日本文化の伝承のひとつに「年賀状」があります
低学年にはお勧めです
国語科で取り上げるか 生活科で取り上げるかによって、行動目標は変わります✏✏✎✎
低学年なので、合科で取り組んでもよいでしょう
1教時でおわせます
今回は国語科としての実践を紹介しましょう
ご参考になさってください
光村図書出版1年生国語下には「かく てがみを かこう てがみで しらせよう」の単元があります
年賀状ではなく、葉書、内容は近況を伝えることをねらいにしています
書く分量は3ー4行です
絵も入れます
さあこの条件で始めましょう
① お手紙もらったことある人?____挙手←すごいね:褒める
誰から どんな時にもらったの?__挙手←すごいね 2名ほど氏名、紹介
② お手紙書いたことがある人?______挙手←すごいね:褒める
誰に どんなこと書いたのかな?___挙手←すごいね:褒める
2名ほど氏名、紹介
③ 教科書p66-67を開きましょう
どんなことが書いてあるのかな
読みますー範読します
1枚目のお手紙 誰へのお手紙ですか___おじさん
どんなお話しですか___雪が降ったこと
*子供の答えは。オープンフリーで発言して構いません
この方が一人一人が口にするので、意欲が高まります
忘れたはならないことは、必ず褒めること「そうだね」「よく聞いてい
たね」
2枚目のお手紙を読みます
以下同じです
④ お手紙のひとつに「年賀状」があります
___ 知ってる 知らない と口々に言います
「年賀状」というのはね・・・・・と、簡潔に説明します
この部分が「文化の伝承」指導です
「書いたことある」「見たことある」・・・・と、
子ども達は必ず「自分の経験の有無」を言います
これを、すかさずキャッチ!!!
「みんな、各気満々ですね♡では、ここの勉強では、ひとりひとりが年賀
状を書く練習をしよう」
この流れが、「主体的な学び」に剝て手の「子どもが自ら作った学習課
題」となります💘
「教科書開いて!手紙書くよ!!」では、子どもの関心も意欲も、全く上
がりません
手間がかかるのですが、この手間が「主体的な学び」を育てます
⑤ 書き方を説明します
1 お年賀状は、はじめに、あけましておめでとうございますを書きます
2 教科書の手紙のように できごとを書きましょう
年賀状は特別です 冬休みにはまだなっていないけれども やる予定
のことを書きます
3 皆さんの冬休みは どんな予定があるかしら
___ばあちゃんちに行く___いいねえ
___どこにも行かないで、みんなでゴロゴロ過ごす
__それもいいわね
数名の予定を聞きましょう
4 じゃあ そのことを書こうね
質問します 文のほかで 雪が降っていることがわかるヒントがあり
ます 何でしょう
___雪を書いてる
___絵だ!
そうです 良く見つけましたね
皆さんも 絵もかき入れましょう
だいたいここまでで、始まったから13分ほどです
5 さあ、では、書くよ____たのしみ♡
今から一人一人に葉書を渡します
20分間集中して書きます
わからないことや不安なことは 手を挙げて先生に聞きます
では はじめ!
日ごろは いつも騒がしい子ども達ですが、一言も話さず、「没頭」できました💘
担任は、見渡して 不安そうな子や進まない子によって行きます
そして、そおっと声を書けたり頭をなでたりして「支援」しました
隣の子に話しかける子には、すかさず近寄っていつて、「先生に聞くんだったね」と、小声で尋ねます
日常は騒がしい学級なので、「没頭」は難しいかと思いきや
集中してすぐに取り組む子がほとんどでした
「素晴らしいね」「集中しているねえ」褒めます
長くなりました😢
この続きは次回(^_-)-☆