はじめまして。和風スパゲティと申します。
本業では医療系企業の企画部門に従事し、業務システムの導入や開発を行う傍ら、ExcelVBAの解説サイト「和風スパゲティのレシピ」を執筆しております。
「ExcelとVBA(マクロ)の解説サイトをやろう」と思うくらいにはExcelとプログラミングを勉強しておりますので、マクロ作成・プログラミング講座を是非ご依頼下さい。
さて、最初のブログということで自己紹介を兼ねて私の解説サイト「和風スパゲティのレシピ」のテーマをご紹介します。
そのテーマとは、タイトルにも書きました「日本語プログラミング」です。
プログラムというと英語で書かれているイメージの方が多いと思いますが、最近のプログラミング言語は、変数やメソッド名に全角文字が使えます。
「もし○○なら△△する」
のようにすべて日本語で書く特殊な言語を使うという意味ではなく、
「If ○○ Then Call △△」
と、構文は英語のまま○○や△△だけを日本語で書くという意味ですね。
実はこの使い方であれば、有名なプログラミング言語であるJavaScriptやPython、そしてExcelマクロに使うVBAも、普通に日本語を使うことが出来ます。
私はこの「日本語変数」を利用して、「日本人により分かりやすいコードを書く」ことをテーマに、ExcelVBAの解説記事を公開しています。
さて、実際の日本語コードをどう書くかはサイトを見てもらうとして、
この記事では「日本語コードをココナラ使うメリット」について述べたいと思います。
まず日本語変数の一般的なメリット/デメリットを簡単にあげると、
メリット:日本人にわかりやすい。業務用語をそのまま記載できる
デメリット:海外のプログラマとチーム開発ができない
このあたりが主な要因になります。
まずデメリットの方がすごくわかりやすいのですが、
ココナラで副業として受託する小規模システム開発は、
外国人どころか日本人とすらチーム開発をしません。
アプリも「Excel」ですので、web上に公開などは行いません。
要するに、ほぼデメリットはないということです。
対してメリットですが、例えば皆さんが「経理部で使うマクロ」を発注したとしましょう。
Excelマクロは他のプログラミング言語で作られたシステムと違い、
「ユーザーでも多少中身をいじることができる」
のが大きなメリットなのですが・・・
この時、コード中の「借方」「貸方」「減価償却」あたりの用語が全部英語だと、マクロの中身より長い時間Google翻訳とにらめっこする大変な改修を強いられてしまいます。
反対に中のコードがすべて日本語で書かれていると、これがメリットに転じます。
例えば「一般管理費の計算範囲を変えたい」としましょう。
このとき「一般管理費」という用語を探せば、コードの知識がなくとも該当箇所を推測し、多少の改修ができてしまったりします。
このメリットは、「部署内でだけ使う小規模なマクロ」を発注するココナラのようなサービスにおいては、絶大な効果を発揮します。
私はこのメリットを最大限享受していただきたいと考えておりますので、私のマクロは、原則無償でコードをすべて開示し納品いたします。
さて最後にもう一つ、日本語を使うことによる大きなメリットがあります。
それは「プログラミングの学習が簡単になる」という点です。
例えば算数の勉強で、三角形の面積がArea=Base×Height÷2だったらどうでしょう?
算数とは関係のない労力が発生してしまいますよね。
いつか幾何学の英語論文を読みたいと思っていたとしても、
最初は「面積=底辺×高さ÷2」という式で学び、ある程度習熟した段階で英語に切り替えた方が、結果的には近道になると考えています。
これと同じ理由で、プログラミングでも初学段階ではまず母国語で学び、慣れてきたら英語を勉強する(あるいはその必要がなければ一生母国語を使う)と、とても効率的に学習ができます。
このメリットを最大限に活かし、「日本人にわかりやすいプログラミング講座」も行っておりますので、興味のある方はお気軽にご相談ください。
以上が「日本語でプログラミングする」ことの、ココナラにおけるメリットです。
母国語を使って、
「日本人が使いやすいマクロ」と
「日本人にわかりやすいプログフラミング講座」
を提供したいと思っておりますので、是非ご利用ください。
今後ともどうぞ、よろしくお願いいたします。