テストを購入すると、どこ会社のものでも「個人用の解答用紙」が付いています
何故だかわかりますか?
自己採点させるためです
課題を自己解決することが求められています
もう、20年近く前からです
テストをして、「すぐに」「自分で」解答と見比べるといいことがたくさんあります
① まぐれ当たりは、当たりだという自覚
⇒正答を強く意識できる
② 無答や誤答は、こう考えればよかったんだと、すぐに正答が分かる
⇒解説もあるので、先生が一斉に説明するよりも、分かりやすいかも・・
③ 微妙なニュアンスの違いに気が付いて、先生に相談することで、正答に迫
ることができる
⇒ 例1 Q:同じ大きさの角を答えなさい ✖ A
○ 角A
⇒ 例2 Q:なぜでしょう ✖ 大きい
○ 大きいからです
テスト時間を設定し、10分前になったら、自己採点してもよいことを板書します
自己採点をしたら、一人一人、対応します
個人のタイムラグが生じるので、混雑はしません
実は、この時間が大事!!!!
今回は▲ 残念ですね
今度から「角をつけましょう」「~からをつけましょう」と個別に指導が
できます
テストが終わって何日もしてから、テストを返されて、「間違いを直して
きなさい」といわれても、気が乗りません
今更、考えなおすなんて面倒です
ましてや、誤答ですよ
正答を見せられても、写して終わりです
失礼ですが、ほぼ無駄な時間です
④ 一人一人の状況を見て、共通して間違っている問題の補充をすることが
できる
自己採点の質問や確認をしていると、児童が間違えやすい部分と、その傾
向を把握できます
何問もしている必要はありません
1-2問、5-8分間くらいで十分です
この誤答は、先生方ご自身の指導の「落ち」でもあります
教科書のページを示し、ポイントを絞って、「教授」しましょう
数日後返却されて、当たろうが外れようが、今更言われても、もう無
理・・・という気分です
誤答の解説指導をされても、頭に入りません
満点なら喜ぶだけ、悪い点なら「またかあ」と思うだけです
「即時性」が有効です
ここまで読んで、「やってみたいけど、ごまかしりたりうそをついたり、消して書きなおしたりするから子供は信用できない」という先生もいらっしゃいます。
悲しいことです 日ごろのあなたの指導はその程度なんですね
やむを得ません
それでもやってみてください
「間違いやできないことを見つけるための自己採点です 正直に○×をつけ
ましょう」
「たとえば、消しゴムで消してごまかして、10点増えたとしましょう。しか
し、その行為は、残念なことに、あなたの信用が100点どころかマイナス
10000点になってしまうということですからね」
きっぱりとはっきりと、「社会のルール」を、言いましょう
さあ、試しにやってみましょう💛💛
大丈夫ですよ💚