悟り

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学び
悟りを開かれたお釈迦さまはニルヴァーナの境地に入り、涅槃を経験なされました。
悟りとは何なのか、お坊さんの間でもこれは議論の分かれるところでして、
こうすれば悟れる、ああすれば悟れるという簡単なものではありません。
ただ般若心経を唱えていけば自然に悟れるということなのでお坊さんは毎日このお経を唱えておるのです。
この世の一切のものは空、自分自身も空、苦しみすべても空ということです。
全てのものは幻や夢であってこの世の心配などは本来してはいけないという訳ですね。
悟りというのは全ての煩悩(欲望)が無くなるということなので涅槃に入ると一切の苦しみがなくなる訳です。
ニルヴァーナの境地に入るとも言いますが、煩悩が一切無くなったお釈迦さまは雑念が一切入りません。
悟るのにはどうすればいいかと言いますとお釈迦さまが悟られた存在なので果たして悟る必要があるのか、あるとしたならばなぜなのか。自分自身の心に聞いてみることです。
悟られた方がいらっしゃいますので仏を念じて精進して行きなさいと言えることができます。そうすれば自然に悟ることはできるとは思います。教えてください、お釈迦さま、悟らせてください、阿弥陀さまと仏を念じることが大事だと思います。
要は仏教を学んで精進を辞めないことであります。
悟るとどういうことが起きるかというと六道輪廻から解脱し七つ目の世界に行くことができる、常に自身の身に極楽を体験することができるということでしょう。
六道輪廻とは、天道、人道、修羅道、畜生道、餓鬼道、地獄道の六つの世界から成ります。この六つの世界は輪廻転生と言って生まれ変わりが必要だと言われています。
天道に行った天人様も千年の命です。それを過ぎれば生まれ変わりを経験しなければいけない訳です。
人間はこの六つの迷いの世界をぐるぐると輪廻している訳でございます。
お釈迦さまはお生まれになったとき、七歩を歩かれ天上天下唯我独尊と言われました。
どういう意味かと言いますと私は迷いの世界から抜け出だして七つ目の世界に行くという意味です。
お釈迦さまはもう生まれ変わる事を拒否したのです。
悟ることができるとなんの疑いもなく真理が心の中に自然的に入り込んで来ます。
仏天から啓示を受けることができるのです。煩悩が無くなったのだから当たり前です。
菩薩の悟りと仏の悟りを区別したものもあります。それを小悟と大悟と言います。
菩薩の悟りに至れば極楽に赴け、仏になるための修行が極楽でできると伝えられています。
要するに、仏になりたければ出家するのが一番です。
時間がかかっても出家して仏道を歩めば道は自然と向こうから近づいてくることでしょう。
この迷いの世界から抜け出すには悟るしかないと言われています。
それこそが人間の生まれた理由であり、人間は業が深いから死を経験する訳です。
病になり、老いもする。それは人間の業が原因しているのです。
だから成仏する為に、仏道を学んで精進して行きましょう。
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