ぬる燗の酒

記事
ビジネス・マーケティング
南木桂士さんのエッセイにこんなのがあった。
定年退職した金曜日の昼
蕎麦屋さんでぬる燗の日本酒を飲む
『みんなはまだ仕事をしているのに、
こんな贅沢ができるようになるまで生きられたんだなあ、
助けてくれて先に逝った同僚や後輩に対するうしろめたさ・・
絡まった感情にあおられて、
叫びたくなるのをこらえて息を鎮めた』
ぞくぞくした
ちょうどこれを読んだのは、4月、
半年後に定年をむかえる
職場に残るべきか、とっとと縁を切ればいいだけなのか
けれど、いつもそこに居るのが当然だった職場だから
いや職場がではなく、こっちの勝手な想い込み
割り切りたくて、けれどやっぱり寂しくて
職場と自分、というより
自分の中にある職場
職場の中で自分は何をやってきて
そんな自分をなにものだと思っているのか
これから何をしたいかを考えるとき
その前に、自分の中にある
今までを想い出してみる
贅沢かもしれないけれど
そんなことが大切な、そんな気がします。
ぞくぞくするような
そんな体験してみませんか+

サービス数40万件のスキルマーケット、あなたにぴったりのサービスを探す