【有料級】TOEIC L&R Testで700点の大台に乗れない超意外な理由とその壁の攻略法

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ご訪問ありがとうございます。数年前の話ですが、私の教え子に、「TOEIC 何度受けても 600点 どーもー、600点コレクターの〇〇です」という自虐川柳で自己紹介する大学生がいました。講座初日の挨拶が仕上がってんな、今までどんだけそのネタやってきた?って感じでしたが、彼は、私と出会う2年前にTOEICの予備知識ゼロ・対策ゼロで受験したらいきなり665点、最初から出来る子でした。でもその後、年に2度大学で行われるIPテスト(団体受験)では645→695→685という推移で、周りの受講生が着々と700点台を達成していく中で一人だけ大台に乗れず自信をなくしていました。

自己最高が695は日本の全国平均よりも100点ぐらい上なのでちゃんと立派、全然悪くないのですが、かといって「素敵やん、むっちゃエエやん」と言われるほどでもなく、企業の人事部新卒採用担当者から見れば「普通やん」です。つまりダチョウ倶楽部の甘からず、辛からず、かといって美味からず、まずいんじゃねーかよ!と同じ、爆笑は取れないけど、誰が見ても何度見てもオチが分かっててもちゃんとオモロイ、マンネリの美学ってやつです。またの名を伝統芸。そう、600点コレクターは令和の伝統芸と言っても過言ではありません。

そんな自称600点コレクター、私は講座初日で「二代目竜兵ちゃん」、からの2週間後には「二代目」と呼んでいた大学生の彼ですが、私の講座を受講し始めて1ヶ月で780(!)、晴れて不名誉あだ名からの卒業。そのまた1ヶ月後にはまさかの840(!!)で伸び率も獲得スコアもクラスNo.1。覚醒してサードアイ開いて後光差してるの見えるわ~と同じ教室にいた全員が思い、文句なしに「TOEIC賢者」の称号を獲得、略して「賢者」、からの「賢ちゃん」に落ち着き、何だかんだずっと本名では呼んでもらえない彼でした。今の若手芸人で言えば780達成の時はネクストブレイク待ったなしのヨネダ2000、840達成の時は今年大ブレイク中のやす子です、はい〜〜。

違う違う、そうじゃ、そうじゃない。話が与太与太しています、申し遅れました、今日も絶賛通常運転中の杉江浬久斗です、ごきげんよう、皆さんの中で今一番キテる芸人は誰ですか?

まあ元・二代目竜兵ちゃんの彼は最初からよく出来る子だったので、ちょっとやり方を変えればすぐに結果につながるのは受講生の資料を事前に見たときから分かっていたことです。別に私の手柄ではありません。そんなことより、彼の例で皆さんにお伝えしたいのは、どんなに出来る(英語が好き、または得意、モチベもある、もっと成長したいと思ってる)人でも、ぶつがりがちな壁があり、それを自力ではなかなか越えられないことがあるということ。そして、私はその壁の攻略法を知っているので、今日はそれをお伝えします。ホントは教えたくない、これ受講料もらっても良んじゃね?な有料級の話だと自負しています。











その壁とは、「真面目すぎる自分自身」です。













この記事のタイトル通り、超意外。灯台下暗し過ぎて見つからねーわ。










どういうことか?詳しく説明します。

600点台、特に700が目前の670以上のスコアを取れるようになると、英語が他の人よりちょっとできるかもという自信、でもまだ突き抜けていないもどかしさ、早く730取って凡人な自分がいる「こっち側」から成果を出した者だけが行くことを許される「あっち側」の人になりたい焦りなど、色んな感情が入り乱れ組んず解れつ、心がモヤっ、頭がぐちゃっ、てなったりします。中でもタチが悪いのが「焦り」で、こじらせると「絶対結果出すつもりで受験したし手応えもあったのに695、もうこれ以上どうすりゃ良いんだよ?こんなに努力してるのに一体何が足りないの?てか俺って才能ない?やめたほうが良い?でも今までの努力が無駄になるのダルいわ〜、マジでこの先どうしよ?」って感じで頭の中が「?」だらけになります。

真面目です。とても真面目。どんなに悩んでも成長することを諦めないその姿勢、見習わなきゃ。でも、本人は自分が真面目すぎるほど真面目だということに気づいていない。その真面目さの方向性をちょっと変えてあげるだけですぐ別人みたいなスコアを獲得できることに、本人は気づくことができないんです。もったいない。

真面目なのは全然悪くないどころかむしろ良いことですが、今言ったように真面目の方向性を間違えると伸びなくなるどころかヤベーことになっていきます。こんな感じで…

真面目すぎる→全問正解しようとする→1問に時間をかけすぎる→リスニングはマークシート塗ってる間に次の問題が始まってしまってその問題絶対間違える、リーディングは20問ぐらい解き切れずに終わる→スコア上がらないどころか下がる→ショックで自信なくす→もっと実力と自信つけてから受験しようと思う→受験回数が減る→スコアを上げる機会を自ら失う→長期に渡って受験しても結局600点台。という具合に悪循環、負のスパイラル、スコアの長期デフレで失われた20年状態、Z世代なのにロスジェネと同じ価値観で生きることを余儀なくされます。怖っわ。

ロスジェネと同じ価値観はさすがに盛り過ぎですが、TOEIC攻略においては真面目すぎると良いことが一つも起きないというのは事実で、スコアが上がらず自信をなくすあたりまでは元・二代目竜兵ちゃんと全く同じです。実力もモチベもあるのに、何ちゅーもったいない!救ってあげたい、だって、オレその状態から抜け出す方法知ってるから!











というわけで、一体どうすれば「真面目すぎる自分自身」を攻略できるのか?まずはさりげなく繰り返し視界に入って単純接触、次に会話の時は下の名前を連呼、からの時々冷たくあしらう、会社の飲み会ではちょっとだけボディタッチ、その帰り二人で歩いてる時に来週末デートの約束、のように見た目はゆるふわ中身は猛禽24歳OLが若手営業成績No.1の27歳イケメンを落とす時のやり方で攻略するのではありません。社内恋愛の20倍はカンタンです。それは、

Part 3・4・7だけを集中的に練習して、80%以上正解できるようにする。これに尽きます。真面目すぎるほど真面目な性格の良いところをフル活用すれば、3ヶ月以内に実現可能です。

Part 3・4で合計69問✕0.8=55問以上正解、Part 7は54問✕0.8=43問以上正解。多い?でも大丈夫。これ、できるようになります。逆に考えてみましょう。Part 3・4は14問もミスして良いし、Part 7でさえ11問ミスして良いわけです。じゃあ、どこでミスするのか、つまり自分がどんな問題のどんな設問なら不正解でも気にしなくて良いのか、予め決めておけば良いんです。それは、問題演習していくうちに「自分が必ず間違えるパターンの問題」が見えてくるので、自ずと決まります。楽勝。

そういうわけで、Part 3・4・7を重点的に強化すれば、ちゃんとスコアが上がります。元・二代目竜兵ちゃんのように1ヶ月で大幅ジャンプアップする可能性は大です、大。そして見逃しちゃいけないのが、この対策法には「なぜかPart 1・2・5・6の正解数も増える」という想像以上にデカい特典があります。そりゃそうでしょ、速い・長い・多い英語ばかり練習すれば、速くない・短い・少ない英語は自然と対応できるようになりますよ、誰でも。この特典の効果もあっての大幅ジャンプアップだったりもします。どうですか?Part 3・4・7、やりたくなってきませんか?もうこれ、やるっきゃないっしょ!











TOEIC対策を本気でしたくなった人、お待ちしています。




















今日はここまでです。最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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