今回は、Midjourneyが新しくスタイルを参照させることができるパラメータ値が追加されました。この記事では、その使い方を解説していきます。これはとてもすごいのでぜひ試してみてください。
新パラメータで生成した画像
僕は、フェアリーテイルというアニメが好きなので試しに実験してみました。では、1番目にオリジナルの画像2番目にMidjourneyの画像を載せます。
凄くないですか?これはアニメ業界にとてもいいのではないかと思います。データが多いアニメ程楽にできると思うので2期、3期と続編が出しやすくなると思います。それでは、新パラメータの使い方を紹介していきたいと思います!
スタイル参照の使い方
使い方はとてもシンプルです。普段画像生成で使うテキストプロンプトの最後に「--sref 画像プロンプト」を入れます。これはV6とNiji 6の両方で機能します。(V5などでは機能しない)
これだけだとどういう風に使うの?となってしまうので簡単な例を以下に書きます。猫のフリー素材を使っていきます。
このスタイルのような感じにしたい。
詳細設定
「--sref」 は複数の画像プロンプトを入れることができます。使うときは次のように使ってみてください。「--sref urlA urlB urlC」そしてこのスタイル参照も重みを設定することができます。「--sref urlA::2 urlB::3 urlC::5」
複数のスタイル参照の使用: 「--sref urlA urlB urlC」
スタイルの相対的な重みの設定: 「--sref urlA::2 urlB::3 urlC::5」
スタイリゼーションの強度の設定: 「--sw 100」(デフォルト100、最小0、最大1000)
通常の画像プロンプトはスタイル参照の前に配置: 「/imagine A minimalist gray cat ImagePrompt1 ImagePrompt2 --sref stylePrompt1 stylePrompt2」
番外編
背景や表情をコントロールできるか実験してみました。
実際に使ってみてアニメ制作は画像生成を使ってみてもいいのではないかと思いました。最初から書くよりある程度できたものがあった方が時間効率も良くなるはず。ぜひ試してみてください。