電話サービスを始めた理由

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コラム

こんにちは!


ひでみちです!



今回は電話相談サービスを始めた理由について書いていきます!



って言っても人の話を聞くこと以外得意なことが無かった…って話なんですけどね!



自分の過去をただズラズラ書いているだけなので、特に役に立つ記事ではありません。




それでも興味があればぜひお付き合いください!





適当な就職活動



学生時代はのらりくらり流れるままに過ごしてきました。適当に高校に入って、働きたくないからという理由で大学に行き、大学を卒業したら働かないといけないから就職したって感じでした。特にやりたいこともなく、給料がいいからとか、待遇がいいからとか、これは嫌とか、あれは嫌とか、好き嫌いで選んでいるような感じでした。就活も周りのみんなは大学3年生ぐらいから始めているにも関わらず、僕は4年生で始めました。大学生活が1番楽しく、このまま働かずに遊んでいたいと思っていましたがそういう訳にもいかず、仕方なく就活を始めました。とりあえずみんなが大学の就活センターみたいなところに行って案件をもらっているので、その流れで僕も行くようにしました。完全に就活をなめていましたので、茶髪のまま行くと就活センターの人に、「まずは髪の色を黒くしないとダメだね。」みたいなことを言われたので黒染めするところからのスタートでした。それからエントリーシートを書くように言われ中身を見た時に、「得意なこと」の欄で何も書くことがないことに気付いた時は、唖然としました…今まで特にやりたいこともなくのらりくらり流されるままに生きてきましたので、「得意なこと」の欄が空白で埋まらないことが苦痛で仕方ありませんでした。しょうがないので色々調べたりはしましたが、結局のところ市販で売っている履歴書のサンプルを真似することにしました。「○○というスポーツをやって集中力を高めることができました。」と記載されてありましたので、僕は中学校時代にサッカー部に所属していましたので、「学生時代に取り組んだサッカーで集中力を高めることができました。」と書いたことを覚えています。就活センターの人に見てもらいましたが、特に添削されることもなく複数の企業を紹介してくれてそれに応募しました。書類選考で落とされるところもあれば面接まで行けるところもありましたので、とりあえず先に進みました。実際の面接では就活センターでロープレをやっていたのでそのままマニュアル通りの回答をしていました。特に得意なことについて聞かれることはありませんでしたし、ことごとく落とされました。その中で唯一受かったのがマニュアル通りの面接でもOK、Mrイエスマンなら誰でも入れるブラック企業で地獄の始まりでした。入社3年ぐらいからパワハラ上司の下で働くようになり半うつ状態になったりもしましたが人事異動等で何とか免れることができました。それでも10年以上その会社で働きましたが、さすがに違和感を覚え転職を視野に入れるようになりました。そこで出てくるのが大嫌いなエントリーシート…これを見るのが嫌で嫌で仕方ありませんでした…何度も何度も書き直して、転職エージェントの人に「これじゃあちょっと難しいですね~」と言われながら紹介された企業にことごとく断られました。エージェントの人も仕事ですので企業が欲しがりそうな人材には時間をかけますがそうでない人は適当な扱いです。そこで転職について悩みながら、ネットで調べたり本屋に行ったりして自己分析について考えるようになりました。ネットや本で書かれている内容で共通している点は、「身近な人に聞くとか、自分が苦ではなく淡々とこなしていることなどが得意なことである。」みたいなことが書かれてありました。周りに聞いて見たりもしましたが、「よく分からない」みたいな反応ばかりでした。他人の得意なことなどを注意深く意識している人はそんなに多くはいないと思いますし、僕自身もそこまで深い人間関係を築いてはきませんでした。





自己分析





自己分析についてはいろいろ調べてみましたが、下の3つが僕的にはしっくりきています。



・ストレングスファインダー
・16性格タイプ性格診断
・ブレインダンプ



ストレングスファインダーでは、着想、分析思考、最上思考、慎重さ、未来志向、などがでてきました。16性格タイプ診断ではINTPという診断結果でした。ここでは詳しくは取り上げませんが、もし興味があるようであればぜひネットなんかで調べてみて下さい。ザックリ言うと、新しいアイディアを考えるのが好きだったり、物事の理由と原因を追究するのが得意みたいなことが書かれてありました。なんとなくではありますがそんな感じがしています。次にやったのがブレインダンプでブレインは脳、ダンプは放出という意味で、脳で考えていることを全て書き出す作業です。インプット無しのひたすらアウトプットのみの作業で紙とペンを用意してひたすらテーマに沿って過去を深掘りしながら書いていくだけです。ダラダラやっても仕方ありませんので、15分とか30分とかタイマーを設定してやっていました。おすすめのテーマとしては、将来の夢、子供の頃の夢、やりたい仕事、やりたくない仕事、理想年収、一緒に過ごしたい人、これだけは譲れないこと、自分の性格、自分の好きなこと、自分の嫌いなこと、感動して涙を流したこと、幸せと感じる瞬間、悔しかったこと、イライラする出来事、休日の過ごし方、などを一度紙に書き出してみることです。また自分の得意なことについては、自分の過去を深掘りしました。過去に自分が時間を割いてきたこと、ハマってきたこと、お金をかけてきたことなどを幼少期、小学校時代、中学校時代、高校時代、大学時代、現在、といった感じでひたすら紙に書き出しました。書き出して自分の目で見ることによって、そういえばこんなこともやってたな~とか、あんなことに時間を割いてたな~などが思い出されてきました。僕のことについては動画で話しているのでよかったら見てください。







続きはポートフォリオに掲載していますので、よかったら覗いてみて下さい。





スキルの棚卸




転職活動をやりながら様々な副業にも挑戦したりしてみました。ポイントサイトや動画編集、ブログ、文字起こしなどをやったりしてみましたが長くは続きませんでした。基本飽き性なので子供の頃から何をやっても続けられず、すぐ他の事に気を取られてしまうんですよね。だから友達とかの話を聞いていて、「小さいころからずっと○○やってるんだよね~」みたいな話を聞くと羨ましく思えてきます。自分にはできないことをやっている人と話をしているとついつい聞いちゃうんですよね。そんなことってありませんか?僕の父親は子供の頃からずっと大学まで剣道をやっていたので、たまに本当にこの親の血を引いているのかなぁ、なんて思ったりすることもあります。ネットサーフィンが趣味みたいなものなので最初にココナラを見つけた時は、おもしろそ~と思って登録はしましたが何を出品していいのかは分かりませんでした。多くのプラチナランカーの方のサービスを見ていくうちに「話し相手・ぐち聞き」というサービスがあるということを知って、僕は過去にフリーダイヤルの経験もありますのでとりあえずやってみようと思い見切り発車で出品してみました。昔から自分の話をするのは得意ではなく思えば人の話を聞いてばかりいました。自分の家が特別裕福な家庭ではなかったので自分の好きな物を買ってもらった記憶はほとんどなく、いつも友達のゲームとかオモチャなどを借してもらったりして遊んでいました。幼少期の頃は学校の友達などには自分から声をかけたりはしていましたが、その後はずっと友達のことばかりを聞いたりして、なるべく友達に話をさせるようにしていました。自分のことを話すのが得意ではなかったので友達のことをいろいろ聞くことで、沈黙というかその場をしのいでいたんだと思います。質問というか様々なことを聞くことで答えてもらえるのが楽だったんですね。学生時代はそんな感じで友達を作っていました。自分には得意なことが何もなく話すことが無かったので、友達の得意なことなどを羨ましいと思いながら聞いていたのかもしれません。大学を卒業してブラック企業に入社し、新入社員の頃は営業からスタートするのがこの会社の伝統みたいなものでした。話すのは得意ではありませんでしたが新規開拓をやらされることで、1日に何十件もの新規のお客さんの自宅のインターホンを鳴らして営業することもありましたし、電話帳の「あ」行から順番にテレアポを何百件もやらされました。会社の商品やサービスを売るのは得意ではなかったので、数年が経過し営業からは外されてしまいましたが、お客さんとはよく話をしていました。お客さん自身が自分の過去の出来事や家族のことなどを喋るのが好きな方も沢山いました。その後は別の部署に配属されましたが、フリーダイヤルを取り扱う部署では様々なお客さんと話をする機会もありました。受話器を取った瞬間にいきなり怒鳴ってくるお客さんには最初はビックリしましたが、慣れていくうちに扱い方なども覚えていきました。やっぱり慣れることって大事ですよね。ほとんどのお客さんは営業マンの不満とか会社の商品やサービスなどの不満が多く、1人のお客さんと3時間近く話すということもありました。最初はずっと会社のサービスの不満やグチばかりだったのですが、いつのまにか自分の家族や身内の話になっていたりして喋り終わった後はスッキリされているような感じでした。最初はものすごく激怒されて電話を掛けてこられたお客さんも、話をしていくうちに怒りも段々和らいでいき電話を切るころにはスッカリ怒っていたことも忘れているような感じでした。この経験を何度も繰り返していくうちにやっぱり「お客さんと面と向かって話すことは大事なんだなぁ~」ということを体感してきました。そこで僕自身、これと言って得意なことはないけれども、人の話を聞くことはそんなに苦ではないことに薄々気が付いてきました。思えば会社の上司や先輩との飲み会でもいつも不満や愚痴、自慢話なんかを聞かされていたので、常に話を聞く側であったということを思い出しました。時には単なるお酒の飲み相手、話し相手みたいな感じで付き合わされることもありました。当時はMr.イエスマンでしたので上司の誘いは全て参加していました。ですので自分には話を聞くというサービスは向いているのだと思い「話し相手・ぐち聞き」というジャンルで出品することにしました。これは自分の過去を振返るというブレインダンプをやったことによって気が付くことができました。





話せてスッキリした…




実際に電話サービスを始めて見て、お客さんとの会話の中で、「話せてスッキリした…」とか「そういってもらえると何だか心がスーとした感じがします…」みたいな声を聞くと、やっぱり電話サービスを始めてよかったなぁ、と思うようになりました。これらの一言を聞くだけで今までの疲れみたいなものが一瞬で吹っ飛びます。スリーポイントシュートを決めた瞬間のネットを揺らす音が聞こえてくるのと同じ感覚ですね。「この音が俺を何度も蘇らせる…」みたいな…笑。ただ話を聞くだけ…されど話を聞くだけ…簡単そうには見えますがそれが苦手な人もいます。でも自分とっては苦手ではないことが分かりました。




親孝行



恥ずかしながら大した親孝行はできていません。仕事が忙しいからとか、毎日時間が無いからとかいいわけしている内に時間がドンドン過ぎ去っていることも実感していますので、たまには電話をしています。何のたわいもない世間話を小1時間程して電話を切ります。いつの間にか入れ歯にはなっていたのですが「あ~話せてよかった、スッキリした」という声を耳にすることで、改めて話を聞くってものすごい力があるんだな~と思うようになりました。電話のすごさを電話サービスを経験することで更に実感が湧いてきました。ただ話すだけ…されど話を聞くだけ…それだけで次の日もがんばろう…という活力みたいなものが湧いてくる人も多いですよね。





電話サービスのメリット





電話サービスをやることによって改めて電話サービスのメリットについて気付かされることがありました。始めた頃は無料で電話ができる時代に、わざわざお金を払ってまでサービスを購入する人なんていないと思っていました。でも稼いでいる人がいるからとりあえずやってみよう~みたいな感じでスタートしました。そこで実際にお客さんと話をしていくうちに、「普段、人に気を遣って本音を喋ることができない、家族や友人、身内ですら気を遣ってしまい偽りの自分を演じている。」みたいな話をされているお客さんもいました。「ちょっと話すだけでスッキリした、これでぐっすり寝れそう~」みたいな声を聞くたびに何の取り柄もない自分でも人の役に立つことができるんだなぁ~と考えるようになりました。今まで自分の常識というか価値観というものが崩壊した感じでした。自分の存在を明らかにしたくない…、個人情報は隠したい…、でも誰かと話したい…、ちょっとだけお喋りしたい…、話すことで気分が安らぐ…、っていう人が世の中にいる、ということを初めて知ることができました。そういった人達からすると、この電話サービスというのはかなりのメリットになってきます。お金を払うことで、自分の喋りたい時にお喋りできて、電話を切りたい時に切ることができます。家族や知人、友人などには無料で電話をすることができますが、その都度相手の状況を考えたり気を遣いながら電話をしなければなりません。「今忙しくないかな~」とか「この時間帯に電話を掛けると迷惑かな~」などを考えたりしてしまいます。でも電話サービスであれば「今すぐ相談可能」と表示されていれば、そういった気を遣わずに済むことができます。日常生活において周囲の人達と自然に会話するのが当たり前、という人もいれば、人と話すことが苦手、常に周りの人に気を遣いながら生活している、変な趣味を持っていることを友人や知人、家族には知られたくない、という人たちが世の中にはいるということ知ることができました。僕自身、得意なことが分からなくて自己分析をやったり性格分析みたいなのをやったりして様々な考え方や性格のタイプがあることを知識としては知っていましたが、実際に多くの人と話すことでそれぞれ価値観が違ったり、自分の中での優先順位が全く違うことなどを実際に話すことでより理解が深まりました。





努力は夢中に勝てない




電話サービスを始めたことで、同じ時期に始めた出品者さんもたくさんいました。けれど月日を追うごとに次々と去っていく出品者さんも大勢います。それはやはり思ったように稼げないことが主な要因だと思います。個人ブランドで勝負する厳しい世界ですので、どんなにスキルがあろうともお客さんの目にふれなければ、お客さんに気に入ってもらわなければ稼ぎ続けるというのは難しいと思います。多くの出品者さんをリサーチする中で、「この人は無理しながら出品し続けているんだろうな~」とか、「この人はお客さんと会話するのがホントに好きなんだろうな~」ということなどが、なんとなくですが分かってきます。イヤイヤ努力しても続かないですし、やっぱりそういう雰囲気みないなものはお客さんには伝わってしまいますよね。でも実際に稼ぎ続けているプラチナランカーの人達をみていると、お客さんと話すことで自分自身も楽しんでいるんだろうな~みたいな感じが伝わってきます。楽しい雰囲気をかもし出していると人が集まりやすくなります。ココナラで出品するということは、稼ぐことが目的の人が多数派だとは思いますが、中にはお客さんと会話することが楽して続けているという人もいます。楽しいから続いているのに、その人たちに「何で継続できるんですか?」って聞くのはおかしな話ですよね。






幸せとは…




僕自身、幸せとは何なのかは今のところはっきりとは分かっていません。幸せの定義や価値基準は人それぞれ異なりますので、1つの答えみたいなものはないんだと思っています。「お金がたくさんあるだけで幸せ…」とか、「名誉あるから幸せ…」とか、「毎日若くて可愛い子に囲まれているだけで幸せ…」、「毎日高級車を乗り回せることが幸せ…」、「毎日好きなことに没頭できることが幸せ…」、「健康で毎日過ごせることが幸せ…」、「毎朝朝日で目が覚めることができることが幸せ…」、どれも正解なんだと思います。「毎日幸せだな~と口にすることで幸せが向こうからやってくる」みたいな話も聞いたことがあります。電話サービスをすることで幸せについて考えるようになりました。「話せてスッキリした…」という声を聞くだけで、何の取り柄もなかった僕が人の役に立つことができた、ということを実感することができたからです。今の自分にできることで、人に「ありがとう」と言ってもらえることが幸せの一部に含まれているんじゃないかなぁと思うようにもなりました。もしかしたら自分の幸せを探すのが人生なのかもしれませんね。よかったらあなたの幸せについて教えてくださいね。




最後に



ズラズラと電話サービスを始めた理由などについて書いてきましたが見切り発車で出品し、それから実際に見ず知らずのお客さんと会話することで、「話せてよかった…」みたいなことをお客さんに言ってもらえることで、サービスを出品してよかったなぁと思うことができましたし、人それぞれ価値観が全く違うことなどを改めて知るキッカケにもなりました。



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