いってきます#1 トン・ソンニュ

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コラム
一体私は何をしたらよいのか?一体私はどこへ行けばよいのか?
-ラテン語名言-


韓国・ソウル
ポド高校。
ソンニュは学校に向かっていた。すると話しかけられる。
やあ、ソンニュ!
ヨノおはよー。
ソンニュは登校中、おさ馴染みの女性ヨノにあった。同じ高校2年生だ。
もう行くよ。
はーい。
2人は学校にむかった。教室に入ると席に着く。
ソンニュとヨノは同じクラスだ。
すると陽気なチャイムが鳴る。
もう受験か。
そうね、ヨノは大丈夫なの?
私は大丈夫! 電子レンジでパエリアを温められるぐらい頭いいから。
お? ん? パエリア?
パエリアを電子レンジをやるのって中々難しいの!
あそう。
おい! そこ、静かにしなさい! 授業始めるぞ!
はーい。
2人は男性の国語教師に注意される。
時間が過ぎ、昼休み。
さあ! 昼休みだ!
行こうか学食に。
2人は食堂に向かう。
あ、ソンニュお前大学どうするんだ?
先生が話かけてきた。
あ〜 まだ決めてないです。親とも相談しないと。
そうだな、だけど早めに頼むぞ。
わかりました。
ソンニュは成績優秀で頭がいい。ちょっと馬鹿なところはあるけど、先生からも1目置かれる。
行こう、ヨノ。
うん。
ねえ、大学まだなの?
と、ヨノが聞く。
え? うん、まあね。
そうなんだ。私は決めてるよ。もう3年だよ。
そっか。
食堂につくと、ソンニュはカツ丼にした。ヨノはラーメンにした。
あんたまたラーメン?
いいでしょ!
そういえば最近キムチラーメン流行ってるね。
キムチラーメンね、いいね! あ、ねえ? 今日終わったらどうする?
いや、今日は家に帰るよ。勉強しないとね。
そうソンニュが言う。
相変わらずね。わかった。
さて、教室戻るよ。
うん。
そう言うと2人は教室に戻った。
さっきの話だけど、キムチラーメンって、美味いけど、韓国人ってキムチ好きだよね。
と、ヨノが言う。
いやアンタも韓国人でしょ?
そうなんだけど! 気になっただけ。
その後、授業が始まり、午後も勉学に励んだ。
帰り時は家の前で、ヨノとは別れた。ヨノはソンニュの家から5分の所だ。
ソンニュは家に帰ると、父と母がなにか難しい顔をして、真剣な話をしながら考えこんでいた。
どうしたの?
ソンニュ?
ソンニュ、こっちに来なさい。
お父さんとお母さんに呼ばれる。
うん。なに?
実はな?
ソンニュはなにか緊迫したピリピリした雰囲気を感じた。
実は、アメリカに行くことになった。
え?
お父さんの驚きの言葉にソンニュは口を開けたまま、話を聞いていた。
夏の暑い日の出来事だった。


#1 end.

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