「アドバイスを試してみたら、聞いてくれました👂」

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学び
「僕の話が 伝わらないんです」
B先生は、2年生の担任になった初任者さんです
24人の1学年1学級、つまり単学級
職員室の雰囲気もとても良いし、教頭先生も実践家で頼れる存在です
B先生は、職場で支えられ、実践の相談にも日常的にのってもらっています
しかし、不安はたくさんあるといいます
週1回 私に会うときは B先生曰く「何でも話せるので、ほっとします」💚

前回 私の立場は「指導です」と書きました
立場上はそうです
しかし、私自身は「カウンセリング」か「コンサルティ」だと説明しています
教育センターでの担当者同士の研修会でも はっきりと明言し、指導主事からも支持を得ています💚
また、各校の校長さんにも、その旨を伝えて賛同を得ています💚
教育委員会や校長さんは、初任者に退職されては困るからです
教育委員会が 厳選した人材です
今、初任者の定着率が全国的に落ちているんです

初任者さんは、日々 緊張にさらされています
そして、あちこちで「指導」を受けまくっています
初任者研修会での集まりは当然のこと、
赴任校の中でも、初任者研修の時間が課せられています
職員室に戻っても先輩方がOJTと親切心で、いろいろ教えてくれます

ありがたい(^^♪ 
でも、初任者さんは、インプットだらけで、実はへとへとなのです( ;∀;)
だから、私は、初任者さんの「オアシス」になったんです
「ここにきて、先生(私のこと)と話すと、ほっとします」
「ここに来るのが 楽しみです」
「先生がいなかったら、6月でやめていました😢」
等々、日ごろのインプットと緊張につかれて
ここが「本音を吐き出す場所」です

だから 初任者さんは、日ごろの不安を吐き出したり
優しい同僚にも聞けないことを 私に尋ねたりできる場を提供してきました💚
B先生もそのひとり・・
それで、最初のつぶやきです

確かに、2年生はまだまだ自己中心性が残るので、一斉指導でも聞いていない場合は多いし、聞いていたとしても不安があるから確かめるのです
そう説明をして、次のようにアドバイスしました
① 急に発問指示をしない
  ⇒「さあ、みんな、先生からお話ししますよ」と 前置きをする
   主要な発問や指示であればあるほど 集中させてから 話しましょう
これを聞いたB先生曰く
「確かに 僕自身も研修会で聞いているとき 突然いろいろ言われると、絵、待ってくださいと、心の中で言います 子供も同じでしたよねえ。」 
⓶ 指示内容は、2-3個までにする(2年生は、2個が限界)
  ⇒「1つ目は、・・・」「2つめは・・・」
   本当は、1つずつ提示したほうがいいんだけどね
B先生曰く「ぼくも、3つ指示されたら、不安です」
③ その指示は発問は、視覚的に掲示する
  つまり、key wordを張るか書くかする

B先生は、頑張りました
次の週に合うまで、とにかく24人を集中させました
全員が自分の方を向くまで待ちました
「待つ」のは辛いんですよ
でもB先生の根気に負けて(笑)子供たちはB先生の方に集中するようになりました
2週目を過ぎると、子供同士で注意しあうようになってきました
3週目には、ほとんど💮
そして、B先生自身にも ステップアップ!!
「僕 次々と喋りまくっていたことに気だ付きました。」
「まだまだ、銀にしてはできないんですけれど・・・」
私曰く「大丈夫です!!頑張っていますね その積み上げる姿勢が大事なんですよ💚」

さて クイズです
今の時代 共有の最優先は なんでしょう
① 場所
⓶ 時間
③ 情報
④ 感動
答えは、明日💚

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