タロットなどの卜術(偶然性をもって移ろいやすい現時点での状況を占う術)は、
あくまでも写真のようなものです。
シャッターを切る瞬間(占う瞬間)の状況によって、
未来の青写真も違って見えます。
例えば…
✧ 【写真を撮るときの】人の表情 は、
= 【占いでは】現実の、あなた(や相手)の心身のコンディション に該当します。
✧ 風の強さ・光の当たり具合など
= 現実の周囲の状況
✧ レンズの角度(上から上目遣いになるように撮る・カメラを地面に置いてアートっぽく撮るなど)
= どの角度から占うか(現状なのか、気持ちなのか、状況の流れなのかなど)
✧ どの範囲を写すのか(アップで撮る・集合写真など)
= スプレッド(ケルト十字か、二者択一かなど)
✧ 最後にかけるフィルター
= 占い師の(個人的な性格や経験による)解釈
同じメンバーで写真を撮っても、
寸分たがわず同じ写真は撮れません。
一枚の写真(一つの占い結果)だけで、
すべてを知ったと思い込んでしまうのは危険です。
写真にも、
写りが良い時と悪い時があります。
ただ、その写真(占い結果)に写りこんでいるものも、
確かに現実の一面です。
例えば、普段すごす部屋の一面を鏡張りにしてみたら、
いつもは気付けない
ふとした瞬間の姿勢や体形、食べ方など、
自分の姿に驚くことも出てくるでしょう。
TVに出ている人々が
綺麗になっていく理由の1つです。
第三者視点の力は、絶大です。
日常生活では、第三者の視点から
自分自身や、置かれている状況を眺めることは
容易ではありません。
それを手助けしてくれるのが、占いです。
今のあなたを写すと
どんな写真が撮れるでしょうか。