PERって何?株の割安、割高判断にPERはどう使うのか。

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マネー・副業
こんにちは。HIROです。

元ダメリーマンで鬱だったけど、なんとか人生の逆転に成功。

本業と米国株式投資と合わせて1300万ほど稼いでいます。
現在、総資産6200万円ほどです。

さて今日は、株が「割安かどうか?」の判別の仕方について解説する。

ちなみに初心者の人向けね。

では、早速結論から言うと、

PERが低いほど割安

以上!

まぁまずは、これを覚えておいてくださいな。

ただ実はこの数字が低いからと言って、

「割安だ!」と飛びつくことはとても危険だし、PERが高いからと言って買わないことは機会損失になることもあるので、正しく理解して欲しい。

PERはあくまで”指標”なので、判断する目安として考えた方がいい。

と言うのも結局、将来的にどの株が上がるか?はわからないからね。
PERが低くても、


「この株は今、割安だ!」

とは言い切れない。
まず、PERとは、

Price/プライス = 株価
Earning/アーニング = (1株当たりの)利益
Ratio/レシオ = 比率

の頭文字。

日本語では“株価収益率”と呼ばれる。

よく用語解説などでは

「株価が1株当たり純利益の何倍まで買われているか?」

なんて説明がされている。


でも意味がわかりにくい・・・。

と思う。

なので別の覚え方も教えます。

PER= (株式)時価総額 ÷ 純利益

時価総額ってよく聞くけど、
時価総額=株価✖️発行済みの株式総数のこと。

純利益は
1株当たりの利益✖️発行済みの株式総数。

つまり、PERは
「会社の稼いだ純利益が
 何年で時価総額になるか?」
ということを表している、と言える。

時価総額100億円の企業が、1年間で10億円の純利益を出せば、
純利益10年分で時価総額になる。
だからPERは10倍

ってことね。


そもそもPERは、
「何年で元が取れるか」

の評価をするために生まれた指標だ。

だから、
「PERの数字が低いほど割安」
と言えると言うわけ。
短い期間で元が取れるってことね。

ちなみに、割安かどうかの判断の基準は一般的に
15倍と言われている。

つまり、PERが15以下なら割安ということ。

ただ、PERだけで株の購入判断をして良いわけではないことは知っておいて欲しい。

なぜかというと、

「PERは過去の数字で算出するから。」

1株当たりの純利益は過去の数字。

これからずっと同じ利益を稼げる保証はない。

だから、PERと同時にその企業のビジネスモデルの将来性をきちんと判断することが大切。

☑️今後も成長していく可能性が高いビジネスを展開しているか?
☑️社会の需要に乗っているか?
☑️業界で優位性がある?
こう言った観点でよく情報を集めよう。

それから逆に、テスラみたいな企業はPERがめちゃ高い。
年初から株価が下がったけどそれでもPERは200近くある。

じゃあ絶対買わないかと言うとそうではないよね。
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このように収益は右肩上がりだし、

スクリーンショット 2022-03-23 8.30.15.png
負債比率は下がっているし、

何より、ファンダメンタル的にも自動車のEV化の流れは凄まじく、

明らかにテスラはその流れを牽引する存在。

こう言った将来性から、PERは高すぎてもこの会社に資金が集まって株価が上がってキャピタルゲインが得られる。

こう言う場合は、PERだけを見ていても割安かどうかを判断できないよね。

だから基本はファンダメンタルが強いか?

これが重要。

はい、と言うことで

PERさえ見ていれば、その株が割安か割高か?は完全には見極めることはできないけれど、

最も基本的で有名な指標ですので、覚えておいて損はないと言うお話でした。
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