転換点

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コラム
 空を見ていたら、天動説と地動説という言葉が出てきまして、そこから転換点というテーマが出て来たので、ちょこっと書いてみたいと思います。

天道説…地球中心説
地動説…太陽中心説

天動説から地動説への認識転換が起こったのは500年前くらいだそうです。(結構、最近ですね。)

 天文学者たちの努力の結晶、宇宙の見方が変わった、世紀の発見、という話になるところですが、この転換には人々の意識の変化が関係しているように感じました。

というのも、内側の世界の現象化としてみると、とても自然な流れで起きた転換だと思うからです。

内側の世界と照らし合わせると、

天道説…自分(地球)が中心。完全自分軸、赤ちゃん視点
周囲は自分を中心として存在し、動いている。

地動説…自分以外に中心(太陽)がある。他人軸、(成人前)子供時代の視点
自分が中心では無かったことを知る。(すでに完成されている)外側の世界を把握し、ルールに従いながら自己探求する。

 人々の意識の成長、つまりは『内側が変わると、見え方や捉え方が変わる』が起こった結果、転換が起こったのだと感じました。

「人々の内側が変わり、見え方が変わった人が増え、その中から(現象化できる器を持った)先駆者が現れ、(うっすら気付き始めていた)人々が賛同し、ある時を境に転換が起こる」

世の中が大きく変わる時。大体、この流れが根底にあります。

 ちなみに、簡易&速い&分かりやすい版が「感情」ですね。恐れや不安、喜びや安心を人々が持つと、似たような現象が起こります。しかし、この変化は小さい&一部分の変化に過ぎません。海でいうところの浅瀬で起こった変化というイメージです。(原因が分かりやすい。あの岩が原因でこうなったのね。という感じ)

 天道説から地動説への認識転換は、もっと深い部分、海でいうところの深海で起こった変化というイメージです。深海における小さな変化が、静かに、確かに伝達され、ある時、突然の大波として目の前に現れる。(止めようがない。為すすべもない。原因も分からない。)

世の中の大きな転換点には、この深海からの変化が、確実に存在している気がしています。

(つづく‥)

SORA















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