一度覚えたら忘れない、究極の単語の覚え方

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ご訪問ありがとうございます。執筆中の本は、原稿も表紙デザインも、残すは小さな修正のみとなりました。10月上旬に発売できそうです。




















今回は「覚えにくい単語が覚えやすく、忘れにくくなる究極の単語の覚え方」という話です。

ホンマでっか!?と思います?ホンマです。自分に合った単語の覚え方を発見していない人、なかなか単語を覚えられず困っている人に、ぜひ試して欲しいです。試したら、ホンマや!って思うから。



では、ざっくりやり方を説明します。

・一語だけ覚えようとせず、派生語、類義語、反対語などでグループを作って、グループごと覚える。→覚えたい単語のイメージを作る

・本当に覚えたい一語と別の単語を組みわせて、フレーズや文で覚える。→辞書を使って色々調べながら、覚えたい単語を印象に残りやすくする

・作ったグループ全体・フレーズ・文を繰り返し書き、音読しながら頭に入れる。→最後にふだん暗記する時の作業をして、一気に頭に叩き込む


実際にやってみましょう。例えば、今からproductiveという単語を覚えたいとします。この一語だけを覚えようとするのではなく、productiveを含むグループを作ります。派生語でやってみましょう。

名詞:production「生産」、reproduction「再生、繁殖」、product「製品、工業生産物」、produce「農産物」

動詞:produce「生産する」

形容詞:productive「生産力のある」

副詞:productively「生産的に」

*単語を覚えにくいのは「何のイメージも湧かないから」という場合があります。その言葉を聞いてもピンとくるものが何もなければ、頭に入ってこないですよね。でも、派生語や類義語、反対語を集めてくると情報量が増えるので、ほぼ無だったイメージに、ぼんやり輪郭が見え始めます。一語では伝わってくることが少なかったproductiveも、派生語グループの一員にすることで「工業」「農業」「生産」といったイメージが生まれて、少しは覚えやすくなったはずです。

次に、今回のターゲットであるproductiveを中心に、色々なフレーズや、できれば文も作っていきます。同時に、作った表現に対して感想やツッコミを付け加え、心と頭に印象付けていきます。

a productive coworker
「生産性の高い同僚、仕事がデキる同僚」(そんな風に呼ばれてみてぇ〜)

The meeting was productive.
「会議は有意義だった」(そんな会議出たことねーわ)

productive soil
「肥沃な土壌」(生産力のある土だから肥沃な土壌ってか。マジ農業にも使えるワードやん。) 

時間とメンタルに余裕があれば、グループ内の単語でも同じことをします。

a production line
「生産ライン」(工場のね。てかラインはline、そのままやん)

reproduction forbidden
「転載禁止」(こんな言い方するんや、TOEICにも出てきそうじゃね?)

produce electricity
「発電する」(電気てプロデュースするもんなん?アイドルと同じかよ)

Different fruits and vegetables are displayed in the produce section.
「様々な果物と野菜が農産物コーナーに並べられている」
(この文、TOEIC Part 1ぽい。あと動詞も名詞もproduceとかトリッキーが過ぎるでしかし、ほんで動詞はプロデュース、名詞はプデュースやて、発音地味にちゃうやん、怒るでしかし。それは横山やすしやでしかし)

domestic products「国産品」、
imported products「輸入品」
(これ買い物する時ちょいちょい迷うやつ)

think productively「前向きに考える」
(productiveな時間過ごして高品質なproductsをproduceするにはまずthink productivelyからや!ダサめの意識高い系の話し方)

*ちなみに、この例文たちは無料オンライン辞書サイトWeblio英和和英辞典とロングマン英英辞典の例文を参考にしました。


最後に、こうして作ったフレーズや文を「書く」・「発音する」を繰り返して、頭にグググ、グググググ…と入れていきます。グループ全体だと多すぎて書けない時は、本当に覚えたい単語だけでこの作業をしても良いでしょう。

暗記作業に入るまでにすでにたくさんの作業をしているので、本当に覚えたいproductiveがもう記憶に定着し始めています。だから、感想やツッコミも改めて意識しながら暗記すれば、もっと定着します。ほんの数回書いて発音するだけでスルッと覚えられるというハッピーな結果が待っています。

こんな感じのやり方です。productiveはまだ覚えやすいほうなので、ここまでする必要がないかも知れませんが、もっともっと覚えにくい単語(それが何かはあなた次第)に出会ったときに、このやり方なら覚えたい単語そのものに加えて、派生語や関連語彙まで覚えることができるし、退屈なはずの単語の暗記がなんだかちょっと楽しい作業になるし、何なら暗記する前の段階でたくさん辞書と頭使って記憶に定着し始めてるから暗記に使う時間短くて済むし、そんなこんな、なんやかんや、あれやこれや、うんぬんかんぬん、色々あって、一石N鳥です。NはNatural Number(自然数)のN。2(弐、に、二、ニ)のNではありません。

大事なことなのでもう一度言うと、このやり方は、調べ物をしながら感想やツッコミと一緒に覚えるので、いわゆる勉強という感覚も弱くなり、書いて発音するだけのつまらない暗記時間も短くなり、何なら笑いながら覚えるから強く印象に残って記憶にも定着しやすくなり、その分忘れにくくなり、・・・てな感じで良い事ずくめなんです。もはやこのやり方で単語を覚えない理由がないと言っても過言ではありませんね。覚えにくい単語に出会ったら、試してみて下さい!











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今日はここまでです。最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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