職人さんのホームページ制作について

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コラム
昨今、建設業界においてホームページの活用がますます重要となってきています。

独立、開業などでホームページをご検討中、もしくはホームページのリニューアルを検討している皆様へ、集客に繋がるホームページについてご紹介させていただきます。

建設業界は、ネットが苦手な昔ながらの職人気質な方も多く、高額なホームページを契約して、失敗している方も本当に多いため、失敗しないホームページ制作のためにも、ぜひ参考にしていただけると幸いです。

【ホームページの有用性】

ホームページは必要か?と聞かれれば私は「いいホームページ」なら絶対にあった方がいいとお応えします。

なぜなら、職人さんがお仕事を新規で受注するためには、ご紹介や営業活動が必要となってきます。ご紹介に関しては、紹介者の信用度でそのまま仕事を受注できるケースも多くあると思いますが、それだけで仕事量をキープ、もしくは拡大していくことは難しいのではないでしょうか?(充分すぎる仕事量を確保されている会社も沢山あると思います)



そうなると自力で仕事を受注するには、営業活動などが必要となります。仕事を依頼いただくためには、まずは認知されること必要なため、チラシをまいたり、訪問営業などをされる会社もいるかもしれません。

ただ、営業活動は本当に大変で、見込み客すら見つけるのは困難です。

見込み客とは、職人さんに仕事を依頼する可能性があるお客様です。それも数カ月以内に検討されているお客様くらいでしょう。

営業活動で、まずこの見込み客を探せる確率はどれくらい厳しいでしょうか?見込み客の中でも、チラシや訪問販売は苦手なお客様も多いため、もっと確率は下がるかもしれません。

一般的なチラシの反響率は0.01〜0.3%、10,000枚配布したとしても1~30人の反響がある計算です。

反響なのでそこから成約に繋がるのはもっともっと低い確率になります。

チラシのおよその値段が10,000枚で5万円ほどだと思います。そこにデザイン費などがプラスでかかってきます。チラシは、お金をかけても反響がなければ何も残らないといったことがよくあります。


また訪問営業では、お客様に嫌がられながら突き進む強靭なメンタルや、人件費を考えるとさらに厳しい営業活動ではないでしょうか?訪問営業でも、結果ホームページを検索され、会社の信用度が低ければ仕事の受注にならないケースもあります。

そんな中、ホームページでは、見込み客が自分からGoogleなどで検索をして業者を探してくれるため、圧倒的に成約率が高いです。また、ホームページはチラシのように制作して何も残らないということもなく、訪問営業のように時間をかける必要もありません。私が制作するホームページであれば、更新に必要な時間は5分ほどです。それも月1.2回程度です。

ただ、ホームページは制作すればなんでもいいわけではなく、これだけのメリットがある反面、ホームページの失敗例も多いのが実情です。



失敗しないホームページ制作に続く


【失敗しないホームページ制作】

失敗しないホームページとは、ホームページがあることでプラスになるホームページです。当たり前のことですが、プラスにならない、マイナスになるホームページが沢山あります。ご相談いただいた事例を少しご紹介します。

例1)ホームページをご自身で制作したが、素人感が強く、逆に会社として信用度が下がり、他社と比較され仕事が減少した。

例2)高額なホームページを契約したが、コストパフォーマンスが悪い。現在の仕事受注件数では割があわない。

例3)ホームページ制作会社に依頼したが、Google検索にヒットせず、維持費だけが無駄にかかっている。

ホームページを制作する目的として、大半は集客に繋げることだと思います。いいホームページは会社の信頼度を上げることができますが、デザインが酷かったり、スマホ対応がされていない、無料のホームページだと、逆に会社の信用を下げてしまう可能性があります。

また、高額なホームページや、SEOが弱いホームページではコスト分の回収ができないことがすごく多いです。

失敗しないホームページとは、会社の信頼度を上げることができ、コストに対して仕事の受注や売り上げをプラスできるホームページです。

30万円のホームページで50万円規模の仕事が毎月1件でも受注できれば、コストを1.2ヶ月で回収し、後はプラスになります。


【ホームページの維持費】

ホームページの維持費はレンタルサーバー代金とドメイン(〇〇〇〇.com)代金だけです。

レンタルサーバー会社やプランにもよりますが、年間10000円から20000円ほどになります。


【どんなページが必要か?】

建設会社様のホームページに最低限必要なページは
「トップページ」「事業内容」「施工事例」「会社概要」「お問い合わせ」です。

その他、よく使われるページは
「料金」「施工の流れ」「よくある質問」「お客様の声」「採用情報」「従業員紹介」などです。


ページを考える際に、伝えたい情報が先行しすぎて、お客様が置き去りになっているケースをよく見かけます。

お客様がどんな情報を求めてホームページに訪れるのかを良く考えて、お客様が求めている情報をページにすることが大切です。

よく言われる例としては、「テレビを購入する時に、どんな情報を調べてテレビを購入しますか?」

・信頼できるメーカー
・値段
・性能や機能

お客様が仕事を依頼する時も同様の情報を探しています。まずは信頼できる会社かどうか、値段は相場と比べてどうか?他社と比較して何が違うのか?

一般的に、こういった情報をお客様は探して、比較されます。探している情報が見つからないことは、お客様にストレスを与えてしまい、サイトの離脱に繋がります。お客様が探している情報をしっかりとページ化してあげることや、導線をわかりやすく誘導することが集客の基本となります。


【SEO Google検索で上位表示を狙うべきキーワード】

ホームページで集客するためには、お客様が検索するキーワードで、上位に表示される必要があります。

このキーワードを選定するには、ターゲットを明確にし、そのターゲットがどういった検索をするかを想像する事が大切です。

また、そのキーワードがどれだけ競合が多いのか、検索ボリュームがどれくらいあり、需要があるのかなども大切な要素となります。


【サイト運用、更新にかかる作業】

建設会社様より、「ホームページを制作した後に、ご自身での運用や更新ができるかが心配」とよく相談いただきます。

そこで、私たちが制作するホームページは現場に出ていて忙しいご代表や職人気質でネットが苦手なご代表にも、極力時間がかかることなく、簡単に、運用や更新が出来るように制作しています。

例えば、施工事例をアップする作業は、事前に私で制作した施工事例サンプルを複製し、文章や写真を差し替えるだけで投稿ができる機能を備えているため、3分ほどで投稿することができます。

【最後に】
記事を書いていると、だんだんと伝えたいことが溢れてきて物凄く長くなってしまいました…もし最後まで読んでいただいた方がいるととても嬉しいです。

ホームページの製作は、どこに依頼するべきかとても迷われることが多いと思います。当たり前ですが、どの業者さんもお仕事を受注するため、全力でアピールします。購入者様からするどこに依頼するのがいいのか、とても難しいと思います。

その中でも、決め手になることはきっとあると思います。ホームページをどこに依頼するか探す気持ちこそ御社のお客様が、どこの職人さんに仕事を依頼するか探している気持ちと同じだと思います。

どういったことが決め手になるのか、お客様の気持ちを理解できるいい機会だと思いますのでぜひいろいろ悩んで、ご検討ください。

また、長くなってしまいました…ホームページ制作は、こんな長々とした文章ではなく端的にまとめますのでご安心ください。

それでは、以上と致します。




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