お付き合いの飲み会5,000円はもったいないお金なのか?

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ビジネス・マーケティング
サラリーマンをやっていると、どうしてもかかってくるのが飲み会のお金。
コロナ禍で飲み会が減って、特に若い世代からは歓迎の声も上がっているようです。私も基本的には飲み会のお金ってもったいないなぁと思います。

歓迎会、送別会、上司の愚痴、同僚の愚痴、などなど。
コースの食事といっても値段相応の美味しい!を感じないこともありますし、飲み放題って言われても、そもそもそんなに飲まないのにって思ったり。

20年以上サラリーマンとして働いてきましたので、多くの飲み会が本当にもったいないなぁと思うことが多くありましたが、すべての飲み会が無駄だとは思わないこともあります。

では、どういう飲み会は無駄ではないのか?どうせならメリットのあるお金の使い方をしたいですよね?なので、私が勝手に考える、飲み会のお金の有効な活用法について書いてみたいと思います。

①人脈づくりの飲み会
これは年を取ってすごく感じるのですが、社内の飲み会ではなく、社外の方との飲み会で人脈づくりに役立つ飲み会は無駄ではないと感じることが多かったです。例えば、以下の2つのケースを考えてみてください。

ケース1
今日、初めて出会った会社の方と今後いろいろとビジネスをしていきたいなぁと思って、飲みに誘って5,000円使う。

ケース2
今日、5年前に一度飲みに行ったことのある会社の方と打合せをする。

どちらのほうが、仲良くなれると思いますか?
経験上、圧倒的にケース2のほうが仲良く仕事ができることが多かったです。
使ったお金は、現在の5,000円か5年前の5,000円か、の違いです。でも後者のほうがその人との関係が濃くなりませんか?つまり、お金というのは同じ使うのであっても、時間ともに価値が上がるということです。

なので、今すぐにはあまりメリットがなくても、将来にお付き合いしているかもしれないと思う社外の人との飲み会は他の飲み会よりも優先したほうがいいと思います。特に同世代や少し年上の方がおすすめですね。なぜかというと、自分が5年、10年で社員から課長、部長と出世したときに、相手の方も同じように偉くなっていることが多いので、そうなったときには有力な人脈になることがあります。

②上司との少人数の飲み会
上司との飲み会って正直、うざいかもしれません。特に大人数の場合はあまりメリットが少ないかもしれませんが、上司との2名とか3名の少人数の飲み会はおすすめです。

なぜかというと上司も大人数だと言えような話をぽろっとしてくれる可能性がありますし、少人数だとおごってくれる可能性も高くなるからです。笑

上司は常に部下を公平、平等に扱うべき、なのですが、上司も人間です。公平にと言われても、まったくロボットのように論理的に考えるというのは正直難しく、どうしても感情を無視することができません。

上司との飲み会でオススメしたいのは、嫌みにならない程度に、自分のプライベートや好き嫌いを話しておくことです。上司としても部下からの愚痴が聞きたい人なんてほとんどいませんが、部下が嫌がることを進んでしたい!と思っている上司も少ないです。なので、事前に、私はこういうことが好き、こんなことは苦手、という感じで、インフォーマルな飲み会の時に話しておけば、いざ上司が人事を考えた時に、そういう話が頭をよぎることがあるんです。なので、あまり要求という感じにならない程度に希望を伝えておくことは長い目でメリットがあることが多いです。

③社内情報通な人との少人数の飲み会
これも非常におすすめです。どの会社にも情報通の人はいます。噂好きの人ともいいますが。そういう人も上司との少人数の飲み会と同じように、メリットがあることがあります。社内のいろんな情報を手に入れることもできますし、逆にその人を通じてアピールしておきたいことを伝えるということも可能です。

例えば、自分は実はこんなことが得意だ、こんなことがやってみたい、という前向きな話をその人に伝えておくと、その人を通じて、他の部署の人にも自分という人間をPRする機会になるケースもあります。

あと、情報通な人は情報をたくさん持っているだけでなく、情報を欲しがっているケースも多いので、そういう人と話しやすい関係になっておくことは、日常の仕事の中でも有効であることが多いです。

上記の3ケース以外にもオススメの飲み会はあると思いますが、逆におすすめしない飲み会を以下に挙げておきます。

①同僚との愚痴飲み会
基本的に、会社で愚痴を言うのはストレス発散にはなりますがメリットになることは多くありません。自分が愚痴ったことを同僚を通じて誰かに伝えられる可能性もありますし、わざわざ5,000円も使って愚痴を言うだけの会にいくメリットは少ないと考えましょう。どうしても!と言われたら、ランチで愚痴を聞いてあげるか、オンライン飲み会にしてもらうのがいいと思います。同僚との愚痴飲み会に行く時間とお金は他社の方との人脈づくり飲み会にあてるほうがよほど有意義と考えましょう。

②定年退職の人の送別会
こんなこと書くと怒られそうですが、定年で去っていく方の送別会はあまりオススメではありません。なぜかというと、人数が大勢であるので、上記のようなメリットのある飲み会になりにくいこと、また送別会ということで、会場もリッチな会場になることが多く、参加費用も高額になりがちだからです。さらに退職される人は偉かった人が多いですが、これからのあなたの人脈づくりにはなかなか直結しないのです。なので、できれば記念品参加ということにしてもらいましょう。

その他、飲み会費用って特に若くて給料が安いときって大きな負担になりますよね。皆さんも、こんな飲み会がメリット少ない!という事例がありましたら是非ご紹介ください。

本日もお読みいただきありがとうございました!
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