。
それにほとんどの事はAIができてしまうのです。
「計算ドリルが何秒でできる」みたいなのは、もはや新年会のかくし芸
ぐらいにしかならないと思っている次第です。
「頭がいい、悪い」というのは、
💜「考え続けるか、続けないか」💜のことであって
タスクをこなす処理スピードの問題ではないのです。


💎「感染症の原則」について!
ウィルスとは、「抗生物質が効かない」もの
菌は、「抗生物質で殺せる」ものと捉えていただければよいと思います。
今回問題になっているウィルスは「新型コロナウィルス」と呼ばれています。
新型がでてきたということは、これまでに旧型があったという事になります。
従来知られていたコロナウィルスは、4種類。
普通の風邪の原因となるウィルスです。
風邪の原因は、多様で、他にもライノウィルスなどが知られています。
以前から知られていた、普通の風邪の原因としてのコロナウィルスが
引き起こすのは、くしゃみ・鼻水・鼻づまり・微熱が出たりといった
一般的な風邪の症状で、
普通は、安静にしていれば自然に治ってしまいます。
「風邪を治す」という意味での風邪薬は存在しなくて
薬にできるのは、くしゃみを止めたり、鼻水を止めたり、咳を止めたり
などの、対症療法だけなのです。
風邪そのものは自然に治るのを待つしかないのです。
そして、たいていは、自然に治ってしまうというのが
従来のコロナウィルスだったのです。
ところが、2002年にコロナウィルスの歴史が変わるのです。
中国の広州を中心に、今までに見つかっていなかった
新しいコロナウィルスが発見されました。
これが後に「SARS(サーズ)」と呼ばれる病気の原因である
「SARSコロナウィルス」なのです。
SARS(サーズ)とは、(重症急性呼吸器症候群)というもので
重症で急性の肺炎を引き起こします。
人間は、肺で酸素の交感をしますから、ここが病気を起こすと
呼吸ができなくなります。
つまり、命に関わる病気の原因となるコロナウィルスの登場なのです。
サーズコロナウィルスの流行は、中国国内にとどまらず、
香港、カナダ、ドイツなど諸外国にも移って行って大問題になりました。
2002~2003年の事です。
肺炎を起こしやすいサーズは、致死率も高く、罹った人の死亡率は、
10%ぐらいと言われました。
しっかりと隔離をして、自然に治るのを待ったことで
延べ8000人ぐらいの患者さんが出ましたが、
2003年には流行は治まりました。
それ以降、サーズという病気は再発せずに、地上から消えてなくなった
現在人間の病気は起してないという事になります。
その後2012年に、今度は、中東のラクダから感染するコロナウィルスが見つかりました。「MERS(マーズ)コロナウィルス」です。
肺炎を引き起こします。
これは、サーズに輪をかけて致死率が高く、非常に怖い感染症です。
いまだ、中東にはウィルスがいるのです。
ですから、中東に行ったときには、ラクダとかに触らないようにしましょう!
みたいな注意が今でもされるのはそのためなのです。
マーズは、現在もある問題なのです。

風邪の原因となる従来のコロナウィルスは4種類で
2002年にサーズが、2012年にマーズがでて、延べ6種類のコロナウィルスが
人間に病気を起こすことが、これまでに分かっていたことです。
そして、今回世界中で流行しているのが「7番目のコロナウィルス」になります。これはおそらく2019年の暮れ、中国・湖北省の武漢で感染を始めました
見つかった当初は、「海鮮市場で、哺乳類等などなんらかの動物から
感染したんじゃないか」と言われていましたが、あとから調べたところ
その前から既に感染があったことがわかっています。
この時点では、感染の大元(おおもと)がどこにあったのかはわかっていません。
わかっていませんが、おそらくは去年の暮あたりから
武漢の中で人に感染を始めたのでしょう。
感染経路について、当初は「ヒトーヒト感染はほとんどしない」と
考えられていました。
動物から感染するだけで、まあたいした問題じゃないだろうというふうに
割と高をくくっていたんです。
それが2020年になって、だんだん患者さんが増えてきて
どうもヒトーヒト感染するようだということがわかってきたのです。

武漢でものすごく患者さんが増えて、そうこうするうちに春節、
中国のお正月休みの時期に突入してしまいました。
日本でもインバウンド商戦に絡めて知られるようになりましたが
春節にはたくさんの人が移動します。
上海や北京など中国各地のおおきな都市、それから香港あるいは日本などの
他国にもたくさんいる中国人が激しく移動し、それに乗じて武漢の外へと
感染が拡がっていったわけです。
そして、現在のような世界的な大問題となり
2020年3月12日にはWHO(世界保健機関)がパンデミック宣言を出しました。
パンデミックとは、「世界中感染症が流行している状態」という意味です。
2009年に、当時「新型インフルエンザ」と呼ばれたウィルスの感染が
メキシコで発生して、カナダ、アメリカさらに全世界に移っていき
最終的には、パンデミックと呼ばれました。
あれと同じことが2020年に起きているというのが現状です。
ウィルスが引き起こす病気には、「COVIDー19」という名前がついているので、そちらを目にすることも多いかもしれません。
COVIDとは、Coronavirus diseaseの略で、コロナウィルス感染疾患みたいな
意味合いです。それに2019年の19を付けてCOVID-19というのが病気の名前になります。

今回の新型コロナウィルスによる臨床症状と一般的な風邪の臨床症状
を比べても「最初の症状はほとんど変わらない」と言われています。
「微妙な違いある」という意見もあるにはありますが、
症状だけで完全に区別するのは、難しいのです。
多くの人は感染しても全然症状がないままに終わってしまうし
症状がでても、喉が痛いとか、咳がでるとかの軽いもので始まって
一週間ぐらいそんな症状が続き、8割の方はそのまま治ってしまいます。
残りの2割の方は、症状が出てから1週間ぐらいたつとだんだん症状が悪くなり、息が苦しくなる気道感染の症状が出てきます。
2002年に流行したサーズや、典型的なインフルエンザの場合は、
発症初期からドーンと症状が出ます。
でも、新型コロナウィルス感染症の発症初期の症状は、
ほとんど風邪みたいなものなのです。

実は、これは非常にヤバイ事なのです。
専門家の間でも割と軽くとらえていたところがあったのです。
でも、それこそが危ない所なんです。
というのも、8割の人は確かに勝手に治ってしまうのですが
これは逆に言えば残り2割の人は勝手に治らないってことですよね。
2割、つまり、5人に1人って結構な割合です。
武漢のように5万人もの感染者がでると、必然的にすごい数の方が
重症化して、結果、何千人という方がなくなってしまうのです。
罹り始めは症状が軽いので、みんな自分が罹患(りかん)していることに
気づきません。
「ちょっと調子が悪いかな」くらいだから、
仕事はするし、遊びにも行くし、公共交通機関だって使ってしまいます。
サーズやインフルエンザなら、すごくきつい症状が初めにボーンと出るので
多くの人は、仕事を休むし、あるいは病院に行くわけです。
少なくとも自分が病気である自覚はあるし、他人にうつすリスクがある自覚だってあります。
だけど今回の新型コロナウィルスは、時限爆弾みたいなもので
ずっと普通に過ごしていて、多くの人にうつす機会を宿主に与えておいてから
2割の人はドンと悪くなる。
だからこそ拡がりを止めるのが極めて困難な、ものすごくタチが悪いウィルスなのです。

新型コロナウィルスに感染した患者さんに対して病院ではどう対応するかというと、個室に隔離して、患者さんと向き合うときには、防護服を着ることになります。
治療薬については、エイズの薬、ステロイド、インフルエンザの薬など
いろんな薬が効くんじゃないかと、一応想定はされていますが
2020年3月の段階で「これが効く」と確定されたものはありません。
「使ったらよくなりました」というエピソードもあるにはあります。
しかし、8割の人が勝手に良くなるので、「使ったから」よくなった
という感覚との区別はできていないのです。
これを区別するには、臨床試験で、「薬」を使った患者群と使っていない患者群を比べることが必要になってくるのです。
これは、「ワクチン」についても同様で、
ワクチンが開発されても、開発したワクチンが本当に効くのか
安全なのかを臨床試験で調べないといけません。
まさに今、日本や中国などさまざまな製薬会社が「治療薬」の臨床試験をしています。
臨床試験の発表があった薬があります。
「カレトラ」:昔からAIDSに使われてきた薬です。
       残念ながら、「患者の改善には寄与しない」というものでした
「アビガン」:日本製の薬です。
       中国の臨床試験で「効いた」との報告がありましたが
       これが特効薬だと断定するようなものはありませんでした。
他にもさまざまな薬について臨床試験での効果の検証がなされています。

💜ワクチンとは、特定の病原体に対する免疫力を高めて防御するもので、
典型的なものは、麻疹(ましん)のワクチンです。
麻疹は、普通の感染防御が”全く通用しない”、大変怖い感染症ですが、
ワクチンはすごく効くのです。
だから、みんな麻疹に罹らなくて済んでいます。
ワクチン以外での免疫はというと一過的に下がることがあります。
例でいうとマラソンした後です。

💜ちなみに、新型コロナウィルスは、感染防御が通用します。

💜麻疹ウィルスは、新型コロナウィルスよりもはるかに感染力が強いのです。

💜日本脳炎も同様です。
日本脳炎のウィルスは、豚の中に生息をして、夏になると蚊を介して
人間に感染します。
日本では、”子供の頃”にちゃんと日本脳炎ワクチンを打っているので
めったに起きないのです。


今回の新型コロナウィルスでは、高齢になるにつれて徐々にかかりやすく
重症化しやすく、亡くなりやすくなる傾向がわかっています。
ただし、ここでいう「高齢」とは、中国などのデータからいえば
40代後半以降だと考えられます。
高齢者っていうほどの高齢者ではないですね。
だから、結構いろんな人に重症化の可能性があるわけです。
とはいえ、日本では、亡くなるほど重症化するのは、
いわゆる高齢者、80代から90代の人が多いです。
2002年サーズも同様で、子供はかかりにくい、罹っても重症化しないと
言われてました。
その理由は、今のところわかっていません。
「実は子供も結構罹っているけれど、症状が出ないので気づいてないだけだ」という意見もありますが、この辺はいまだ謎なのです。
幅広い年代の人が容易にウィルスを拡げます。
「ライブハウスで感染する」ともよく言われますが
ライブハウスに行っているのは若者とは限らないという事です。
なので、ウィルスを拡げているのは誰かをめぐって世代間みたいな話になるのは、ちょっと違うかなと思っています。

ウィルスへの感染については、年齢よりも
どちらかというと、「クラスター」ができることそのものが問題なのです。
ウィルスを持っている人が、
閉じた空間に長い時間いると、飛沫などを通して
同じ空間にいる複数の人に感染させてしまいます。
こうやって同じ場所で感染した患者さんたちを「クラスター」と呼んでいます
感染した人のうち8割が他の人にうつしてなくて
残り2割の人がたくさんの人に感染させているのです。
このクラスターができることが問題なわけで、そこに何歳の人がいるかは
本質的な問題ではないのです。
日本でクラスターになった例は、ライブハウスやクルーズ船ですから
やはり、閉じた空間にたくさんの人がいる環境なのです。
韓国でも大量の感染者がでたのは宗教儀式でしたし、
イタリアもミサが原因かもと言われていますよね。
そういった、閉じた狭い空間にたくさんの人が集まること自体が
大きな問題なのです。
だから、政府が推奨している「集会などを避けましょう」という対策は
実に適切なのです。
日本だけでなく、世界中でコンサートやイベントが中止になり
スポーツイベントも中止になるか無観客試合になるかしていますが
これは理にかなった対応の仕方だと思っています。

今日本で見つかっている患者さんは、ほとんどがクラスターで感染しています。ライブハウス、保育園、デイケア、病院、といった閉じた空間で集中的に見つかっているのです。
つまり、「ここで感染した」という場所が、ピンポイントでわかっているのです。
また、街を歩くだけなら、絶対に感染は起きないのかと言われると
もちろん起きるかもしれません。
ただ、確率が非常に低いので、外を歩くこと自体が危ないとは思っていません。ゼロリスクを求めるなら、一歩も家の外に出られなくなってしまいます。
選抜高校野球が中止になりました。
甲子園で野球をすることが球児にとってウィルス感染のリスクになるかというと必ずしもそうは思いません。
スタンドで応援する側には、リスクがあるかもしれません。
無観客にして野球はやったらいいと思っています。
主催者側の発想は、球児が一人でも感染したら責任問題になるという事なのでしょう。でも、百歩譲って感染したとしても
10代の方にとっては、ほぼ風邪みたいなもので自然に治ってしまうので、
たいしたリスクではないと個人的には思っている次第です。
ゼロリスクは、求めるものではありません。
この処方箋の中で、自分が取れるリスクというものの把握も必要なのです。
人生とは、受け入れ、考え、アイデアを出し実行する!
そのための参考書、処方箋です。

今回の新型コロナウィルスの感染経路は、
非常にわかりやすく、感染者がどういうクラスターとして感染したかも
8割ぐらいは見つけることができます。
じゃあ、逆に、すでにわかっているクラスターからはずれていたら
感染を否定できるかというと、それはもちろんできません。
これまでに知られていないクラスターの可能性があるからです。
・症状も初期は風邪と見分けがつかない、
・特徴がはっきりしないもの、なので
「この症状だったらコロナじゃない」というのもなかなか言えないのです。
・クラスターからも
・症状からも
「新型コロナウィルスにかかっていない」ことは診断できないのです。
それなら、検査ならできるのかというと、残念ながら
検査でわかるのは、
・「新型コロナウィルスに罹っていること」であって
・「罹っていないこと」は証明できないのです。
というのも、
検査方法としてよく名前が挙がっている「PCR」の感度が
6~7割程度しかないからです。
感度というのは、要するに
病気の人を100人集めたら何回PCRが陽性になるか、という事です。
だから、PCRが陰性でも、3割以上の新型コロナウィルスに感染している人を
見逃している計算になります。

ここでPCRとは、
(Polymerase Chain Reaction)ポリメラーゼ連鎖反応のことで
特定の遺伝子を捕まえて増幅させる技術の事です。
かいつまんで説明すると
ウィルスの遺伝子を拾ってきて、これをどんどん増やして
目に見えるようにして「いたぞ!」というふうに見つけるのがPCRです。
歴史の古い技術なのです。

この手法にはいくつか問題があります。
一番の問題は、遺伝子が拾えなかったら見つからないという事です。
新型コロナウィルスの検査の場合は、喉をこすってサンプリングするのですが
そこで拾えた遺伝子の量が足りない場合と、
そもそも喉にウィルスがいない場合があります。
ウィルスは、人間の細胞の中にいますから
細胞から外に出ているウィルスの遺伝子を捕まえてやらなくてはいけないんですが、感染していても細胞からなかなか外に出ずにサンプリングできないことがあるのです。
あるいは、ウィルスが喉にいなくて肺の中に入ってしまっていると
当然喉をこすっても捕まりません。
PCRによる検査では偽陰性、
つまり、体内にウィルスがいるんだけど検査で捕まらないことがしばしば起きます。これは、今回のウィルスに限った話ではなく
これまでに知られている感染症でもしょっちゅう起きていたことです。
ですから、PCRで陰性でもウィルスがいないという証明にはならないのです。
逆に、PCRが陽性の場合は、ウィルスがいるという証明にほぼなります。
義陽性の問題はほぼ起こりません。
時々間違えることはありますが、その典型は検査中に検体を取り違えてしまう
ようなケースですから....!

迅速キットの開発も進んでいます。
迅速キットでは遺伝子ではなく、例えば
ウィルスの表面に付いている酵素とかを使って検査をします。
迅速キットを使った検査は、インフルエンザでよく利用されてきました。
ウィルスをサンプリングして、ウィルスのタンパクに反応する試薬を
付けるとピッと赤い色が付きます。
この反応を使って、新型コロナウィルスへの感染を15分ぐらいで診断できる
キットなのです。
ただし、この方法にもいくつかの問題があるのです。
抗体検査で、人間の体が作る免疫グロブリンの有無を調べます。
ところが人間の体というものは、感染してもすぐには免疫グロブリンは作れないのです。感染してから1週間ぐらいかかるのです。ということは、
これにもやはり偽陰性の問題があるのです。
これまでにも6種類のコロナウィルスが人間の体に感染してきたのですが
どれもたんぱく質が似ているのです。
だからときどきこんがらがってしまうのです。
つまり、この方法では、従来の風邪の原因になるコロナウィルスに
反応してしまうことがあるのです。これは、偽陽性の問題です。
精度よく区別できるかどうかは、十分な検証がされていませんので
注意のしどころなのです。

CTで検査をする話も出ていますが逆の問題があります。
それは、新型コロナウィルスによる肺炎でも、あるいは他のウィルスの肺炎でも、まったく同じように見えることがしばしばあるという事です。
新型コロナウィルスの患者さんを100人集めてCTをとったら
大概の患者さんになにかしらの影が見つかるかもしれないけど
だからと言って、影があるからコロナだとは言えない。
もしかしたら、違うウィルスによる肺炎かもしれないし、場合によっては
抗生物質で治す病気(細菌性肺炎)なのかもしれないという事です。
CTでは放射線を当てないといけないので、その放射線自体が
そもそも体に毒だという事。
CTでは患者さんを装置に寝かせて、いろんな計器で測って機会を使って
撮影するのですが、そこで二次感染が起きるリスクがあることです。
CTは、医師だけでは撮影できなくて、診療放射線技師さんという
専門の職業の人が撮影することになります。
病院の中で二次感染が起きるリスクは最小限にとどめたいので
「コロナの疑いがあるから何でもかんでもCTを撮ろう」というわけにはいかないのです。
要するに、検査というものは、よく間違えるという事なのです。
「医学的な検査は正しい」というのは、実は間違いなのです。
多くの医者が誤解していますが、
「検査はしょっちゅう間違える!」
ここの点を理解しておくことがすごく大切な事となります。

PCRは、診断のよりどころにはなりません。
陽性の場合は、喉に新型コロナウィルスがいることの証明になりますが
陰性だからと言って罹っていない証明にはならないのです。
CTもクラスターの情報も拠り所にはなりません。
診断の助けにはなりますが。
しかし、100%確実にコロナウィルスへの感染を言い当てることができる
方法は、ないのです。
「正しく診断して正しく治療する」をめざしたところで
正しく診断することはできません。
正しく治療をすることも、まだ薬が開発されていないのでできません。
確かに、従来の医学の世界においては、
病気は、早期診断、早期治療、正しく診断して正しく治療することが
持っていたスキームでした。
しかし、こと今回の新型ウィルスへの対応としては、
このスキームは、間違いなのです。
従来の価値観や世界観を捨てないと、このコロナウィルスには
正しく立ち向かえないのです。
正しく診断するというのは、
「この人はコロナ、この人はコロナじゃない」というのを
全部言い当てることです。
しかし、診断の拠り所がない以上、その戦略は取れません。
つまり、新型ウィルスに対しては、
これまで心筋梗塞を診断したり、がんを診断してきたような戦略性は
取れないのです。
取れないからには、するべきではないのです。
できないことをやるのはおかしなことです。

だからやるべきは、その人がコロナかどうかに関係なく
コロナであってもコロナでなくてもいいようにするために
「正しく”判断”」することなのです。
その判断の根拠となるものは、「症状」なのです。
たとえば、
鼻水が出ていて喉が痛いだけの人が診察に来た時
その人は、新型コロナウィルスに罹っているかもしれないし
従来のコロナウィルスに罹っているかもしれない
ほかの風邪のウィルスかもしれない
つまり、この場合、
その人の正しい診断名はわからないけど
「家で寝ていてもいい患者である」と判断はできる。という事です。

また、息がぜーぜーしていて、
血液中の酸素の飽和度をモニターすると
普通の人なら95~97%くらいあるところ、80%しかない
あきらかに酸素が足りない状態ですから、
入院して酸素の治療をする必要があります。
この患者をPCRで検査したところ仮に陰性だったとしても
「症状」からは、新型コロナウィルスの感染が疑われます。
だから、病院でちゃんと隔離しましょう。
医療者側もPPE(防護服)を着けて、安全対策をしっかりして治療しましょう。という判断ができるのです。
現段階では、コロナであるという「診断」はできていないけれど
コロナであるという「判断」をしておけば対応に間違いはないという事です。
仮に違う病気だったとしても対応できる判断をしておけばいいという事です。
これが正しく診断することを放棄して、正しく判断するという事です。

言い換えれば、
個々の患者さんの病名を診断するのではなく
「この人は家に帰せるか」
「入院してもらうべきか」
「病院にこないといけない人なのか」
「そもそも病院に来なくてもいい人なのか」という
観点での判断をすべきだし、この観点でしか判断できないのです。
それから、病院で使うインフルエンザの迅速キットも
PCRと同じく6割程度の感度しかありません。
だから、インフルエンザの迅速キットで陰性でも、
インフルエンザに罹っている人は、いくらでもいるのです。
日本の医者というのは、検査好きです。他の国に比べてすぐに検査をします。
ゆえに、結果が陽性だとインフルエンザで陰性だとインフルエンザじゃないと思っている医者は、割と多いのです。
インフルエンザも正しく診断することはやめて
「正しく判断する」戦略をとるべきだった.....!といえると考えます。

ところが新型ウィルスの流行により方針が変わりつつあるのです。
インフルエンザの患者に迅速キットでの検査を行ったところ、
患者さんの咳やくしゃみでしぶきをうけて
実はこの患者さんが新型コロナに罹っていたのです。
それで医者が感染したという事例が出たのです。
そこで
「臨床的な症状、高熱、のどの痛みとかでインフルエンザかどうか
判断しましょう」と言い出したのです。


💜「医者の鉄則事項」💜
検査は間違える!ので、とにかく医者は、患者さんを診る。
言い換えれば、患者さんを診きれる医者であること。
検査で判断するのではなく、現象として症状から判断できる医者である事。



だから、日本政府のコロナ対策はおおむね正しいと考えます。
・4日間症状が続いたら病院にいきましょう。
・妊婦さんや高齢者、持病のある人は少し早めに病院に行きましょう。
このことは、正しく診断することをはじめから放棄することになるのです。
このやり方では、家で寝ていれば勝手に治るコロナウィルスを見逃しているかもしれませんが、別に見逃してもいいのです。家で安静にしているのならば。
病院に来なくていい人は病院に来ない方が二次感染は広がりません。
💜症状が軽い人には病院ができる治療はそもそもないのですから。💜
勝手に治る人は治っちゃえばいいのですから。
それでも治らない人が、病院に来れば
酸素も投与できるし、血圧を上げることもできるし、人工呼吸器にもつなぐことができます。
ですから、その必要性を判断する根拠が、”症状”なのです。
繰り返しますが、正しく診断するという方法論に無理がある以上
💜正しく判断する戦略💜をとるしかないのです。
できっこないことにすがるより、できることで勝負すべきなのです!

💎庶民の感染症対策について!
今回のコロナウィルスも「新型」とはいえコロナウィルスに変わりありませんから、感染経路は従来のコロナウィルスとまずは同様だと考えられます。

感染経路
①飛沫感染
簡単に言うと、水しぶきの事です。
くしゃみとか咳とかに乗じて、口や鼻のなかの水分が水しぶきになって
拡がる現象のことで、飛距離は大体2メートルぐらいです。
💜2メートルぐらい飛んでいくとあとは、重力に従って落ちてしまいます💜
この飛沫の中にウィルスがいて、吸い込んだ人に感染するわけです。

②接触感染
落ちた飛沫に触れることで起こる感染です。
飛沫が落ちた後、そこに含まれるウィルスは、
テーブル、電話、パソコンのキーボードなどの
人が触れるところにくっつき、消毒をしないと
数日間(最大で一週間~9日間)生き延びます。
その場所を手で触ると手にウィルスがくっつきます。
そして、その手で目をこすったり、鼻を触ったり、ものを食べたりしてしまうとウィルスに感染してしまいます。

「母子感染」は、ほとんど起きていません。
気にしなくてよいと思います。
でも、感染防御は、きわめて重要です。

「空気感染」:ほぼ起きないといわれています!!
💜とても小さい飛沫、水しぶきは、重力でおちてこなくなります。💜
これを飛沫核と言いますが、
そうすると5メートルでも10メートルでも飛んで行ってしまうので
こうなると感染経路もへったくれもなくなりますから、ヤバイです。
空気感染する代表格は、はしかです。
感染経路をブロックする方法がない感染症にできることは何かというと
ワクチンを打つことです。
💜はしか対策は、ワクチンしかないという事になります。💜
麻疹(ましん)ウィルスの感染を防御する方法は、ほぼないという事になります。

💜コロナウィルスの場合は、麻疹と違って、
飛沫の飛距離はせいぜい2メートルぐらいですから、感染をブロックすることは、容易な事です。💜
一番簡単な事は、患者さんを見つけて隔離することです。
個室に隔離してしまえば、その部屋の中にいくら飛沫が飛んで行っても
部屋の床がウィルスだらけになっても、部屋の外には出ていきません。
だから、他の人に感染することはありません。
接触感染をブロックする方法ですぐに思いつくのは
感染者が触ったであろうところを見つけてウィルスを除去する、
あるいは、人が近づかないようにすることですが
これは、言うは易し行うは難しです!

💜ですから、接触感染をブロックするために「手指消毒」をしましょう。
ということになります。💜
つまり、ウィルスがどこにいるかわからないのなら、
💜どこにでもウィルスがいる前提で考えるほうに発想を変えるのです。💜
どこかを触ったらアルコールで手指消毒をする
💜アルコールで消毒すれば、コロナウィルスはすぐに死にます。💜
もし、外でウィルスと接触しても、自分の手についている
ウィルスさえ死んでしまえば、目をこすったり、鼻を触ったり
物を食べたりしても体内にウィルスが入ることはありません。
そうすれば、どこにウィルスがいても結局は関係なくなります。
誤解されていることの中に
飛沫は、人間からしか出てきません。
つまり、人間がくしゃみや咳をしたりすることで
飛沫という水しぶきが飛んでいくのですが、いったん落ちてしまうと
床から飛沫がボンと上がってくることはないのです。
床とか物からウィルスが飛んでいくことはありません。
この点を「イメージ」できるとウィルスにどう対処すればいいか
正しく判断ができるようになります。
コロナウィルスは、空気感染しないですし、
日本の場合はハグをする習慣がないので、街で普通に日常生活を送っていると
シャツにウィルスがついてしまうという心配をする必要もないのです。

症状が軽いあるいは無症状の感染者は、病院に入院するのではなく
自宅で療養してくださいという方針がようやく取られるようになりました。
その場合、感染者が脱いだ服には、ウィルスがついている可能性がありますが
ウィルスは熱湯で死にますので、熱湯につけて5分くらいつけておきましょう。その後は、普通に洗濯機で選択しても大丈夫です。

手指消毒さえしっかりやる!!!
手指消毒さえしっかりやっていれば問題なし!
正しいことなのです。
やはり、どこにでもウィルスがいる前提で、手指を消毒して
鼻や口には触らないようにすることでリスクヘッジした方が
より堅牢なやり方といえるのです。

環境を消毒しても、きりがないから、手指消毒をしっかりとやる。
この理屈そのものは理解できても、心情的に納得できない人もいるかもしれません。
この納得できない心情こそが、この社会のいろんな問題の原因と
思っている次第です。

2016年の熊本地震!避難所のトイレ掃除
ボランティアの方が、一時間に一度、24時間体制ですべての簡易トイレを
掃除していました。
体調を壊し、本末転倒!
「手さえちゃんと洗っていれば、トイレは汚くてもいいんです。っていうか
見た目が汚くなった時だけ掃除すればいいんです」と。
「トイレ掃除は、感染対策というよりも清潔感、感情の問題なので
うんちがついていたらきれいにしましょう」という感覚対応の事柄です。
トイレの便器や床をなめたりする人はいないはずですので、あそこに
病原体がついていても実はかまわないんです。
靴の裏にノロウィルスみたいな病原体がついていても、
靴の裏をなめたりしない限りは、大丈夫なのです。
でも手はちゃんと洗いましょう!!!
そして、トイレ掃除はやめましょう。みんな疲れてしまうから!
このみんな疲れるからやめましょうっていう発想を「引き算の発想」と言います。日本にはこれがないのです。必ず足し算で行こうとします。
つまり、引くことを知らないのです、日本人は!!

とある病院では、3床ある指定ベッドに入院しているうちの2人は
無症状だそうです。
全く症状のない人のケアのために、たくさんの看護師や医師が
目を血走らせ、寝不足で働かされています。
そのせいで体調を壊したら、本来医療を受ける患者さんだってこまりますよね。だから、やらなくていいことはどんどんやめて
意味のあることにリソースを集中すべきなのです。

新型コロナウィルスに関して「これをやったら治る」とか
「予防に効く」ような食品はありません。
現段階で、堅牢な臨床試験で証明された治療薬は存在していません。
「私は、これ飲んだら大丈夫だった」みたいな納豆とかヨーグルトとか
ホメオパシーのレメディみたいなものも全部でたらめだと思っていいのです。
故に、免疫力アップという言葉はインチキとおもっていいのです。

「免疫力」は、
目に見えないので自覚できないものです。
「お酒を飲みすぎて肝臓の調子が悪い」「食べ過ぎて胃の調子が悪い」とかは
自覚できますが、「いま免疫が弱ってる」みたいなことは自覚できません。
からだの調子が悪い時に「ちょっと免疫が落ちている」というのは
免疫とは無関係な事で、ただの疲労の事が多いのです。

免疫力をメンテナンスする、正常な状態に維持する方法ならあります。
それは、休養、睡眠、適度な運動、食事です。
「適度」というのは、マラソンみたいな過度な運動ではなくて
普通の運動の事です。そして、普通の食事の事です。
日本の社会の場合、普通のことができないから、その結果として
病気になる人が多いのです。

疲れている人は休養
寝不足の人は睡眠
栄養が足りない人は栄養
運動していない人は適度な運動と
普通の事をするしかないのです。”バランス”です!
免疫力は、メンテナンスするものであって、アップするものではありません。
という考え方が大切なのです。
ちなみにアトピー性皮膚炎、ぜんそく、花粉症、関節リウマチなどの症状は
「自己免疫疾患」に分類されますが、
免疫力が高すぎるゆえに起きた弊害なのです。
つまり、免疫力って”バランス”なので、高すぎても低すぎてもダメなので
「免疫力アップ」を売り物にしている時点で、すでに間違いなのです。

(マスク)について!!!
人間が咳をするときに大事になってくるのがマスクですね。
咳をするときに口と鼻の前に布が1枚あると
咳がブロックされて飛沫がその先に飛んでいきません。
普通に売られているマスクをサージカルマスクといいますが
要するにサージカルマスクは飛沫が飛ぶのを防止する道具なのです。
💜しかし、感染を起こしていない人がマスクをするのは無意味な事なのです。
なぜかというと、飛沫というものは、飛び散った後周りの空間に
フワフワと漂っています。
だから、マスクを着けても、鼻の横や頬っぺたの横、顎の下などが
隙間だらけなので、飛んでいる飛沫なんてすぐに入ってきてしまうんですね。
なので、症状のない人が飛沫に対してマスクを着けるのは、まったくの無意味な事なのです。
💜マスクには、ウィルスから防御する能力はありません。
それでは、医療用で使っているN95マスクはどうかというと
実は密閉性が高く隙間がありません。ですので
あれをきちっと着けていれば、飛沫が飛んできても大丈夫です。
麻疹の患者さんにも使われています。
では、なぜ一般向けのマスクをN95マスクにしないんだというと
N95は、ガスマスクみたいなもので密閉性が高すぎるのです。
息ができなくて、とても長時間はつけていられないのです。
N95マスクにしても普通のサージカルマスクにしても
💜防御のために使う意味は、まったくないのです。
「防御のためにマスクを使うべきではない」とさえいえるのです。
もちろん、花粉症とかでくしゃみが出る人もいるでしょうし、
そういう人までマスクをするのがいけないとは思いませんけど
💜少なくとも防御の手段としてマスクを着けることは無意味という事は
理解すべきと思います。
ふだん街を歩くときにマスクを着けないのは、全然正しいことなのです。
感染防御に資することのないマスクの使い方をしない、


💜(マスク)は、不要な場合はつけない。💜
冒頭に記載していますが、求めることは「安心」ではなく「安全」です。
・普通の風邪もひいていない、
・花粉症でもない 
・何の症状もない のに
コロナの防御になると思ってマスクをすると
人間という生き物は、「安心」してしまって、
マスクをしているから、
「狭い空間で長い時間話してもいいという事になってしまうのが人間です」
自然とマスクをするという事は、「安心」を求めることの結果になるのです。
ということは、
適度の緊張感がなくなってしまうという事に繋がってしまいます。
ですから、新型コロナ防御のためのマスクをするという事は、逆効果なのです。防御にも何もならないという事です。
言い換えれば、防御のためと思ってのマスクはしてはいけないといえると思います。たとえ、みんなが着用していてもです。
さらに、感染経路を理解するという事にもつながるからです。



💎とにかく一番大事なことは、「手」です。
手指消毒を徹底することで、自分が感染するリスクを確実に減らすことができます。
クラスターを作りやすい、狭く閉ざされた環境は、街を歩いていて感染するよりもずっとリスクが高いことを認識しておきましょう。
どこでクラスターが発生したか、自分がそのクラスターに関わっているかを
把握することも大切な事です。

それから、自分に風邪の症状が出た時は、とにかく家にいる事です。
コロナかコロナじゃないかは、さしあたり気にしなくてもいいのです。
どんな風邪であっても手指消毒は大事だし、
その風邪が新型コロナウィルスでなく、ライノウィルスでも、インフルエンザでも従来のコロナウィルスでも、
周りにまき散らしたらダメに決まっているからです。

・風邪をひいたら自宅で休む。
・会社や学校には行かない。
これが正しく判断するという事です。
つまり、「コロナではない」ことは証明できないのですから
風邪の原因がコロナかどうかは気にしないこと。
だからと言って、我慢をする必要はありません。
しんどい時には、病院へ行きましょう!
ただし、医者の側も診察室でいきなり「コロナかも」と言われても困るので、ちゃんと先に電話で「行きますよ」と連絡して診てもらいましょう!
いざ、病院に行くときに咳とかくしゃみをしているなら
その時こそマスクの出番です。
飛沫を飛ばして、他人にうつさないよう、マスクをつけましょう。
自分がコロナだと診断されたときには、もう病院のお医者さんのいう事をきいて、療養するだけです。

家族がコロナだと診断されたとき、家で世話をする場合に大事なのは、
やはり、

・手指消毒です。これが、一番の基本です。
・患者さんの部屋の窓は、できれば開けて換気をしましょう!
・患者さんは、家族にうつさないようにマスクをつけましょう!
・服に付いたウィルスを消毒するには熱湯をかけましょう!
・ウィルスは部屋の外までは来ないのでそこを踏まえてお世話をしましょう!
で回復したら、そこでおしまいです。
8割の人が良くなるので、罹ったからといってあまり悲観的にならないでください!でも、しんどくなったら病院に行きましょう!

自分で判断する能力と責任がまだない子供には、
周りの大人が対応することになりますがその時の考え方は、一緒です。

・外で遊ぶ時には、症状がないかどうかを確認して、
遊んだ後は周りの人たちがきちんと「手指消毒」をさせましょう。
・周りにうつさないかと心配されるかもしれませんが
基本的に無症状なら心配しなくていいです。
・子供に風邪の症状があるときには、様子を見ておきましょう。
たとえ、新型コロナウィルスに罹っていたとしても
自然に治る可能性が高いからです。
💜普段元気な時には何をしてもいい、症状が出たら人に合わない。
このメリハリをつけることが大切なこととなります。💜

周りに高齢者がいる場合にも
症状がないなら、ことさら気にする必要はありません。
「症状がない」ということは、
仮に自分がウィルスを持っていても飛び散ったりしないという事です。
咳やくしゃみ、大声で唾をまき散らしたりしない限り
ウィルスは外に出ていきません。
たとえ喉にウィルスがくっついていても、喉から直接他人に感染させることはできません。
感染している人の喉に指を突っ込んで、その指をそのまま自分の口に
いれたりしない限り、感染のリスクは低いのです。

「症状がない」という事は、
自分が感染しているかしていないかわかっていないという事です。
そこで「いや、症状がないだけで感染しているかも....」みたいに
神経質になるときりがなくなります。
感染していてもしていなくても
とにかく、咳やくしゃみがなければ、飛沫感染はほとんど起きないし
ちゃんと手指消毒をやっておけば接触感染もないのです。

感染させるリスクもほとんどないという事です。
もちろん、知らない間に罹っているかもしれないから
リスクはゼロではありません!
けれど、ゼロリスクを求めることは、
予防にもならないし、非現実的な要求なのです。

新型コロナウィルスの感染を完全に回避する方法が一つだけあります。
それは、💜家に引きこもることです。💜
・家から一歩も出ない。
・誰にも会わない
これを貫けば、感染はしません!!
しかし、こうなったらもう一種の病気ですし、不健康な状態と言えます。
ゆえに、私たちが求めるべきは
「より低いリスク」であって、ゼロリスクではないのです!!!


💎信頼できる情報源として!
1 .BBC(日本語ページ)
2.ニューヨークタイムズ(英語)
3.EU CDC(英語)
4.中国CDC(英語)


💎デジタル社会において、
いい意味での合理性に繋がっている感染症対策の考え方!

①現代サッカーの合理性
私の中学時の部活においては、
「頑張れ、水を飲むな、耐えろ、とにかく走れ」
いかにも昭和の部活です。
しかし、現代のコーチは、
「そこで走ってもどうせ取れないし、そこは休んどいたほうがいい」という
感覚に代わってきているのです。
これは、他のスポーツでもいえることなのです。
この点は、時代は変わったと感じている点です。
つまり、ただやみくもに頑張る事~試合に勝つことへの目的の変化と
感じている次第です。
よりいい意味での逆にスマート感の表現だと感じています。
さらに、「みんな仲良くしなきゃいけないから、文句をいうな」みたいなチームや監督のいう事をそのまま聞いているだけのチームは、何?という事です。
自分で判断して動く!その基本は、全体のためになっているという観点です。
情報は手に入る時代!それならば、自分流で考え、アイデアを出せる時代なのです。

②満員電車とは⁈
都心で仕事をする人が多すぎるのが満員電車の原因です。
地元で働けばいいのです。
通勤電車に乗らないでも、みんな仕事ができるようにすればいいのです。
それをしない合理性の無さ!日本人!
他の国では見ない光景なのです。たとえ大都市で合ってもです。!
「仕方ないんだ!」と思考停止をしてしまう多くの日本人!
同調圧力、いじめ、過重労働も「嫌だ」で終わってしまって
考えることを途中でやめてしまう!
でも本当に、これは仕方のないことではないのです。
回避する方法はあるはずなのです。
だって、リモートワークで働く、近くで働く
これをきちんとできるように国がフォローすればいいことのはずです。
ましてや、人間の本来の仕事は、子育てだからです!







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