職人さんのホームページ制作について

職人さんのホームページ制作について

記事
コラム
昨今、建設業界においてホームページの活用がますます重要となってきています。

独立、開業などでホームページをご検討中、もしくはホームページのリニューアルを検討している皆様へ、集客に繋がるホームページについてご紹介させていただきます。

建設業界は、ネットが苦手な昔ながらの職人気質な方も多く、高額なホームページを契約して、失敗している方も本当に多いため、失敗しないホームページ制作のためにも、ぜひ参考にしていただけると幸いです。

【ホームページは本当に必要なのか?】

「ホームページって本当に必要ですか?」

建設業・建築業・職人業の方から、このようなご相談をいただくことがあります。

私の答えは、はっきりしています。

ただ作るだけのホームページなら、無理に作る必要はありません。
しかし、会社の信頼につながり、お問い合わせや受注、さらには求人にもつながる“いいホームページ”であれば、絶対にあった方がいいです。

なぜなら、職人さんが新規で仕事を受注していくためには、紹介・営業・チラシ・ホームページなど、何かしらの集客手段が必要になるからです。

もちろん、ご紹介だけで十分な仕事量を確保できている会社様もあります。
しかし、紹介だけに頼っていると、紹介元の状況に左右されたり、仕事量を安定させにくかったり、今後さらに事業を伸ばしたい時に限界を感じることもあります。

では、自力で仕事を増やすにはどうすればいいのか。

多くの会社様が考えるのが、チラシや訪問営業です。

ただ、営業活動は本当に大変です。

そもそも、今すぐ工事を検討しているお客様、つまり「見込み客」を見つけること自体が簡単ではありません。

例えばチラシの場合、一般的な反響率は0.01%〜0.3%程度と言われています。
10,000枚配布しても、反響は1件〜30件ほどです。

しかも、それはあくまで「問い合わせ」や「反応」であり、そこから成約につながるとは限りません。

チラシを10,000枚作るだけでも、印刷費やデザイン費、配布費がかかります。
反響がなければ、お金をかけても何も残らないということも少なくありません。

訪問営業も同じです。

断られることを前提に動き続ける精神的な負担。
人件費や移動時間。
さらに、訪問後にお客様が会社名を検索し、ホームページを見た時に不安を感じられてしまえば、せっかくの営業活動が無駄になってしまうこともあります。

その点、ホームページは少し違います。

ホームページに訪れるお客様は、自分からGoogleなどで検索して業者を探している方です。

つまり、すでに何かしらの悩みや検討段階にいる可能性が高いお客様です。

「地域名+外壁塗装」
「地域名+リフォーム」
「地域名+解体工事」
「地域名+水道工事」
「地域名+屋根修理」

このように検索している方は、ただ何となく見ているのではなく、依頼先を探している可能性があります。

だからこそ、ホームページはしっかり作れば、チラシや飛び込み営業よりも効率よく、見込み客に会社の魅力を伝えることができます。

ただし、ここで大切なのは、ホームページは「作れば何でもいい」わけではないということです。

むしろ、作り方を間違えると、集客どころか会社の信用を下げてしまうこともあります。


【ホームページ制作でよくある失敗】

これまでご相談いただいた中でも、ホームページに関する失敗例は少なくありません。

例えば、次のようなケースです。

・自分でホームページを作ったが、素人っぽさが出てしまい、会社の信用度が下がった 

・高額なホームページを契約したが、問い合わせが増えず、費用対効果が合わなかった

・制作会社に依頼したが、Google検索でほとんど表示されず、維持費だけがかかっている

・デザインは綺麗だが、何の会社なのか、何が強みなのか伝わらない

・スマホで見づらく、お客様がすぐに離脱してしまう

・施工事例や実績が更新できず、古い情報のまま放置されている

・求人を出しているのに、ホームページに会社の魅力がなく応募につながらない

ホームページは会社の顔です。

そのため、デザインが古い、スマホで見づらい、内容が薄い、施工実績が伝わらない、問い合わせまでの導線がわかりにくい。

このような状態では、せっかくお客様が見に来ても、他社と比較された時に不利になってしまいます。

また、求人においても同じです。

求人サイトで会社を見つけた求職者が、会社名を検索してホームページを確認することは珍しくありません。

その時に、ホームページがなかったり、情報が古かったり、会社の雰囲気が分からなかったりすると、不安を感じて応募をやめてしまう可能性があります。

逆に、しっかり作られたホームページは、会社の信頼度を高めてくれます。

「この会社なら安心して任せられそう」
「実績がしっかりしている」
「どんな工事をしているか分かりやすい」
「人柄やこだわりが伝わる」
「問い合わせしやすい」
「ここで働いてみたい」

このように感じてもらえることが、受注や応募につながります。


【失敗しないホームページとは】

失敗しないホームページとは、ただ見た目が綺麗なホームページではありません。

会社の信頼度を高め、お客様が知りたい情報をわかりやすく伝え、問い合わせや求人につながるホームページです。

職人さんのホームページで大切なのは、主に次のような内容です。

・どんな工事に対応しているのか
・どの地域に対応しているのか
・どんな実績があるのか
・他社と何が違うのか
・料金の目安はあるのか
・どんな流れで依頼できるのか
・どんな人が対応してくれるのか
・安心して任せられる会社なのか
・どんな人が働いているのか
・未経験でも働ける環境なのか

お客様は、必ず比較しています。

例えばテレビを買う時、多くの方はメーカー・価格・性能・口コミなどを確認します。

工事を依頼する時も同じです。

「信頼できる会社か」
「金額は妥当か」
「対応は丁寧そうか」
「実績はあるか」
「自分の悩みに対応してくれそうか」

こういった情報を探しています。

その情報がホームページに載っていないと、お客様は不安になり、別の会社のホームページへ移動してしまいます。

つまり、ホームページで大切なのは、自分たちが言いたいことを並べることではなく、お客様が知りたいことにしっかり答えることです。


【ホームページは求人にも効果があります】

ホームページは、お客様からのお問い合わせを増やすためだけのものではありません。

実は、求人や採用にも大きく関係しています。

最近では、建設業・建築業・職人業でも人手不足に悩まれている会社様がとても多くなっています。

「仕事はあるのに人が足りない」
「求人を出しても応募が来ない」
「若い人に会社の魅力が伝わらない」
「採用サイトに掲載しても、他社と比較されて負けてしまう」

このようなお悩みをお聞きすることも少なくありません。

今の求職者、特に若い世代は、求人サイトで気になる会社を見つけた後、その会社名をGoogleで検索することが多いです。

そこでホームページが出てこなかったり、古いデザインのままだったり、会社の雰囲気が分からなかったりすると、不安を感じて応募をやめてしまう可能性があります。

求人サイトでは、給与・勤務地・勤務時間などの条件は確認できます。

しかし、求職者が本当に知りたいのは、それだけではありません。

「どんな人と働くのか」
「未経験でも育ててもらえるのか」
「職場の雰囲気は怖くないか」
「ちゃんと技術が身につくのか」
「休みは取れるのか」
「長く安心して働ける会社なのか」
「社長はどんな考えの人なのか」

こういった不安を解消できる情報があるかどうかで、応募へのハードルは大きく変わります。

求人サイトだけでは、どうしても他社と似たような見え方になりがちです。

しかし、自社のホームページであれば、会社の雰囲気、仕事へのこだわり、代表の想い、スタッフの様子、教育体制、資格取得支援、福利厚生、1日の流れなどを自由に伝えることができます。

特に職人業では、求職者が「きつそう」「怖そう」「未経験では難しそう」と感じていることもあります。

だからこそ、ホームページ上で未経験者へのサポート体制や、先輩スタッフの声、仕事を覚えるまでの流れ、資格取得支援などを見せてあげることが大切です。

ホームページは、求職者が応募する前に会社を判断する場所です。

つまり、ホームページの印象がそのまま応募率に影響することもあります。

良いホームページは、集客だけでなく、求人にも活用できます。

お客様に選ばれるためのホームページであり、同時に、求職者から「ここで働いてみたい」と思ってもらうためのホームページでもあるのです。

これからの建設業・職人業のホームページでは、仕事の受注だけでなく、採用につながる情報発信もとても重要になっていくと考えています。


【SEO対策で本当に大切なこと】

ホームページで集客するためには、Google検索で見つけてもらうことが重要です。

そのためには、SEO対策が必要です。

ただし、ここで注意が必要です。

ココナラなどでは「SEO対策込み」と書かれたホームページ制作サービスがたくさんあります。

しかし、SEO対策といっても内容はさまざまです。

タイトルを少し調整するだけ。
簡単なキーワードを入れるだけ。
プラグインを入れるだけ。

このような最低限の設定だけで「SEO対策済み」とされているケースもあります。

もちろん、基本設定も大切です。
しかし、それだけで集客できるほどSEOは簡単ではありません。

特にココナラの場合、評価は基本的に納品直後につきます。

ホームページのデザインや対応の丁寧さは評価されやすいですが、SEOの成果はすぐには分かりません。

検索順位が上がるか。
問い合わせが来るか。
地域名や業種名で表示されるか。

こういった本当の意味でのSEO評価は、数週間〜数ヶ月かけて見えてくるものです。

つまり、口コミ評価が高いからといって、必ずしもSEOに強いホームページとは限らないのです。

私が大切にしているのは、表面的なSEO設定ではありません。

地域名・業種名・サービス内容・施工事例・会社の強み・お客様が検索する言葉を整理し、ホームページ全体の構成に反映させることです。

例えば、建設業・建築業・職人業のホームページでは、

「地域名+サービス名」
「地域名+工事名」
「悩み+工事名」
「施工内容+地域名」

といったキーワードを意識しながら、ページ構成や文章を作る必要があります。


SEOは、ただキーワードを詰め込めばいいものではありません。

お客様が検索する言葉に対して、必要な情報を分かりやすく届けること。
それが、本来のSEO対策です。


【建設業・職人業に必要なページ】

建設業・建築業・職人業のホームページに最低限必要なページは、主に次の5つです。

・トップページ
・事業内容
・施工事例
・会社概要
・お問い合わせ

この5つは、会社の信頼を伝えるための基本です。

さらに、業種や目的によっては、次のようなページも効果的です。

・料金
・施工の流れ
・よくある質問
・お客様の声
・採用情報
・スタッフ紹介
・対応エリア
・選ばれる理由
・代表挨拶
・資格、保有設備
・協力会社募集

特に施工事例はとても重要です。

職人さんにとって、施工事例は何よりの実績です。

どんな現場に対応してきたのか。
どんな仕上がりになるのか。
どんな悩みを解決できるのか。

これを写真と文章で伝えることで、お客様は依頼後のイメージがしやすくなります。

「うちと同じような悩みを解決している」
「この仕上がりなら安心できそう」
「近い地域でも施工している」

そう感じてもらえることが、問い合わせへの一歩になります。

また、求人に力を入れたい場合は、採用情報ページもとても重要です。

ただ募集要項を載せるだけではなく、

・どんな仕事をするのか
・未経験でも応募できるのか
・どのように仕事を覚えていくのか
・資格取得支援はあるのか
・1日の仕事の流れ
・先輩スタッフの声
・会社の雰囲気
・代表からのメッセージ
・求める人物像
・福利厚生や休日

こういった情報を掲載することで、求職者の不安を減らすことができます。

採用ページは、単なる求人情報ではありません。

「この会社で働くイメージ」を伝えるためのページです。


【公開後の運用も簡単に】

ホームページ制作後に多い不安が、更新や運用についてです。

「自分で更新できるか不安」
「パソコンが苦手」
「現場が忙しくて時間がない」
「施工事例を載せたいけど、難しそう」

このようなお声はよくいただきます。

そこで、私が制作するホームページでは、できるだけ簡単に更新できるように設計しています。

例えば施工事例であれば、あらかじめ作成したサンプルを複製し、写真や文章を差し替えるだけで投稿できるようにします。

慣れれば、3分〜5分ほどで施工事例を追加できます。

月に1〜2回、施工事例やお知らせを更新するだけでも、ホームページの情報は少しずつ充実していきます。

また、求人情報についても同じです。

募集内容の変更や、採用ページの文章修正、お知らせの追加などが簡単にできるようにしておくことで、必要な時にすぐ情報を更新できます。

ホームページは、作って終わりではありません。

育てていくことで、会社の信頼や集客力、採用力を高めていくことができます。


【ホームページの維持費について】

ホームページの維持費は、基本的にレンタルサーバー代とドメイン代です。

ドメインとは「〇〇〇〇.com」のようなホームページの住所のようなものです。

利用するサーバー会社やプランにもよりますが、年間でおよそ10,000円〜20,000円ほどが目安です。

毎月高額な管理費を払い続けなければ運用できないホームページでは、職人さんにとって負担が大きくなってしまいます。

だからこそ、初期費用だけでなく、公開後の維持費や更新のしやすさまで考えて制作することが大切です。

【最後に】

ここまで長くなってしまいましたが、ホームページ制作で一番大切なのは、ただ綺麗なものを作ることではありません。

お客様に信頼してもらうこと。
会社の強みを正しく伝えること。
検索したお客様に見つけてもらうこと。
問い合わせしやすい導線を作ること。
求職者に会社の魅力を伝えること。
公開後も無理なく運用できること。

このすべてを考えて、ようやく「集客にも求人にも使えるホームページ」になります。

ホームページ制作は、どこに依頼すればいいのか迷われる方が多いと思います。

どの制作会社も、どのクリエイターも、自分のサービスを良く見せようとします。
その中で何を基準に選べばいいのか、分からなくなることもあるはずです。

でも、その迷いこそ、御社のお客様が「どこの職人さんに依頼しようか」と悩んでいる気持ちと同じです。

そして、求職者が「どこの会社で働こうか」と悩んでいる気持ちとも同じです。

価格だけで決めるのか。
実績で決めるのか。
信頼感で決めるのか。
説明の分かりやすさで決めるのか。
人柄や考え方で決めるのか。
働く環境で決めるのか。

ホームページは、その判断材料をお客様や求職者に届けるための大切な場所です。

「とりあえずホームページがあればいい」ではなく、
「会社の信頼や受注、求人につながるホームページを作りたい」

そう考えている職人さん、建設業・建築業の方は、ぜひ一度ご相談ください。

大手ホームページ制作会社で200社以上の制作に携わってきた経験を活かし、御社の強みがしっかり伝わるホームページ制作をお手伝いいたします。




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