SPXLというETFをご存知?
S&P500指数の値動きに3倍のレバレッジをかけたETFだよ。
当然、株価が上がっていれば3倍の利益になるけど、下落した時もまた同じ。
そんなレバレッジがかかった金融商品が暴落するとどうなっちゃうの?という内容をSPXLを例に説明するよ。
まぁ、悲惨なことになります・・・。
ただ、うまく使えば資産UPを加速させられる便利なETFではあるので、買う人は今回の記事でよくリスクを理解して、暴落した時の対処をあらかじめ決めておこう。
SPXLって??
Direxion社が提供する3倍ブル型と呼ばれるETFだよ。
S&P500指数に連動していて、S&P500が1%上がるとSPXLは3%上がる値動きをする。
下がる時もほぼ3倍下がる。
ありがちな誤解として
「ずっと持っていればいつか株価が上がったときに3倍儲かるだろう」というもの。
単純に値動きだけが3倍なわけではないのだ。
取引価格が上下動を繰り返すようなボックス相場ではSPXLの持つ価値は原理的に下がる。
“数倍に連動”するのは、日々の値動きに対してで、指数が日々上下する状況で保有し続けると、ズルズルと下がってしまう。
つまり、もみ合い相場に弱い。
これを知らない人が多いんだよね。
値動きの仕組み、特性については、2倍ブル型の投資信託であるiFreeレバレッジS&P500の目論見書が分かりやすいよ。
基本的には短期売買に適したツールと理解しておくべき。
レバナス!といってもてはやされたけど、資産のコアとして持つ金融商品ではないからね。
S&P500とSPXLの取引価格の比較
次はS&P500種指数へ投資するVOOとSPXLの推移。
黄色のラインがVOO、青のラインがSPXL。
凄まじい差だよね。
過去10年、S&P500種指数は絶好調。
時々調整はあったものの大きく成長してきた。
その恩恵をうけて、SPXLは大きく下落することもありつつも、下落より上昇した時期が長かった。2021年末まではね。
でも、2022年の下落相場では、3倍の特性によってこんな状況になってるんだよね。
2021年末に買っていたと想像すると、恐ろしいね。
まとめ
結論は、SPXLは暴落したらとんでもない下がり方をするということ。SPXLが設定されたのは2008年11月で、リーマンショックによる暴落の後。
ころなまでは設定後に大きな暴落は経験していなかったんだよね。
S&P500種指数は暴落で大きく下がるもの。市場平均だからね。
その3倍値動きするのだから暴落時には凄まじい下がり方をする。
そして、その仕組み上、持ち合い相場では価値が下がるので回復するまでに長い時間がかかる可能性がある。
先にも言った通り、基本的には短期売買に適したツールと理解しておくべき。
または暴落時に買うのが良いよ。
今なんておススメの時期と言えるね。2022年の暴落後、2023年はもうひと段落の大きな下落があるかもしれないけれど、再び上昇トレンドに乗る可能性が非常に高い年なので。
最後まで読んでくれてありがとう!
資産形成の方法は一度身につければ一生の知識。
僕は、
「関わってくれた人のお財布と心を豊かに」
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