ミステリー&サスペンスの人物

記事
コラム
 今回はブレイク企画ということで、「推理もの(ミステリー&サスペンス)」でよく出るキャラの職業を見てみましょう。

 私は母の影響からこうした「推理もの(ミステリー&サスペンス)」の小説をよく読みました。
 そして、漫画やアニメ、映画やドラマでも「推理もの(ミステリー&サスペンス)」が人気ですので少し考察などをしたいと思います。

中高生
 結構、思春期(ティーン期)の子どもが「推理もの(ミステリー&サスペンス)」ではよくある人物みたいです。
 特に、「ギフテッド」と呼ばれるIQ110以上の並外れた知能の持ち主は普通の中高生の学習指導要領を幼い頃にすでに身につけていることから、「上級校(大学など)級の専門領域」まで学習内容を無意識に広げる傾向があるようです。

警察官(刑事)
 「推理もの(ミステリー&サスペンス)」である以上、彼らの存在は欠かせません。
 「人身事件」などを扱う花形の「捜査一課」を始め、未成年者の事故や事件、詐欺事件を扱う「生活安全課」、さらに交番のおまわりさんなど様々です。

お医者さん/看護師(医療関係者)
 病院が舞台の物語では彼らの存在も欠かせません。
 また、「元刑事」や「元医師」という過去の肩書で現在は別の業界へ転職というのも物語ではあります。

弁護士
 最近では彼らを扱った「推理もの(ミステリー&サスペンス)」もあります。
 彼らによって物語の'急展開'もあります。

教師
 学校が舞台の物語なら彼らの活躍もあります。
 主役でもわき役でも始めに挙げた「中高生」のサポート役として様々です。

会社社長(CEO)
 ごくまれに彼らが活躍する「推理もの(ミステリー&サスペンス)」もあります。
 経営者だからこその視点が「推理もの(ミステリー&サスペンス)」を盛り上がらせています。どちらかというと、「商売(ビジネス)系推理もの(ミステリー&サスペンス)」となるでしょう。

村役人(町役人)
 '集落'を舞台にした物語では、彼らの存在も欠かせません。
 集落という「最小の世間」で起こる物語は「田舎コンプレックス(いなコン)」を知る上でよいきっかけかもしれません。

カウンセラー(臨床心理士)
 日本よりも欧米の「推理もの(ミステリー&サスペンス)」ではよくある職業だそうです。
 日本でも彼らによる「推理もの(ミステリー&サスペンス)」があってもいいはずでは…

奇術師(マジシャン)
 高い知能と手先の器用さ、エンタテイメント性など彼らによる「推理もの(ミステリー&サスペンス)」もあります。
 「彼ら×別の職業」のパターンも面白そうです。

探偵
 「推理もの(ミステリー&サスペンス)」のド定番です。
警察関係者以外で「調査」などを行う職業です。
 最近では、「興信所(個人で信用調査を行う職業や事業)」との定義はあいまいとなっています。
 現実世界では、「人探しなど(人身調査)」、「信用調査」、「(問題に対して)仲裁や介入」、「身の上調査」など秘密の上でかなり地味に行うものです。

鉄道関係者
 『西村京太郎トラベルミステリー』シリーズから伺える通り、彼らも意外と「推理もの(ミステリー&サスペンス)」に登場しています。
 花形の運転士(機関士)から整備士、駅員などこちらも様々です。

航空関係者
 日本ではごくまれですが、欧米では彼らによる「推理もの(ミステリー&サスペンス)」もあります。
 花形のパイロットや客室乗務員(CA)、航空整備士、そして空港勤務のグランドスタッフ(GS)などこちらも様々です。
 ただし、飛行機は一度離陸するとそれこそ「密室空間」となります。
 また、飛行機そのものが「精密機械」となっています。「推理もの(ミステリー&サスペンス)」というよりは、「パニックもの」になる可能性もあります。

主婦(主夫)
 ごくまれに彼らを取り扱った「推理もの(ミステリー&サスペンス)」もあります。

家政婦(訪問ヘルパー)
 彼らを取り扱った「推理もの(ミステリー&サスペンス)」もあります。
「主婦(主夫)」や「家政婦(訪問ヘルパー)」はどちらかというと、「ホーム推理もの(ミステリー&サスペンス)」になってしまいます。

学生(上級校:大学など)
 「中高生」(思春期:ティーン期)に比べて、「(上級校の)学生」を扱った物語は少ないです。
 それでも、特に「ギフテッド」と呼ばれるIQ110以上の並外れた知能の持ち主は日本よりも「飛び級」が正式に認められた欧米のキャンパスにはごろごろいるそうです。
 また、アラサー(30代)を遠に超えた「大人学生(セカンドアオハル)」も欧米ではごく普通です。
 日本もそれが'当たり前'になれば、「推理もの(ミステリー&サスペンス)」も面白くなるはずですが…

上級校教授、講師
 『ガリレオ』シリーズのような大学の教授や専門の講師が活躍する物語もあります。
 さすが専門家だけに、「ニッチな推理もの(ミステリー&サスペンス)」となることが多いです。

脳科学者(心理学者)
 最近では、「フリーランス学者」が活躍する「推理もの(ミステリー&サスペンス)」もあります。特に、「脳科学」と「心理学」は「その行動に至る経緯(なぜこうしたのか?:動機)」を紐解くのに欠かせない存在です。

作家(推理小説家)
 意外かもしれませんが、彼らも「推理もの(ミステリー&サスペンス)」に登場することが多いです。

 とだいたいこのような感じでしょうか。「推理もの(ミステリー&サスペンス)」の多くは、「何かしらの事件」があって初めて成立する物語だけに'書き手側'次第というところも多いです。

 特に日本はかつて「2時間ドラマ」ということで夜間に「推理もの(ミステリー&サスペンス)」の集中放送をしていただけに、欧米のような「長寿シリーズ」が定着しずらかったところもあります。

 唯一欧米のような「長寿シリーズ」を実現させたのが、『相棒』シリーズです。ここまで長きにわたるシリーズは日本では「唯一無二」ではないでしょうか?
サービス数40万件のスキルマーケット、あなたにぴったりのサービスを探す