最近、Metaが大規模言語モデル「Llama 2」を発表して話題になり、それはChatGPTに匹敵するとのことだったので解説します。
Llama 2とは?
Llama 2とは、Metaが開発した新しい大規模言語モデルのこと。Llama 2は、前のLlamaというモデルの改良版でパラメータ数が130億でGPT-3を上回る性能を発揮。Llama 2は、GPT-3.5 turboに匹敵する性能を持っている。
Llama 2の特徴
それでは、Llama 2の特徴に迫っていきたいと思います。
特徴1:オープンソース化されている
Llama 2はオープンソースであるため、ユーザーはAPIの利用を必須とされません。それにより、API利用の費用が発生せず、自由にモデルに組み込んで利用することが可能となります。
特徴2:商用利用が可能
Llama 2は、研究目的だけでなく商用利用にも無料で対応しております。商用利用に対する制限が存在しないため、各種の用途に幅広く活用することが可能となっております。
特徴3:パートナーシップとの連携
MetaとMicrosoftとの提携で、Llama 2はMicrosoft Azure上での利用が可能となりました。さらに、AWSやHummingFaceなど、他のプラットフォーム上でもその利用が可能です。
Llama 2 実演
Hugging faceで公開されているので使ってみます!
挨拶
まずは、「Hello」と入力してみます。
英語で書かれているので翻訳しますね。
「こんにちは!私はできる限りの方法であなたを助けるためにここにいます。どんな質問でもお気軽にお尋ねください、そして私はあなたに有益で正確な情報を提供するために最善を尽くします。質問が意味をなさない場合、または事実上首尾一貫していない場合は、その理由を説明し、質問にアプローチするための代替方法を提供するために最善を尽くします。質問に対する答えがわからない場合は、虚偽の情報を提供するのではなく、正直にお知らせします。具体的に知りたいことや話し合いたいことはありますか?私はあなたが持つかもしれないどんな質問でも助けるためにここにいます。」
と書かれていますね。
次に、日本語で「こんにちは」と入力してみます。
日本語で書いても英語で返ってくるみたいです。内容も、英語で入力したのとあまり変わらないので一応日本語も理解はできている。
翻訳
それでは、先ほどの文章を日本語訳してくださいと聞いてみましょう!
翻訳はできるみたいです。
いつまでのデータを学習してる?
Llama 2 は、2023年3月までのデータを学習しているみたいです。
記事アウトライン作成
アウトラインの作成できますね。それでは、ここから文章を追加できるか試してみたいと思います。
次に、「このアウトラインに文章を追加してください。文章は、日本語で書いてください」とプロンプトを入力したのですが、文章を書いてくれることはなかったです。
しかも、途中で途切れてしまうことがあるので、あまり長い文章を書けないかもしれないです。
HTML、CSSコード
一応、HTML、CSSコードは書いてくれるがまだChatGPTを使った方がいいのかなと思ってしまいます。
まとめ
今回は、Metaが出した新しい大規模言語モデル「Llama 2」について書いてきました。オープンソースでみんなが使えるようになっているので、これからまたいろんなサービスが出てくるかもしれませんね!最後まで見て頂きありがとうございました!