久しぶりの友にSNSやんない~と誘う

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学び
昭和の40年代も後半の頃に小娘の私は姉が買ってくるモノで世間を見ていた。

例えば服。

当時はハマトラという湘南の海を思わせるような風によくなびく素材で作られていた服があった。なんともその色合いとデザインに心惹かれた。

例えば音楽。

「尽きせぬ波のざわめく声に今夜は眠れそうにない・・」井上陽水の爽やかな声。異国を語っているかに思えたその歌詞にトキメク。

時は平成となり20歳の時に志しを絶ったデザイナーの職にありつけた。

孫のように愛おしい8歳の娘とショッピングモールでぶらぶらしていた時になんと婦人服の店員さんからスカウトされた。最初は面白半分に聞いていたが愛想の良い店員さんの言葉に封印されていたデザイナーへの思いがふわっと蘇る。帰路の途中で娘がこう言った・・「お母さん一期一会だね」

まさかの言葉にガビョ~~~ン~
娘の言葉に心が動いた。

スカウトを受けた。

久しぶりに出会った友は当時一緒に働いた先輩だった。
あの頃の先輩は黒髪がお尻まで長くてまるで陽水の歌詞に出てくるような女性。同性として憧れる存在だった。

その品の良さは今も変わらずである。

先輩に提案した。

二人でSNSやんない?

ノートにSNS構想を描いて説明した。

アバターの名前も考えた。

#いちごとみかん

友曰く『いいねぇー』

つづく

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