良い部分にスポットを当てて、要録をかこう✐

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学び
地域によっては、卒業式も終わりました
1年間のお勤め、そして年度末の激務、お疲れさまでした
まん防のせいで、休校や閉鎖・・・例年よりも 忙しかったあ…

とうとう、年度末、ほっとする間もなく
提出文書の嵐です
山のようにある報告書等の中で、絶対提出を求められるのが「公簿」です
その筆頭が、指導要録です
  近年、どの自治体でも電子化が進んでいます
  手書きはぐんと減っています 楽になりました
20年保管の公文書です
  母校に赴任した同僚が、(そんなことしないでほしいのに)自分の要録を
  見たのだそうです(普通ならばそんなこと絶対しません 私も25歳の時
  に母校に赴任しましたが、そんなこと考えもしなかった)
  そして、プンプン怒っていました
  当時の校長が、彼の卒業担任だったのです
  校長は、子供のころから俺を評価していない 等々
  (だいたい、大人になってそんなことをするのですから、いわんや子供の
   ころは・・・だと思いませんか)

今の時代、情報開示が求められることがあります
上記の先生のように、秘密に盗み見なくても 堂々と見ることができるのです
小学校の指導要録の情報開示を求められることは、まずありません
しかし、私立中学受験などで提出を求められる場合もあります
厳封の上、提出しますが、中には受験校に提出せずに、自宅で開封してしまう保護者もいます
その上、上記の教員のように文句をいう保護者までいる時代です

要録は「いつ見られてもよいように、いいことだけを書きましょう」が鉄則!
文句をつけられるからという理由もありますが、
20年間の残るものですから、よいことを書き残しましょう
先生と合わないキャラの子供でも、何かひとつは見つかります
キラッと優れたことでなくてよいのです
「普通のこと」でよいのです
それを取り立てて書きましょう
そう考えると、書く私たちも少し気が楽になるでしょう

要録のコメントは、年度末に書き始めるのではなくて、
学期ごとの通知表所見に少し手を加えると、効率的です
ざっくばらんにいえば、楽です
効率的は、言いかえれば「脈絡のある仕事」をするということです
さあ、やってみましょう
通知表の所見データは、まだ残っているはずです
コピーもできますし、要録用に文末を変えてもいい
または、さらりと読んでその子の姿を想起してみましょう

思いのほか、さらりとかけるようになります
さあ、もう少しで「教員にとっての本当の春休み」が待っています
もう一息です
まず、試しにやってみましょう💛💚💙
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