少数が多数を支配する、そんな支配構造というものが、この世には存在している。
何故、それが可能となるのか?
どうしたら、そうなるのか?
長年、ゆる~くではありますが疑問に思っていて、最近、書きだしてみたら、こんな図が出来ました☟
人数だけを見ると、不可能な状況だと思うのですが、良く考えてみると、こんな感じなんだろうな、と思いました。
このような支配構造において、独占・搾取・無力化は必然。(そうしないと、維持が出来ない)
中でも最近特に思うのは、情報というものが、この支配構造の維持に大きく貢献しているように感じています。
(支配者側は)情報を使えば、実際に「富」や「力」を搾取しなくても、この支配構造の維持は可能となります。
・あなたには、力が無い。
・あなたは、持っていない。
・あなたは、知らない。
そんな風に思い込ませるだけで良いんです。
何故ならば、思い込みが現実を作るので、
・力が無いと思い込んだ人は、力が無いという現実を作り出します。
・持っていないと思い込んだ人は、持っていないという現実を作り出します。
・知らないと思い込んだ人は、私は知らない(私以外が知っている)という現実を作り出します。
(例えば、最近の世情も、人々の思い込みが作り出している部分が多いですよね。「メディアは真実を語っている」「自分の身体は、医者の方が分かっている」「自分は脅威にさらされている」「薬が病気を治してくれる」等々※他にも書きたいことは色々あるけれども止めとく~!)
一方、支配されたくないならば、支配者になればいいじゃないか。とも考えてみたのですが、「他者に委任や委託をしている自分」という、現実を改めて自覚し、
『これが良くないんだよな。だけど、面倒くさいんだよな。』
支配者は働き者で、被支配者は文句ばっかり言って行動しない、怠け者なんかな~。と反省しかけていたところ、
いや、違うか。という言葉が浮かんできました。
支配者は、今の地位への執着が強いから、面倒くさいと思わせるシステムを構築しているのかもしれない。
逆に、被支配者は、今の地位への執着が弱い為、支配者が作りあげたシステムへの興味も薄く、無関心や離脱へ意識が向くのかもしれない。※逃さないシステム、義務・制限・強制もあるので、無関心を選びがちですけどね。
いや~システムって怖いですね。(作ることも大変だけど、壊すことの方がより大変だったりしますし)
SORA
※支配構造をどうにかしたい。という時、人数が多いんだから、ひっくり返すのは簡単と考えると上手くいかない気がするんですよね。特に、日本人は、自己否定感が強いので、内側が変わらないと変化を起こしにくい気がします。